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11月3日
高野山森林鉄道は1905年から1959年まで高野山山間部の材木運搬の為の鉄道だった。
紀ノ川沿いの九度山から高野山の山中に総延長45キロは関西でも最大規模の森林鉄道だったそうだ。
レトロ建造物が好物なス師匠と鉄道遺構を訪ねるサイクリングに行ってきた。
スタートは道の駅柿の里くどやま。
高野営林署の事務所が敷地内にあるココが当時の森林鉄道の貯木場だった。
九度山役場から丹生川左岸が森林鉄道跡で今はハイキング道になっている。
丹生川の清流と対岸の南海電鉄高野線の鉄橋を間近に見る。
森林鉄道線を跨ぐ様に南海高野線高野下駅が出来たのは1925年。
ココから南海高野線は森林鉄道と並行する様に極楽橋駅まで続く。
高野線建設の資材も森林鉄道で運搬していた。
道路から高い所に森林鉄道の橋脚を発見。
コンクリート製だったんですね。
高野下駅から極楽橋駅までは標高差480mもあり、鉄道の勾配限界と言われる50パーミルの急勾配や半径100mの急曲線で施設されている。
下古沢駅は集落を見下ろす場所にある。
下古沢駅から上古沢駅間にある森林鉄道の隧道。
森林鉄道はトロッコと呼ばれていたそうだ。
途中でス師匠のリクエストの中古沢橋梁を見に行く。
国内にも数少ないトレッスル橋は1928年のもの。
橋脚と橋桁が一体構造になっており、山間部でも組立工事が容易なのが特徴だそうだ。
上古沢駅。
九度山から極楽橋間の各駅舎は1925年の開通当時の物で、近代化産業遺産だ。
この先の森林鉄道跡は消失しているので国道370号線から紀伊細川駅へ向かう。
山の中腹にある紀伊細川駅は南海で一番の秘境駅だ。
細川集落は花坂線の分岐点で、町営住宅の辺りに集積場もあった。
不動川に沿ってなだらかな道を行く。
山間部は気温も低いのだろう、もうイチョウが色づいている。
極楽橋駅直前の不動川左岸の道が通行止めだったが、自転車なら通れる。
久しく車の通らない道は路面が見えない程の落ち葉に隠れた落石に注意
だが、カサカサと落ち葉を踏む音やパチパチとどんぐりを踏む音が心地いい。
極楽橋駅で昼食とする。
お弁当は道の駅で買ってきた柿の葉寿司と豆大福だ。
神谷集落の森林鉄道遺構。
なんとも心地いいカーブの路線跡。
防護壁の補助柱のトラスには当時のレールが使われていた。
コンクリートの切り通し。
折り返しの京大阪道は高野山参詣道七口の一つだ。
今はほとんど人の住まない桜茶屋宿場。
尾根沿いの快適な林道を下るが作水集落から河根集落までの旧道は2.5キロ標高差400mのゲキ坂。 (大阪の国道309号線 暗峠とほぼ同傾斜)
ひざをカクカクさせながら自転車を押して坂を下り切れば九度山駅はもうすぐだ。
マニアな大人のコースって言えばカッコいいけど、普通の人とならどこが楽しいの?って感じかも?
食堂どころか自販機もほとんどない。
ちょっと古くてちょっと新しいモノが好きなんてセンスが似ているス師匠とだから、おしゃべりと笑いの絶えないサイクリングとなった。
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ルートラボ 高野山森林鉄道跡 約28キロ (往復自走 120キロ)
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和歌山県
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コメント(12)
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10月7日
南海電鉄加太線は乗車客数の少ない路線だが、『加太さかな線』の愛称を付けるなど沿線を盛り上げるイベントを色々と行っていて面白い。
8月にも沿線に沿ってサイクリングしたけど、今日から新しい企画を行っているので、早速行ってきた。
スタートはJRと共有する南海本線和歌山市駅。
旧紀和鉄道時代の開業は1903年。
ホームを見ると、一番左のホームに水色の車両が停車中。
4月から運行してる加太の鯛をモチーフにしたピンク色の『めでたいでんしゃ』の水色バージョンが今日から運行される。
丁度出発式の時間だったのでホームから見送りの駅員さんが手を振っている。
今日は1912年に開設された加太線に沿ってサイクリングしよう。
紀の川を越える紀の川橋梁は下流の上り線が1903年、下り線は1922年に完成した。
石積みの橋台に3連トラスとガーターの複合橋。
紀ノ川駅
ココから難波方面の本線と路線距離9.6キロ 8駅の加太線に分かれる。
東松江駅
加太軽便鉄道時代からの駅が歴史を感じる。
手前の旧駅舎の構内に新駅舎がある変わった配置だ。
中松江駅
駅前の花壇はいつもお花が一杯。手入れされている方に感謝。
八幡前駅。
シンプルな駅だが、加太線で2番目の乗客数だそうだ。
折り返しの水色のめでたいでんしゃがやって来た。
西ノ庄駅
唯一の無人駅。改札が小さいくカワイイ駅舎だ。
切符の自販機が故障していたが・・・すぐに修理しなくても問題なさそう。
二里ヶ浜駅
駅前にはいつも自転車が一杯。
磯ノ浦駅
海水浴場に隣接するので、夏場の利用客は多いんだろうな。
いつものように磯ノ浦で海を見ながら休憩。
こんな自転車が並ぶ風景を見ると、関西のウエストコーストと言ってもいいかも?
終着の加太駅
2番線にピンクのめでたいでんしゃが停車中だが、今日はイベントで車内を売店にしていた。
めでたいでんしゃのリーフレットによると、今後は偶数月は水色、奇数月はピンクを運行するんだって。
水色のめでたいでんしゃが入ってきた。
今日が運行の初日でイベントもあるので、お客さんは一杯。
水色バージョンは海のイメージだそうだ。
インテリアのつり革もカニや貝。
ウインドウにはクラゲのデカール。
加太駅の駅員さんは名物の前掛けをして忙しそうだが、元気が感じられて気持ちがいい。
加太の町中のお店でもコラボのイベントを開催していて、いつもは人通りの少ない漁港の町もにぎやかだった。
おばあさんのあげパンもよく売れていた。
お店の名前はキシモトさんって事が判明した。
車両のピンクもいいが水色もいい。
人を楽しくする色なんだと思う。
次は輪行袋を持って行って、めでたいでんしゃに乗ってみたいな。
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ゆるっと×ふわっと 紀州加太
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8月27日
和歌山サイクリングクラブの定例会。
高野口の台湾美食裕福さんにランチを食べに行くのだ。
以前、名手店に行って量の多さにびっくりしたが、高野口が本店らしい。
紀の川サイクリングロードから青空の様子が違う。
処暑の初候に、先日までの強い日差しがない。
北からの風がさわやかでもある。
のどが渇いて仕方ない夏のサイクリングとの違いに、季節の変わりを感じる。
ゴルフセンター川辺の県道134号線沿いにコンビニが出来ていた。
紀の川右岸に休憩する所が無くて不便ではあったけど、サイクリングロードから堤防を降りる所がないのは使いづらすぎる。
和歌山名物 玉林園のグリーンソフト。
和歌山市周辺ならコンビニ、スーパーでも売っている。
日本初の抹茶ソフトは1958年に出来たんだって。
高野口の国道24号線沿いに台湾美食 裕福さんはある。
結構な人数でも入れるが、今日は20人近いので11時の開店めがけて入店。
ランチは2種類の料理に1品とサラダ、ご飯にワンドリンクが付いて730円。
回鍋肉と冷麺の組み合わせがコレ。
元気な人はガッツリと食べれるが、量の多さにギブアップの人も・・・・。
おじさんでもおやつは別腹。
午後の日差しがキツクなって来た帰路の『道の駅くどやま』ではアイスフロートのかき氷に練乳トッピング。
帰り道で流れ解散。
地元の人と走ると知らないお店とか教えてもらえるのが嬉し楽しだ。
帰ってから昼寝。
毎年恒例の24時間テレビを眺めて、涙腺が弱くなった事に気づかされる。
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ルートラボ 約95キロ走行
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8月20日
南海電鉄は関西私鉄6社の一つ。私鉄では日本最古の鉄道会社だ。
南海本線の枝線である加太線が面白い。
2014年から加太さかな線の愛称で呼ばれ、約10キロ8駅間の特産品や加太漁港をPRして観光客を誘致している。
今日は加太線の新しいラッピング電車を見に行こう。
かつては加太線の前身だった北島線の橋梁だった河西橋で紀ノ川を渡る。
東松江駅で早速ピンクのラッピング電車を発見。
加太の鯛をモチーフにした『めでたいでんしゃ』だ。
出来るだけ沿線に沿って走る。
午前中は4往復しているので、30分毎に見れる計算。
磯ノ浦海水浴場。
夏の景色に白い自転車って似合うなあ〜。
少し寄り道して森林公園へ。
消防学校しかない工業団地の造成地を上り切ると公園に恐竜のモニュメント。
木陰の道を下ると休暇村加太の公園に出た。
柱状節理の海岸の向こうは友ヶ島と淡路島。
加太の町中を散策
淡島神社。
レンガの倉庫はかつてのお醤油屋さん。
漁港の細い道に古い酒屋さん
おばあさんのあげパン屋さん。
加太線の終着駅の加太駅。
やって来た、めでたいでんしゃ。
インテリアも鯛のイラストが一杯です。
つり革も魚の形でした。
降りてきた人はみんな写真を撮っていた。
ピンクがカワイイし、人気あるみたい。
私もなんだか笑顔の気分になりました。
南海電車HP 『ゆるっと×ふわっと 紀州加太』
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ルートラボ 約46キロ走行
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6月11日
突然の『和歌山をサイクリングしたいから、案内してくれ』のメールには正直驚いた。
送り主のほんや先輩の実家は天王寺の本屋さんで、私にアルバイトさせててくれた事もある。
一般の人にはわからないかも知れないが、中学や高校のクラブの比ではない程、大学の先輩って関係が深い。
一生の関係だと思う。
しかもクラブが体育会所属のクラブなら尚更だ。
しかし、年の差もあって知り合ってから30年以上経つけど、一緒に走った事は1回しかない。
和歌山サイクリングはOKだけど、本当に私の案内でいいのだろうか・・・?
集合は南海本線和歌山市駅。
当然、後輩は30分前から駅で待つ。
ほんや先輩『あ〜、新しい自転車作ったから、ちょっと走りたかったんや〜』
ミヤタのクロモリロードはカタログに載ってないタイプ。
コンポはカンパだし、限定かオーダーに違いない。
ん?チューブラー?
手慣れて綺麗に巻かれた予備タイヤがベテランっぽいな。
和歌山城へご案内
『あ〜。』・・・の反応にほんや先輩のサイクリングのツボが分からない。
私『和歌山の殿様は徳川家なんですよ。ここが紀州東照宮です』
ほんや先輩『あ〜、上までいくんか〜』・・・反応、恐っ!
私が自転車部の1回生の時にはほんや先輩は4回生だったので、一緒に走る事はなかった。
他の先輩に聞くと、練習走行で遅い選手を上級生が空気入れで尻を叩くのだが、ほんや先輩は改造エアガンで尻や太ももを撃っていたとか、長野県の合宿で5万図に勝手に林道を手書きしてチームを遭難させたとかの話を聞いた事がある。
『この階段ダッシュで担ぎ上げろ!』とか、言われるかと思った。
磯の浦海水浴場
ほんや先輩『あ〜。20年振りに来たなぁ〜』
私『えっ?サーフィンでですか?』…深くは聞けない・・・
お昼は加太の満幸商店さんへ
知人を和歌山案内する時の定番コースだ。
ほんや先輩『あ〜。混んでるな〜』・・・ビクッ!ごめんなさい!ごめんなさい!
シラス丼レギュラーとカキフライを頂く。
汗をかいた体にシラス丼の塩気とカキフライのオリジナルタルタルソースが美味しい。
ちょっとだけ坂を上りますね。
ほんや先輩『あ〜。』・・・いいの?悪いの?
深山要塞跡を見学。 (ん?結構、楽しんでもらってる?)
岬町の長松海浜道路へ
みさき公園でちょうどイルカショーをやっていた。
ほんや先輩『あ〜。ストップ〜。イルカや〜』・・・今日一番のツボだったみたい。
せんなん里海公園で休憩。
ほんや先輩『あ〜。コーラないやんか〜』・・・昔なら買って来い!って言ったんだろうな。
時間は16時、今日はここまで。
ほんや先輩『あ〜。適当な所から輪行するわ〜。じゃあな〜』とお別れしたけど、結局天王寺まで50キロ位を自走で帰ったそうだ。
私は和歌山まで学生時代の事を思い出しながら帰る。
・・・ほんや先輩の家には自転車も部品も一杯だった。
段ボールをゴソゴソして、アルビーのリアメカとレオタードのペダル、ウォルバーの38Bタイヤを盗んで帰ったとか。
・・・学連のレースで鈴鹿サーキットに行くのにランサーに乗せられて、生駒のコーナーでドリフトされたとか。
もちろん、改造エアガンで撃たれたとか。
そんなこと思い出して、一人ニヤニヤ。
家庭や仕事が落ち着いてきて、昔のメンバーが集う機会が増えてきている。
また、昔の様にみんなで走りたいと思う。
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ルートラボ 85キロ走行
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