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自転車で小さな旅
旅をコンセプトとするサイクリングガイド

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7月14日

日本史で習った富岡製糸場は、明治初期の富国強兵策の代名詞だ。
2014年に『富岡製糸場と絹産業遺産』として世界遺産に登録された。


初めての東武鉄道で伊勢崎線伊勢崎駅に立つ。
駅前は再開発されて綺麗に区画整理されているが、町に入ると古い建物も残っている。
群馬県最古の鉄筋コンクリート建築の時報鐘楼は1915年(明治8年)のもの。

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車が多く面白みも少ないだろう国道354号線を避けて、日光例幣街道を行く。
江戸時代に勅使が日光東照宮に向かった中山道倉賀野宿からの脇道だ。
柴宿に関根屋本陣跡の塀と門が残る。

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関東の河川沿いには自転車道が多く整備されていて走り易いと感じる。
烏川沿いの自転車道も快適だったが、今日は日差しが強く日陰のない道はツライ。

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群馬県の夏の暑さは日本でも有数だ。
とんでもなく暑い。飲んでも飲んでものどが乾き、熱を持った体は汗をかいてもかいても冷める事がない。
30キロ程の行程を休み休み走る。

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富岡製糸場
官営器械製糸場として1872年(明治5年)に開業。
レンガ木造建築が当時のまま残っている。

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東置繭所
日本式の木造建築だが西洋式のトラス組の梁が広い柱間を可能にする。

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創業時の官営時代より数社の民間時代を経て、1987年の閉業時の運営会社は片倉工業だった。
世界遺産登録には約150年前の建物を当時の施工方法で修復し現状保存しようとした片倉工業の貢献があったと言われる。

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繰糸場
500人を超える当時の女工さんの勤務って8時間労働で週休1日。
年末年始に10日程の休みがあって工場内に女学校の教育施設もあったそうだ。
当時ではかなり優遇された労働環境だった。

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県道47号線を日本三大奇勝の妙義山に向かう。
断崖絶壁の山が近づくにつれて道路の勾配がきつくなる。
結構な距離を地元の中学生とランデブー。

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天狗伝説もある妙義神社から大権現の大の字を見上げる。

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宿泊予定の高崎まで旧中山道の県道48号線を辿る。
安中原町には立派な杉並木が残っている、樹齢は400年位だろうか?

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ゴールとしたJR高崎駅でまだ学生だった頃に終電で到着し、駅のベンチで寝た事を思い出した。
朝起きたら靴を盗まれていて、裸足で靴を買いに行ったんだった。

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