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自転車で小さな旅
旅をコンセプトとするサイクリングガイド

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6月10日

関西の梅雨入りは6月7日だった。
梅の雨と書く様に、梅の収穫は6月なんだそうだ。
和歌山は梅の収穫量が全国の65%を占めて第一位。
その内85%がみなべ町と田辺市で収穫される。
2月に梅の花を見に行ったみなべ町に、梅の収穫を見に行ってみよう。


和歌山から海沿いを南下していく。
梅雨の合間の快晴に海で遊ぶ人も多い。

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国道42号線もつまらないので、車の少ない県道21号線を行く。
津木の集落から140mアップで室川トンネル。
トンネルを越えるとちょっといい風景。

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道の細い県道193号線から見る日高川は清流が気持ちよさそう。

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JR紀勢線和佐駅で休憩。
2016年10月に鋼鉄製コルゲートパイプの駅舎に改装されたばかり。
待合室のベンチに座ると涼しい風が吹き抜けた。

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山村集落をつなぐ県道30号線は梅の畑が左右に広がる。
青いシートが梅の木の下に敷いてある。

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ジュースなどにする青梅は早い時期に手で取り、梅干し用の熟した梅はシートに落ちた物を収穫するそうだ。

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みなべ町の梅の畑が一望できる『道の駅みなべうめ振興館』へ。
カリカリ食感の梅ソフトで休憩。
味は・・・梅仁丹の味・・・これじゃない様な気がする・・・

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屋上から向こうの山までずっと梅の畑。

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みなべ梅林は『一目百万 香り十里』と言われる。
観梅の時期には一面の梅の花から少し甘酸っぱい香りがするが、収穫の時期は食品工場からの梅干しの匂いがした。

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みなべ町の到着が丁度お昼になってしまった。
お昼ご飯なのか?午前中で収穫は終わるのか?収穫作業の人を見る事は出来なかった。

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みなべ駅と国道42号線の間の旧街道に古く大きな商家が残っている。
梅と紀州備長炭で財を成した家が多かったそうだ。

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こんな旧道なら・・・ほら、あった!
南部町道路元標。

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和歌山からみなべ町まで約80キロ。
輪行して帰ろうと思っていたが、意外と42号線も交通量が少ない。
日も長いのでもう少しだけ走ろうかな?で結局自走で帰り着いた。

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今日は白ご飯を食べたい。
お土産の南高梅で疲労回復だ。

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ルートラボ 約170キロ走行





平日の振替休って、普通に仕事の連絡が入って来るので遠くに走りに行く事が出来ない。

折角の休みなのでペダルをこぎ出すが、背中から着信音が鳴るたびに対応していたら、1時間でわずか6キロ位しか走れなかった。

それでも、国道424号線の黒沢牧場までは走る。

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コンクリートブロックに座って仕事のメールに返信を打っていると、もう峠を越えてまで走る気が失せてしまった。
決まった半径から出れない鎖に繋がれた番犬の様な気分。

和歌山に1時間で戻れる範囲をちょこっとだけは走ろう。

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県道169号線の野上新には江戸時代に紀州藩の治水工事を行った井澤弥惣兵衛の碑。
先日訪ねた海南市の亀池もこの人の事業。
後に八代将軍吉宗の命で埼玉県の見沼や茨城県の飯沼の事業も行ったそうだ。
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野上八幡宮

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絵馬は毎年海南高校大成校舎の美術部と書道部のメンバーが一か月かけて製作するんだって。色使いに若さを感じる。

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貴志川沿いを走って加伊太橋を渡る。

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紀ノ川右岸のサイクリングロードも岩出橋から川辺橋の間のバリケードが無くなり、綺麗になっている。

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お昼を過ぎて、お腹が減って来た。
弁当を買って出島交差点近くの【和歌山サイクルステーション】さんのベンチをお借りしてランチとする。

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【和歌山サイクルステーション】

サイクルラックや空気入れも置いてあり、最近では700Cのチューブも販売しているが自転車屋さんではない。
テーブルとベンチがあって100円の自動販売機のドリンクで休憩できる。
掲示板にはサイクリングのお誘いの伝言が貼ってあったりのサイクリストのたまり場の様な場所?

管理人の【ごまぞう】さん曰く、『立ち寄る県内外のサイクリストの情報ステーションになればいいかな・・・』
是非、近くを走る方は立ち寄ってみて下さい。
笑顔の優しい【ごまぞう】さんが歓迎してくれますよ。

午後はチェアに座り込みもう10年以上読んでなかったサイクルスポーツの最新記事を二人で眺めながら、長い時間世間話・・・

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【和歌山サイクルステーション】のブログはコチラ

場所はココ


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5月14日

毎年5月の第2日曜日に開催される『和歌祭』は紀州東照宮のお祭り。
神輿が降ろされて渡御の行列が面白いとの事。
和歌山サイクリングクラブの日曜ポタに参加して見に行く事にした。

JR和歌山駅から和歌山城のお堀沿いを進む。
お堀の北側の歩道はすれ違えない様な幅員だったけど、少し拡張された様だ。

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南海和歌山港駅から埋立地の工業道路だが、左手の土手は400年前に初代紀州藩主の徳川頼宜が造った水軒堤防が見れる。

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雑賀崎の上りで汗をかく。
海を眺めるコースがいい季節になった。

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和歌浦港のおっとっと市場で休憩。
シラス丼とか食べれるって知らなかった。

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紀州東照宮で和歌祭を見学。
神輿が下りてきました。
(スゴク急な石の階段の上から降りてくるそうだが、人が多くて見えない)
 
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かつては徳川家を先頭に芸技種目の家臣団、無礼講が行列となっていたそうで神輿はその行列の13番目。

行列の15番目となる相撲

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請棒

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笹羅踊り

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左は鎧武者、右は面被

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普段、自転車の話相手もいないし焼肉にも行かないからランチの楽しい時間を過ごす。

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何時まで住むのかわからない単身赴任だからこそ、地元のメンバーから祭りや行事などの地元文化を教えてもらうのがうれしいんです。

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動画で見る和歌祭り 公式HP




4月22日

大阪府と和歌山県の境にある和泉山脈を越える国道でも標高差が大きいのは和泉市とかつらぎ町を繋ぐ国道480号線の鍋谷峠で峠の標高は680mだ。
大阪側は1車線で杉林の少し荒れた道だが、和歌山側は幅員も広く明るい道で走り易い。
今はどうか知らないけど、シマノレーシングの練習コースにもなっていた。

和泉市とかつらぎ町間の所要時間が約20分も短縮するらしい鍋谷峠道路として今月開通したトンネルを和歌山県側から見に行った。

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かつらぎ町四郷の集落へは紀ノ川市の穴伏川をさかのぼる。
新しくできたバイパスは平(たいら)道路の名称。

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道の駅くしがきの里には農産物販売やベーカリー、レストランもある。

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カーブも緩く制限速度50キロの新しい道は車もバイクもスピードを落としてくれず不愉快だ。
下りならいいが、二度と上りで走る事は無いだろう。
下に見える旧道をゆっくり走る方がいい。

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道の駅から2キロで鍋谷トンネルの入り口。
原付、自転車は通行禁止です。
鍋谷峠の看板通り、平集落方面に向かいます。

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鍋谷峠は春の山桜や秋の紅葉と山の斜面に張り付く集落のここからの景色がいい。
もちろん、11月の串柿の頃が一番だ。

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道の駅から約8キロ 480mアップで鍋谷峠。

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大阪側に下るが、合流した新しい父鬼(ちちおに)バイパスも歩行者、自転車は通行禁止で製材所のある旧道を下る。
個人的にはこっちの方が好きだ。

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鍋谷峠タイムアタック起点の松葉善製材所さんまでは約6キロ430mダウン。傾斜は大阪側の方が少しキツイ。
新しくトンネルが出来ても、サイクリストには関係なかった。
それより、車が通らなくなって道路が荒れるのでは?って方が気になる。



初めて鍋谷峠を越えたのは30数年前で、公立高校の合格発表の翌日だった。
日当たりのいい和歌山側の集落に梅が満開だった事を覚えてる。
ボンカレーの看板にお母ちゃんのカレーが食べたくなった。
立ち寄ると連絡していた両親宅の玄関を開けるとカレーの匂いに思わず『ただいま!』の声が大きくなった。

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ルートラボ 78キロ走行





【オチ】
お母ちゃんのカレーライスはバーモントカレーで関西らしく牛肉に少し溶けた四角いジャガイモとニンジン。
出てきたカレーライスとはかなり違う・・・・
台所でオヤジがドヤ顔していた。

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4月16日

今年の最高気温となった日曜日。
和歌山サイクリング協会が年に4回開催している、市民サイクリングに参加した。
新緑が鮮やかな美園公園でスタート前に安全走行の注意事項。
『先行車の真後ろを走らない様に』
『前輪の急ブレーキを掛けない様に』など。
初心者の多いサイクリングには大切な事だと思う。

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参加者は60名だそうだ。
失礼ながら平均年齢は60歳位だろうか?
息の切れないペースがいい。

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和田川に沿って和歌山県交通公園で休憩。
公園内には南海平野線で使われていた、路面電車が展示されている。

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日中の気温は23℃。
レンゲの咲き始めたこんな里の風景が気持ちいい。

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宇賀野神社
日本書紀によると、神武東征で討伐された名草戸畔の頭を祀った場所でおこべさんと呼ばれている。

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元気な人たちは小池峠を越える。
何でも幻の池があるそうだが…軽快に走り過ぎて通り過ぎちゃった様だ。

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亀池で散り始めの桜を眺めながらお昼ご飯。
参加費にお弁当とお茶が含まれている。
ハンバーグ弁当にしたのは、年長の方に幕の内は譲ったって事にしておこう。

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亀池って県内でも最大級の灌漑用水で400年前に紀州藩主徳川吉宗の指示で井沢惣兵衛の治水事業だそうだ。
井沢惣兵衛の事業は県内に他にもあるそうなので、訪ねるのも面白いかも。

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遊歩道のチューリップがカラフル。

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野上電鉄の廃線跡はグループで走るには快適。

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ファーマーズマーケットとれたて市場で野菜や果物のお土産を物色。
強い日差しに春を感じて私はジェラートで休憩。

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空がまぶしく、道路脇に花が咲き始めるサイクリングが楽しい季節。
こんな木陰が気持ちいい。
楽しい時間を過ごさせていただきました。

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ルートラボ  34キロ走行




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