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映像のない音楽会

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8/12のレポートです。ダブルヘッダーがあったりで、ずれていたレポートも、やっとこさ消化できました。

アクロス福岡にて久石譲&新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ〜Best of Summer Night〜

会場は超満員でした。3階席までびっしりです。クラシックのコンサートではあまり見かけない光景です。

久石譲氏はTVでお見かけしたことがあり、ピアニストというイメージでしたが、調べてみると、映画音楽をかなり手がけられていますね。

「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」など超人気アニメとか、「Sonatine」「Kids Return」「HANA-BI」「菊次郎の夏」「BROTHER」の北野作品の音楽までも!

人気作曲家でもあられます。今回は新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラの指揮を担当されてます。曲によってはピアノも演奏されました。

2004年から活動を始めたプロジェクトで、ジャンルにこだわらず、世界中のいい音楽を伝えたいという目的を持ったオーケストラです。

ポップス・オーケストラという形容もあるようです。

確かに聞きやすいです。今回の選曲にも「パイレーツ・オブ・カリビアン」「“24”テーマ」「ミッション・インポッシブル」「大空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「ヨン様の新作映画テーマ」などの映画音楽が多く含まれております。

全体的に聞き終わった後に感じたことは、50人を超えるオーケストラによる演奏ですが、クラシックというよりも、リチャード・クレイダーマンにも通ずるクラシック風味のポップスに近く、不思議と重厚さや壮厳さは感じませんでした。

LIGHTなクラシックとでも表現していいかもしれません。決して悪い意味ではなく、リチャード・クレイダーマンもこういう音楽性によって大衆性を高め、新たなクラシックファンを生み出したわけですから、価値あることです。

とかくクラシックは難解で、長たらしく、眠くなるというイメージが強く、敬遠されがちです。
このコンサートでは1曲1曲は短めで、前半に6曲、後半は8曲もありました。

18世紀の貴族ではありませんから、現代人にとってはこれ位の長さがちょうどいいのかなとも思います。

この聴きやすさと映画ファンとの関係で、今回の大観衆と盛況が生まれたのでしょう。

アンコールの後は、全員!がスタンディングオベイションでした。前列あたりだけとか、部分的にはよく見かけますが、今回は後ろの席まですべてでした。

個人的には、映画音楽は映像と噛み合って1つの作品と感じますので、どうも目をつぶって映画を見ている様な気がして、物足りないんですよね。

でも現実的に、これだけの大きな支持を得ている新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラは画期的なプロジェクトで、クラシックのポピュラリティー獲得には大きな役割を果たしていると言えます。

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確かに久石譲さんは、日本の映画音楽の巨匠として有名ですね。特にジブリ作品の数々は、これからも日本のアニメの名作として残り、それとともに音楽も人々の間に歌い継がれて行くでしょうね。映像がなかったのは、一人一人の頭の中で自由に回想してもらうためだったのではないでしょうか?映像がついてしまうと、どうしても場面が限定されてしまいますからね。映画音楽のコンサートは、映像がないわけではなく、一人一人の頭の中に映像が展開されているのだと思います。

2007/8/14(火) 午前 1:27 [ shin ]


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