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自転車で小さな旅
旅をコンセプトとするサイクリングガイド

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7月16日

JR大阪駅のグランフロント大阪で『水屋・水塚』のパネル展があったので見てきた。
水屋とは河川の氾濫による水害対策として、盛り土をして家屋を周りの土地より高くする建築様式で特に大事な母屋や蔵を更に高くした建物の事。
全国でも水害の多い河川周辺には建物にもいろいろな工夫がみられる。

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この水屋建築が残る岐阜県海津市を訪れた。
海津は濃尾平野を流れる揖斐川、長良川、木曽川の木曽三川の河口で輪中の町。

国道258号線の『道の駅月見の里南濃』よりスタート。
羽根谷だんだん公園のさぼう公園でオランダ人土木技師『ヨハネス・デ・レーケ』先生の巨石砂防堰堤を見学する。

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江戸末期に幕府のお雇い外国人として来日したデ・レーケ先生は日本各地の砂防・治水の工事を手掛け『砂防の父』とも呼ばれている。
詳しくは近いうちに紹介するつもりです。

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公園から木曽三川が作る輪中の平野部が一望。

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海津市の高須地区で石垣を積んだ水屋を見る事ができた。
大きな川に挟まれたこの地域では水害はいつか来るかも?ではなく、いつ来ても大丈夫な様に!って心構えなんだな。
防災意識の高さは見習わなければいけないと思います。

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海津市歴史民俗資料館(入館料310円)に立ち寄って海津の歴史をお勉強してから再スタート。



国営木曽三川公園のある油島には治水神社がある。
1755年に幕府の御手伝普請として薩摩藩が行った宝暦治水の犠牲者が祀られている。

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長良川大橋で長良川を渡ると木曽川との中洲となる。
船頭平閘門は長良川と木曽川をつなぐ水路。

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公園内にはデ・レーケ先生の全身像。『治水の恩人』とある。

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デ・レーケ先生の関係した木曽三川分流の背割堤を10キロ近く北上する。
左が長良川、右は木曽川。

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木曽川に見られるワンドは100年前の明治改修で作られた木曽川ケレップ水制群。土木遺産に登録されている。
人工的な岸を作って川の流れを緩くする。現在は動物や魚の住まいになっている。

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建物や橋やダムなどの建造物を自転車で訪ねるのが好きだ。
でも、その土地の特徴的な建造物にはちゃんと理由があるんですね。
できればその土地の歴史などを少しでも知ってから訪れたいと思うんです。


河川の土手ではいつもより青い空が広く感じた。
川も山も空も花も、もう夏の準備はできていました。

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翌々日の7月18日 近畿、東海地方も梅雨明けとなりました。





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