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自転車で小さな旅
旅をコンセプトとするサイクリングガイド

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5月3日
『そこに行ってみたい』って気持ちがペダルをこぎ出すきっかけになると思う。
『大井川に行きたいんや!』って岡山のイバ先輩からの連絡に『連れてって下さい!』と返信を返す。
GWはどうしようかな?って思ってた所に『行きたいんや』ってイバ先輩の言葉が私の背中を押した。


大井川鐡道新金谷駅から終点の千頭までは約40キロ弱の輪行。
始発の金谷駅よりレトロな駅舎が旅心をくすぐる。

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切符は硬券、輪行には今も手回り品切符が必要です。

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9時台の千頭行は山岳に強いと言われる元南海電鉄高野線の丸ズームカー21000形。
気分は青春時代に戻った様だ。

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千頭駅より県道77号線を大井川に沿って走る。
おじさん二人のバカ話も旅のサイクリングの醍醐味。

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南アルプスを水源とする水量豊富な大井川は戦後農業用水や水力発電の為に多くのダムが作られた。
多目的ダムの長島ダムを上からのぞき込む。
高さと迫力の放水に結構喜んでいるイバ先輩。

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千頭駅から約11キロ 300mアップでちょっと疲れた頃。
『うぉ〜!見えた〜!』叫んだイバ先輩が見たかったのはココ。
大井川鐡道井川線 奥大井湖上駅の風景。

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長島ダムが作る大井川のダム湖の半島部分を繋ぐ鉄橋の駅。
駅周辺には集落も無く、日常では乗降するお客さんは皆無の秘境駅だ。
鉄橋を歩いてみる。喜ぶイバ先輩。

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千頭駅に戻る途中の長島ダム駅からアプトいちしろ駅への90パーミルの急坂を下る列車を眺める。
井川線は日本で唯一のラック式鉄道。

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千頭駅へ戻ると丁度蒸気機関車が出発する所。
SLが走るのはイベントではない。
大井川鉄道は日本で唯一日常運用されてる路線だ。

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井川線にはレトロな駅舎も多く、立ち寄りたくなる。
田野口駅

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地名駅の近くには『日本で一番短いトンネル』
何のために造ったの?

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谷合を流れていた大井川の川幅が広がり、広い平野部になると水の流れも穏やかになる。
大井川用水事業としてダムが沢山作られた事で、実は水不足が問題ともなっているそうだ。
かつてはもっとゴウゴウと水の流れる川だったんだろうな。

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島田市まで走って、世界一の長さを誇る木造歩道橋として1997年にギネス登録された蓬莱橋へ。
江戸時代には橋も渡し舟も禁止されていた大井川に明治12年に初めて架かった橋でもある。

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延長897mの木造橋を渡りながら、イバ先輩は今日はいいサイクリングだったと満足気だ。
そうなんだ、ペダルを踏み出すきっかけはいつも『行ってみたい』って気持ちなんだ。
イバ先輩のその気持ちがうつって、私も満足の一日を過ごす事ができた。

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ルートラボ 約80キロ


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