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8月のLIVEツアーがいよいよスタートです。
今日は久しぶりの福岡市内。最近は北九州や福岡県郡部が多かったですから。日本銀行福岡支店近くの都久志会館が会場です。
「弱き者の生き方」〜日本人再生の希望を掘る〜
出演者:五木寛之、大塚初重、勝恵子(総合司会)
講演会です。五木寛之氏と大塚初重氏の対談集発刊記念講演会です。その本のタイトルがそのまま講演会のタイトルになってます。
なんと!その本をもらっちゃいましたよ!定価1,400円もする本です。得しました。さらにけっこう丈夫な布製のバッグも!いいんですか?赤字ではないですか?
3部構成で、第一部は大塚初重氏の講演「人は苦境に陥った時こそ真価が問われる」
大塚氏は日本考古学会の第一人者であられます。80歳近い方ですが、言葉の切れも良く、とてもお元気な方です。
太平洋戦争を体験され、18歳で戦地に赴かれた回想を中心に話されました。戦争のむごたらしさ、地獄図を切に感じる内容でした。
ただ、原稿がなく、フリーなトークみたいな感じで、所要時間の45分近くになり、お話が尻切れに終わった感があり、タイトルが示す結論まで至らなかったように思いました。
休憩を挟み、第二部が五木寛之氏の講演「強い生き方弱い生き方」
ですが・・・舞台袖で大塚氏の話を聞いていて、気分が変わられたそうで、タイトルとは別の思い出に関するお話になりました。
戦後の体験から始まり、福岡出身ということで地元のネタも含め、かなりフリーなトークです。会場からも時折笑いが巻き起こり、リラックスしたムードでした。
年齢を重ねるに従って人間は変化し、同じ本でも読む年代でまったく感じ方が違うという意見には同感です。
これまで触れたくなかった「思い出」に対しても、面と向かって生きていける様になったのも、年齢による内面の変化があるからだという話でした。
当初のタイトルとはかなり違った内容になり、不完全燃焼な気分ではありましたね。
第3部はトークセッション「弱き者の生き方」
上記のお二人に総合司会の勝恵子が進行役として加わり、さらにフリーなトークが交錯しました。
が・・・雑談に近い話題やジョークも多く、会場は沸いていましたが、テーマにはなかなか迫ってこないです。
終盤に近くなり、勝さんが主題に迫る質問をされた時も、ちょっと的外れな感じが・・・
五木氏は若干、大塚氏を立ててか、遠慮がちで口数が少なかった様な気がします。
驚いたのが、五木氏の非常にネガティブな精神を告白された事です。
常に「だめだろうなー」という気持ちでいて、たまたまうまくいったらとても嬉しい。という考え方だそうです。
意外でしたね!もっと積極的でポジティブなイメージを持っていたのですが。
結局、「弱き者」は誰なのか?人類みんな?戦争で負けた日本人?
今日の講演会では、はっきり掴めなかったです。さらにその生き方に対する指針も無かったような・・・
要するに、今回出版された本のPRとしての講演会だったのでしょうか?予告編として。
本を読むしかないですね。帰りの電車の中で、冒頭を少し読みましたが、確かに今日の講演と重なる内容だったので、全部読んだら何か見出せる気がします。
という事で宿題が出来ました。答えは読書レポートで!(今読んでるドストエフスキー「二重人格」は中断して、こちらを優先して読みます。)
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