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12月24日
サイクリングのコースで走ってみたい場所は、景色だったり建物だったり文化的な物だったり。
今回は司馬遼太郎の紀行文『街道をゆく』の古座街道を走りたい。
古座街道は熊野古道の中辺路と大辺路の中道として朝来(あっそ)から古座を繋ぐ道だが、現在は周参見から古座のルートを古座街道と呼ぶそうだ。
県道38号線は古座までの約50キロ間で食事できる所が無いので、スーパーオークワで食べ物を購入しておくといい。開店は9時からだ。
雫の滝に寄り道。夏なら滝つぼで泳ぎたい、もう少し水量が多いと見応えがあるんだけどな。
長く自動車の通行が無い様で杉の落ち葉と落石の道は貸切りだった。
足元注意で何とか通過。
七川貯水池沿いはサクラ並木が続く。4月のお花見シーズンは見事だろう。
七川ダム管理事務所でダムカードを頂いた。
今日、楽しみにしていたのは真砂(まなご)集落の探索だ。
古座川から20キロ遡った真砂集落はかつて河口からの生活物資と備長炭などの林産品を積み下ろしする集積の集落だった。
昭和初期に150軒の住宅に銀行が2軒と登記所が1軒あり、映画館や学校の文化や生活のある大きい集落だったそうだ。
しかし現在は20軒程の住宅が残るだけ。
街道をゆくでは、この真砂集落の繁栄と衰退に昭和の半世紀の変化のすさまじさを感じると書いていた。
地域の繁栄と衰退は高知の魚梁瀬森林鉄道跡や愛媛県の別子銅山東平集落でも人のいなくなった集落を見て感じた事がある。
高さ100m 幅500mの一枚岩。
道の駅のレストランは今日はお休み・・・おにぎり持ってて良かった〜。
上流の林産品を積み替えて江戸や京阪神に輸送していた海運の町だ。
古座川左岸の旧街道沿いには古い建物や景色が残る。
モダンな木造建築は明治時代の青年会の互盟社。
古座街道と大辺路の交差点に道路元標のレプリカが設置されていた。
時間に余裕はあったが、古座駅をゴールとした。
アニメの設定や映画のロケ地巡りを聖地巡礼と言うそうですが、これは司馬遼太郎巡礼かな?
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12月23日
年に3回発売される青春18きっぷだけど、冬の18きっぷは使える日数が短いから早めに使わないと使い切らない事がある。
先週に続いて今週も普通列車で4時間もかかる紀南エリアのwakayama800ポイント巡りに行く事にする。
那智大社はスタート地点の那智駅前から約8キロ、250mアップの山の中にある。
ユニフォームのヤタガラスは熊野大社の神使だからね。
巨木と石畳が続くこんな道だったのだろう。
落差133mは日本一で、飛瀧神社の御神体だ。
参道では黒飴と那智黒石と木工品のお土産物屋さんが並ぶ。 言葉の違う客と店番のばあさんの会話が噛み合ってるのが面白い。
こちらは西国三十三ヶ所の第一番札所でもある。
三重塔と那智の滝の風景が有名だ。
那智駅まで戻って国道42号線を南下する。
リアス式海岸の勝浦漁港はマグロ漁でも有名だ。
年末なのに気温18℃で半袖で汗をかいたのは、南国?異常気象?
太地のくじらの博物館。ここもいつか入ってみたい・・・
日本で一番短い二級河川『ぶつぶつ川』は全長13.5m。 ちなみに一番長い二級河川は全長127キロの日高川でどちらも和歌山県にあります。
大島のトルコ記念館のポイントを獲得して樫野崎灯台へ。
江戸時代のお雇外国人、灯台の父リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計で日本初の石積み灯台だ。
もうスイセンの甘い匂いが漂っていた。
南へ南へと向かっていたら、一番南のココに着いた。そんな感じが好きだ。
潮岬灯台に夕方来たのは初めてだが、観光客も居なくなって静かだ。
ゴールを目前に景色のいいベンチで灯台の明かりを眺めてちょっと休憩。
ルートラボ 約84キロ走行
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毎年、一年って早いなって思うけど、3年カレンダーを使う様になって、更に一年が早くなった様な気がする。
今年はその3年カレンダーの交換の年なので、余計にそのように感じるのかな?
毎年、各会場に数人は自転車の話が出来る人がいたが今年は皆無で、自転車ブーム?の下火を感じる。
昨年まで自転車に乗ってた人も、『今年は忙しくて、一度も乗れませんでしたわ』って乗れてない事をバツが悪そうにしゃべってきた。
一緒に走ってた同僚が転勤してから乗らなくなったそうだ。
自転車に乗り始めて2〜3年で乗らなくなる人は多いし、30才代なら仕事や家庭で忙しいのはよく解る。
『私も30才代の頃は月に1回しか乗れなかった時期があったよ』なんて返したけど、彼には自転車への情熱はもうないだろう。
初対面の人が多い仕事関係の懇親会では、『単身赴任です。趣味は健康の為に自転車に乗っています』って社交辞令的な自己紹介が常だ。
『自転車っていい趣味ですね』って言われて、健康や旅の話で話題を膨らますにはいいけど、自分で趣味って言った事に少し違和感を感じる。
自転車に乗らなくなった彼も趣味は自転車ですって言ってたからかな。
今年の忘年会で、2人の素敵な人と出会えた。
スラッとした50才代の商社マン。
休日を利用して鉄道での一人旅を楽しんでいる。知らない所に行く事が好きな乗り鉄系。自分で鉄道マニアではないと言ってる所が私と同類。
高知県宿毛市など行きたい町の話のツボが似ている。
休日は大型バイクでツーリングをしている。
男性と走ると行きたい所やペースが違うので、キャンプツーリングも一人で出かける事が多いそうだ。今のバイクではキャンプ道具が積みにくいので、来年は積載量の大きいバイクに乗り換えると言っていた。
二人に共通しているのは自分の好きな事は、一人でも楽しんでいるという事。
『趣味とは自分のしたい事を一人で楽しめる事』が私の思いと一緒なのだ。
自転車に乗らなくなった彼は、一人で楽しむ事が出来なかったんだな。
一人で楽しむってマニアとかオタクって思われるかもしれないので恥ずかしいけど、自分のペースで楽しめるからこそ長く続けられるんだろう。
好きな事に没頭するって大人の素敵な時間だと思うんです。
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12月15日
wakayama800のポイントは全部で45ヶ所だが、アクセス的に行きにくい紀南エリアに18ヶ所のポイントがある。
青春18切符が使える今のタイミングで行くしかない。
世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の熊野三山への門前町と言える新宮市は大阪や名古屋から普通列車なら6時間かかる遠隔地だ。
おいそれと来れる所じゃないと思う。
熊野三山参詣【熊野速玉神社】
熊野川に沿って国道168号線を行く。
2011年9月の紀伊半島大水害時には熊野川が氾濫し、8m上の看板まで水位が上がったそうだ。
川湯温泉では冬の間だけ河原に仙人風呂と言われる露天風呂が作られる。
周辺の旅館の多くはまだ修繕作業中だったが、河原の露天風呂は12月22日開湯の予定で工事が行われていた。
熊野三山は全国の熊野信仰の総本社で修験の場。
神使は三本足のカラスの八咫烏だ。
前回北山村に来たのは10数年前だっただろうか?
渓流を見下ろす山の中腹に車が1台通るのもギリギリの狭小路で、急カーブとアップダウンが延々と続く。
そんな記憶だったが、新しい道とトンネルが山を真っ直ぐに貫いて、今は陸の孤島のイメージは全く無い。
残っている旧道を見ると、やはり厳しいルートだった事を再認識する。
(岡山のイバ先輩が行きたがっている、一度は見たい絶景の木津呂はこの近くです)
和歌山県北山村は日本で唯一の飛び地だ。 奈良県と三重県が隣接する地域にポツンと取り残された様に村がある。
人口426人。主な産業は林業、農業は名産のジャバラ農家。
新しい道路が出来ていてもwakayama800のポイントとしては訪れにくい場所なのは確かだ。
(売店のお姉さんが、今日は2人目ですって言ってた)
石垣を高く積み、切妻の破風板は二階部分を全て隠している。
二階を物置にしているのか?紀伊山地から吹き下ろす北風が強いなどの理由があるのだろう。
七色ダムの湖畔は好きな雰囲気だが、看板が無ければ国道だと思えない様なローカルな道。
国道42号線に出て熊野灘にダイビングする様に佐田坂を下る。
夕やけ空に映える獅子岩を眺めて、熊野市をゴールとした。
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12月9日
日中の気温は7℃で北西の風が7m。
海の色や波の形も本格的な冬の様子に変化している。
気候は厳しいが、病後のリハビリにゆっくりと走りたい。
今日は歴史まちづくりカードを貰いに湯浅と広川町に行こう。
湯浅は歴まち以外にも、日本遺産で伝統的建造物群保存地区のお気に入りの地域だ。
大正時代からの銭湯で建物の内部が公開されている。
金属製の湯おけには戎湯の刻印と♨マーク。
【稲村の火の防災文化が息づく 広川町】
歴まちカードは江戸時代に濱口悟陵の私財で作られた広村堤防。
退院してもまだ食事制限が続いているので、昼食など外出先での食べ物に困る。
結局、イートインスペースのあるコンビニを利用したが、意外とゆっくりできてよかった。
有田川町の名産品はみかんだ。
かつてみかんを運んだ有田川鉄道廃線跡に沿ってミカン畑の景色が続く。
今日の寒さでは自転車に乗る人も少ないようだ。
出会ったのは鉄道交流館でWAKAYAMA800のポイントを回ってる1人だけだった。
まだ、調子は戻ってないけど帰りは国道424号線の黒沢を越える。
約300mアップなら軽いギアで大丈夫そうだが、汗をかいて体を冷やさないようにペースを落とした。
歴まちカードは関西で11種類。
和歌山県以外を走る事のきっかけになるなら、カード収集サイクリングもいいと思うな。
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