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自転車で小さな旅
旅をコンセプトとするサイクリングガイド

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1月28日

自転車って近所をちょこっと走るだけでも楽しい。
オモロって感じる事ってあちこちに転がってる。
雑賀崎へ行ってみる。
万葉集に『紀伊の国の 雑賀の浦に 出で見れば海人の燈火 波に間ゆ見ゆ』と歌われた景色のいい場所だ。

日本遺産の絶景の宝庫って名付けられる位なので1970年代には観光地開発されて、今はその残骸として廃墟となった施設がまだ残っている。
これは何?芸術?看板? 夜見ると腰を抜かすかも?

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トンガの鼻に紀州徳川藩の台場跡がある。
江戸時代末期の異国船に対する海上防御の為の砲台跡だ。

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整地されて平らになった場所に算木積の土塁が残っている。

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雑賀崎灯台から海を眺める。
向こうの番所の鼻も紀伊水道を行き来する廻船の見張り場だった。
そういえば白崎にも遠見御番所って海の見張り場があったな。

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座り込んで海を眺めていると、ほのかに甘酸っぱい香りが漂う。
日本水仙が咲いている。
花言葉はたしか『うぬぼれ』だったか・・・

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雑賀崎漁港へ降りてみる。
いつからココにあるの?古いマークのファンタの瓶にかつては民宿や旅館も多かったのだろうと思う。

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鷹ノ巣の山陰になる雑賀崎港は急な斜面に建物が重なる様に建っている。
イタリアのアマルフィー海岸の断崖にある密集した風景とそっくりなので『日本のアマルフィ』って呼ばれているとか。

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コレが世界遺産でもある本物のアマルフィ。雰囲気はそっくりだな。

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2時間弱 17キロ走行
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1月14日

機嫌よく晩酌をしていたら、仕事用のスマートフォンに着信。
『健康相談員の〇〇です。行動計画の進み具合はどうですか?』
そうだった。12月初旬に特定保健指導を受けていくつかの約束をしたんだった。
①朝食を取る
②運動量を増やす
③1時間早く起きる
④体重管理
⓹晩酌の制限
残念ながら一つも守れていない。来月のヒアリングまでに生活習慣を変える事を厳しく指導されて電話を切る。

朝起きると外は快晴。気温も前日より少し高い7℃の予報だ。
本当ならゴロゴロしていたい日曜日だったが、生活習慣の改善って言葉が頭をよぎる。
少しは走りに行くか・・・と腰を上げたのはお昼だった。


こんな時にかいなん/きみのフォトラリーのエントリーをしていて良かったと思う。
目的地がなきゃ、1時間くらいで帰っていたかもしれない。

海南市黒江の中言(なかごと)神社
万葉集では柿本人麻呂が『いにしえに妹とわが見しぬば玉の黒牛がたを見ればさぶしも』と読んでいる。

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当時はこの坂の下は黒牛潟と呼ばれる海岸だったようだ。

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焼板の名手酒造店では清酒黒牛を醸造する。

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重根から県道18号線を森林公園雨の森に向かう。
少しは坂も上っておこう。約6.5キロで370mアップ。
息が切れないようにゆっくりと上っていると、下って来た黄色のレーサーシューズの方がUターンして一緒に上ろうと声をかけてくれた。
いつも一人なので話しかけられると嬉しい。
きっと相手も誰かと話したかったんだろうな。

枝道で森林公園雨の森へ。
フォトラリーの時だけしか来ないけど、ココからの気色はいい。
県内に100ヶ所あると言われる朝日夕陽百選の碑があるのもわかる。

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幸い風も弱くてしばらく海南市、和歌山市の風景を眺めて休憩。
近くの山の名前だろうか?なんで雨の森って名前なんだろう?とか考えてる。

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林道の日陰はまだ凍結が残っていて注意が必要だが、こんな道にワクワクもする。冒険してる感じが好きなんだ。

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帰宅しての晩酌や大盛りのご飯が楽しみなので、自転車に乗る休日でダイエットってたぶんムリだと思う。
元々自転車で痩せるとは思っていないし・・・
出し切るなんてロード練習も苦手だし・・・・

規則正しい生活をするって事位から挑戦してみようかな。


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ルートラボ  約40キロ走行





1月13日

今シーズン一番の寒波によって北日本を中心に豪雪の被害。
近畿でも日本海側は結構降っただろう。
和歌山県は快晴ではあるが、朝1℃で日中5℃では山の方は凍結が心配で走りに行けない。
わかやま電鉄貴志川線に沿って走ろう。


本社のある伊太祈曽駅には今月5日に駅長に昇格した『よんたま』駅長が勤務中。
ちゃんとカメラ目線をくれた。

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操車場内には2016年デビューの『うめぼし電車』
木彫の内装が豪華なんだって。
デザインはJR九州のななつ星や丹後鉄道のあかまつ・あおまつの水戸岡鋭治さんだ。

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和歌山の風習である三社参りは『木の神様』伊太祁曽神社。
紀ノ国は木の国って事ね。

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『足の神様』足守(あしがみ)神社。
サッカーや陸上、バレリーナなどスポーツ選手や足の病の回復を願う絵馬やワラジが奉納されている。
昨年は岡山のイバさんの肉離れも回復させてくれた。
次回は使ったクリートを奉納したいと思う。

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『ニタマ』駅長が勤務する貴志駅。
一時期に比べるとお客さんは少ない。特に外国の方たちが。

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かいなん/きみのサイクルフォトラリーのポイントにもなっているので、山田ダム経由で約300m弱アップするドーシェルに向かう。
正直、寒い日は汗をかきたくないのだが・・・

ドーシェルは国産小麦のパンと山の上のお店のロケーションの良さで人気のパン屋さんだ。
休憩したかったが、調理機器の入れ替えで1月末まで閉店との事。

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遠くの海南市街を眺めながらランチもいいのだろうが、私は一人でお店に入るのが苦手なので無理っぽい。

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『目の神様』釜滝薬師金剛寺
鎌倉時代から1200年続く日本最古の目の祈願所。
左目は白内障手術をしたし、右目は緑内障なのでお賽銭を奮発して心から悪化しないようにお願いした。

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温暖な和歌山県でも年に数回は雪が降る。
山の北側斜面の凍結には用心が必要だが、そんな日はまれだ。
豪雪のニュースを見ていると改めて気候に恵まれていると感じる。

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ルートラボ 約60キロ走行



日本遺産 Japan Heritage
2015年から日本各地の歴史や文化的なエリアの成り立ちのストーリーを文化庁が認定している。

全国54件の内、和歌山県は3件で映画の様なタイトルがその地区の歴史に興味を沸かせる。
太地町『鯨と共に生きる』や湯浅町『最初の一滴 醤油醸造発祥の地』など。
しかし、和歌山市『絶景の宝庫 和歌の浦』ってのは、ちょっと抽象的なんじゃない?

和歌の浦を有名にしたのは、奈良時代の万葉集だろう。
聖武天皇の行幸に同行した山部赤人の読んだ『若の浦に 潮満ちくれば潟をなみ 葦辺をさして 鶴鳴き渡る』の句が有名だ。

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以来、絶景の名所になった。
片男波海岸

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妹背山と三断橋

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不老橋と鹽竈神社

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紀州徳川家の時代には紀州東照宮

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東照宮や天満宮への参道だった明光通りの町並み

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今回の日本遺産のエリアとしては、雑賀崎の町並みや江戸時代に造られた水軒堤防を含まれている。

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京都が多かったが、自転車で日本を回る外国人と何度か会ったことがある。
みんな頑丈そうなマウンテンバイクだったけど、旅のスタイルは様々だからね。
私の旅の自転車『バイクフライデー(BikeFryday)』も世界一周用の自転車だ。
でも、しばらく乗れなかったのは島根県のサイクリング中に前輪から『ガリガリガリ!』って鳴りだして以来、故障中だったから。

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ほんや先輩にホイールを組みなおしてもらいました。
アメリカンクラシックのハブはシールドベアリングから金属片が一杯出て来たそうだ。
走行距離は約14000キロだった。
(めっちゃ汚れてたのに、ちゃんとピカールで磨いてくれてました!感謝です)

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ついでにタイヤはイバ先輩からの頂き物でワンサイズ細くする。
右:シュワルベマラソン20×1.75(640g)から、左:20×1.5(530g)に交換。
今まで一度もパンクしなかった。たぶん20000キロは使えると思う。
(世界一周する時は、マラソンを履いて行こう)


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観光の4大要素とは『食べ物』『景観』『気候』『文化』だ。
サイクリングの目的地もそのネタになる事が多い。
日本遺産がヘリテージツーリズムとして訪れる人に増えて欲しいし、私の次の旅の目的地にもしたいとも思う。

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12月16日

かいなん/きみのサイクルフォトラリーの82ヶ所のチックポイントの内、44ヶ所が海南市だ。
今日の下津周辺のエリアは海と山を巡るコースだが、他のチェックポイントと違って歴史的な場所なのが魅力だ。

海南海草地方広域観光協議会HP


奈良時代の万葉集にも登場する大崎を回る。
大崎の 神の小浜は 小さけど 百船人も 過ぐといはなくに』
読み 石上乙麻呂
昔からこの辺は海の交通の要地だったんだな。

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64年前までの旧国道42号線には鰈川隧道。

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チェックポイントがコンビニってのはつまらないけど、イートインなのは助かる。
一人のサイクリングだと休憩のタイミングがとり辛いし、お店に入らないので体を冷やしてパフォーマンスを下げる事が多いから。
でも、肉まんが売り切れってどうよ!

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県道165号線で長保寺大門へ
紀州徳川家の菩提寺で本堂、多宝塔、大門が国宝だ。
フォトラリーの12月にしか来た事がないけど大門前の桜の古木が気になる。

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県道166号線の加茂川の谷に向かう。
善福院釈迦堂は鎌倉時代の建築様式の国宝。

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熊野古道沿いの橘本神社はミカンの原種を橘を中国から持ち帰った田道間守を祀る。みかんとお菓子の神社

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熊野古道九十九王子の山路王子神社
歴史のある泣き相撲の土俵があるが、和歌山県って秋田県に次いで人口減少率の高い少子化県なんです。赤ちゃんの数が気になる。

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藤白峠の地蔵峯寺へはミカン畑の道を約200mアップ。
振り向けは橘本の集落と背後の山の景色。
熊野古道を南下する参詣者はココから険しい道になると覚悟したんだろうな。

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地蔵峯寺
石造地蔵菩薩坐像は意外と大きい。

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御所の芝より海南方面を望む
峠ではなく塔下なんですね。

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ルートラボ  約57キロ走行

















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