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自転車で小さな旅
旅をコンセプトとするサイクリングガイド

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9月9日

今まで旅の途中で立ち寄った駅が知らないうちに廃線になった事はある。
廃線跡のサイクリングロードを走った事もある。
しかし今回は違う。三江線は来年2018年3月で廃線になる路線なんだ。


三江線は広島県の三次駅から島根県江津市まで路線距離108キロ。
35駅の殆どが無人駅で一日の平均乗車客数が一桁のローカル線に沿ってサイクリング。

走りたいって言ったら、岡山のイバ先輩が車で連れて行ってくれる事になった。
毎度、後輩のムリなお願いを聞いてくれて本当に感謝だ。(本当はさみしがり屋さんなのかも?)
スタートの三次は江の川の盆地で霧の町と呼ばれる。

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今回は三江線サイクリングキャンペーンにも参加した。

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中国地方最大の江の川は、場所ごとに表情を変えてくれる。
今回は国道のある右岸ではなく、地元の人が利用する左岸を走る。
道がいいとは言えないが、地元集落の景色を見る事が出来る。
赤い瓦はこの地方特有の石州瓦だ。

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三江線が全線開通したのは1978年だそうだ。
歴史のある口羽駅でも駅前に自販機すらない。

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宇津井駅
地上から20mの高さにある駅舎は日本一。
それもあと半年か・・・

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島根県の名峰、三瓶山がきれいに見える。
活火山なんだって。

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約66キロ走った浜原駅の集落でようやくお店を発見。
コースを通じてお店はないと思った方がいい。

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全線開通以前に開業した岩見川本駅周辺が唯一の町と言える。
駅前には国鉄時代の懐かしい雰囲気が残る。
駅スタンプも以前のバージョンだ。

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三江線の約40年間には中国太郎と呼ばれた江の川の水害で不通になっていた時期も長いそうだ。
駅名看板の横の青いラインまで水位が来たとの印が残っている。

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堤防より低い線路には陸閘のある珍しい風景。

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道路と線路が近く、柵やガードレールもない。
地元の人の鉄道に対する気持ちと一緒なのかな?

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車を置いた三次に戻るイバ先輩は川戸駅から輪行で引き返す。
江津から三次までの直通列車は一日に2本しかない。
以前、乗客が2名だけで3時間以上の乗車時間が淋しかったらしく、『一緒に帰らない?』としきりと言っているが、来た列車には鉄っちゃんが一杯乗っていたので淋しくないだろう。

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イバさんを見送って走り出す。
江の川の河口に江津市街が見えて今日のサイクリングも終わりが近い。

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島根県江津市は東京からの移動距離の最も遠い場所だそうだ。
公共機関では一日ではたどり着かないらしい。

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三江線の一日5本の時刻表を眺めて、廃線前に走りに来れて良かったなと思った。
(イバ先輩は乗らなきゃ意味ないんじゃない?って言ってたけど。
私はそこまで鉄っちゃんじゃないもんで・・・)

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ルートラボ  約120キロ





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