伝統芸能レポート

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主役は誰?

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昨日は仕事の後、家族で食事したり、甥っ子の宿題の手伝いをしたりで、忙しくて、PCの前に座ることもできませんでした。その内、いつの間にか眠ってしまったという次第です。

本日は行きましたよ!福岡国際センターにて、2007国立ボリショイサーカス福岡公演

会場が懐かしい。最近はここでは相撲はありますけど、コンサートはまったくありませんよね?マリンメッセとサンパレスも近くにありますから。

もう10年以上前になりますが、ジョージ・ハリソンが来日した時の会場が、ここ!なんです。会社帰りに、ばたばたして行った思い出がありますね。

久しぶりに会場内を見ると、意外に狭いですね。いかにもスポーツ施設という感じが強いですね。2階席の椅子が木製です。おしりが痛かった!

ジョージを見た時は、とても広く感じました。感覚の変化って面白いですね。

そして、思い出すのが中学生頃かなー?佐賀市文化会館が建つ前で、まだ空き地だったところで見た木下大サーカス。大きなテントがサーカスのイメージですよね。

去年ハウステンボスで見た光のサーカスも野外テントでしたので、今日の様な屋内でのサーカスは初めてです。最近は狂ったような暑さですから、非常に涼しくてよかった。

子供連れで来られているのが圧倒的に多いです。あちこちで子供たちの歓声が聞こえました。

動物の芸の時が一番盛り上がってましたね。猫、熊、犬、馬さんたちが出ましたよ。みんな芸達者です。
熊さんなんか人間がぬいぐるみ着てるのではないかと疑うほどでした。

サーカスの花形、空中ブランコも素晴らしかったなー。一つの動作ごとに、どよめきが沸いてました。どきどき、ひやひやしました。

体操系のトランポリン技や鉄棒技もあったり、イリュージョン的な出し物や、複雑なお手玉(ジャグラーというんですかね?これすごかった!)みたいな曲芸風もあったりで、内容も豊富。

前半は猫さんで始まり、熊さんがハイライトでしょうね。首輪とかないので、急に野生に戻って客席に襲い掛かるのではないかと心配してましたよ。

後半は、空中ブランコから始まって、ワンちゃん、鉄棒、マジック、馬の曲乗りなどがありました。後半はすべて難易度が高くて、驚きの連続でした。

特にマジックにびっくり!瞬間衣装替えの連続で、信じられなかった!タネを知りたいです。

ステージが赤い円形で、会場の中央にあり、どこからでもよく見えました。やっぱりサーカスといえばこの円形ステージですよね!

あと、やっぱり動物たちが主役ですよね。無理やり仕込まれて可哀そうだという見方もあるでしょうが、私は人間と動物のコミュニケーションがうまくいった成果だと思います。

動物も嫌な事はしませんよ。いくら餌を与えても。特に猫はわがままで、自由な動物なので、なかなか芸なんて仕込めないと思ってたので、私的にはナンバー1ですね。

団員の方の動物に対する深い愛情がなければ絶対に出来ない技です。「むつごろうおじさん」みたいに愛さなければ動物も心は開きません。

もう一つの主役は、道化(ピエロ)でしょうね。セッティングの間をうまく使って、観客を飽きさせず、スムーズな次の出し物への流れを作り出してました。

道化がいないと、サーカスは締りのない、単なるぶつ切りの芸の集合になってしまいます。道化こそサーカスのスターと言ってもいいでしょうね!

本格的サーカスを心ゆくまで堪能しました。さすが国立!ロシアを代表するサーカスですから期待を裏切るはずはありません!

2時間の上演時間が光速で過ぎて行きました。ほとんど口を開けて見ていたと思いますよ(笑)

あれ!そういえば玉乗りが無かった!サーカスといえば玉乗りも典型ですが・・・あの道化師さん玉乗りはヘタだったのかなー?

18日はこの後もツアーが続きます。また明日ね!

究極の一人芝居

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本日は筑後市に行ってきましたよ!羽犬塚駅下車徒歩10分でサザンクス筑後に到着。駅の前には会場までの無料タクシーもありましたね!びっくり!大サービスではありませんか!

でも、会場は見えてますから結構近いんで、私は遠慮しまして徒歩で行きました。

サザンクス筑後 平成19年度 第2回例会春風亭小朝独演会

生落語は初体験でした。TVでちょろっと見る程度でしたから、フルではどんな感じなのか興味ありました。

会場はほぼ満席。若い方も多く、ある意味音楽より年代の偏りは少ない感じがします。落語は昔から若い世代にも人気があり、ブームとかではなく常にある程度の人気を保ち続けていますね。不思議なジャンルです。

開演時間となり、まず前座として瀧川 鯉斗氏登場。とても若い方で、まだ修行中といった感じでしたね。語り口にも余裕があまりなく、言葉が多少聞き取りにくかったですね。

2幕構成で、2幕の前座は林家 ひろ木氏で、比較して悪いのですが、こちらが面白かったです。
爆笑してしまいました。語り口も余裕を感じ、言葉もはっきり聞き取れましたし。

春風亭小朝師匠の2ステージは圧巻でしたね。1幕目は早速昨日の参議院選挙の話から始まり、まずは軽いお笑いトークで会場は笑いっぱなし!

そして、とてもスムーズに本題の落語に持っていかれる卓抜した話術はまるでマジックのようです。自然に吸い込まれていく感じでした。

言葉の聞き取りやすさも流石です。決して大きな声ではないのですが、クリアですね。落語にも発声法とかあるのではないでしょうか?

1幕目は吉原を題材にしたお話でした。まるで役者ですね。一人芝居を見ているようでした。登場人物全員を一人で見事に演じ分けて、演劇そのものでした!

落ちが必ずあって、そこでほのかな笑みと安堵感というか満足感を得ます。

2幕目も最初は世間話のような軽いネタの連発で、それでも十分笑っちゃいました。落語家の方は笑いのプロですから、つぼを熟知されてます。うまいよねー!

今度は歌舞伎を題材にした落語で、前半よりもっとシリアスで、演劇的要素が強かったです。
迫真の演技で、思わずうるうるした場面もありました。

こんなに落語は演劇に近いものだとは思ってませんでしたから、とてもショッキング。お笑いトークくらいにしか考えてませんでしたから。

舞台装置、照明、音楽、衣装、大道具、小道具などを用いない一人芝居です。最小限の小道具(扇子とか手ぬぐい)だけを使っての芝居です。

これは究極の個人技です。演出も座布団からはみ出さない条件付ですからね。

これは落語に対する概念を変えざるを得ません。高度な芸術です。熟練の技や発想、センスなど様々な能力を要求される芸術です。

今日は素晴らしい演劇を味わった後と同じ感覚が残りました。落語が世代に関係なく安定した人気を保っている秘密を垣間見ました!これは病み付きになるよね。

夏にはやっぱり生!

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昨日(7/24)は初めて遠賀郡を訪れました。滅多に行く機会はありませんからねー。

LIVE会場は岡垣サンリーアイ ハミングホールです。海老津駅前からバスがちょうどよくありまして、5分程度で到着。図書館なども併設の複合施設です。

上妻宏光「生一丁!」Tour 2007〜古典曲、そしてアコーディオンとのコラボレーション〜

先日の小椋佳氏のLIVEにゲスト出演された高橋孝氏が三味線を弾かれまして、久々に聞く音色にうっとりしたのですが、偶然にもこんなに近い日にたっぷり聞けるとは!至福この上ない。

ステージに幕は下がっておらず、装飾らしきものも何一つありません。ただ中央に椅子と小さ目のテーブルのみ。クラシックコンサートのような雰囲気です。

開演時間となり、上妻氏が三味線片手に下手から登場!スリムなボディーにフィットした黒いスーツ。ヘアースタイルも長めで、とてもお洒落なファッションです。

ちょこんと椅子に座り、さっそくオープニングチューンを。最初の一音がグサッと刺さりました。
響きますねー!ガンガンきてます。鼓膜がビリビリいうほどに。

タイトルの「生一丁!」の通り、PAは使わず、生の音のみです。それでこのヴォリューム!今までに聞いたどの三味線よりも音が大きい感じがしました。

私の席は3列目なので、かなり詳しく手元を見ることができました。左手の動きが激しいですね。
3本しか弦がないので、ギターに比べるとポジションチェンジの頻度が増すのは当然でしょう。

右手の動きも独特です。弦に当たるバチの角度を変えたり、弾くポイントも微妙に左右にずらしたりされてます。それによって音色が変わってます。

驚異的だと思ったのが、ほとんど目をつぶったまま演奏されているんです!激しくポジションをチェンジする時でさえですから。三味線が体の一部となっているかのごとく・・・すごい!

最初は3種類ある津軽節の違いを実演も含めて丁寧に解説していただきました。古典的な民謡を中心とした演奏でした。

力強い音です。さらに一つ一つの音の粒立ちが良く、会場の自然なエコーと相まって、音の散弾銃で撃たれているようです。

中盤からはアコーディオン奏者、桑山哲也氏を加えて世にも稀なコラボレーション。

桑山氏の使用楽器は、ボタン式クロマティック・アコーディオン・ベルギー式という名前で、現在日本でこの楽器を演奏しているのは桑山氏ただ一人です。

通常のアコーディオンと違う点は、鍵盤の代わりに右手側もボタンがたくさん付いています。90個以上も!さらに左手側のボタンも100個以上あります。難易度高いでしょう?

ここからはオリジナルも数曲演奏されました。和楽器と洋楽器の組み合わせの中でもかなり異色で、どんなサウンドが生まれるのか、想像がつきません。

ある楽曲では、シャンソン風イントロから始まり日本の古典的ムードへ発展するなど、アレンジにも変化や工夫が感じられて、POPなセンスが加わり楽しめました。

三味線のモノトーンな色合いにアコーディオンは、ほんのり色合いを付けてくれる感じがします。それも淡い水彩画的な色です。

2つの楽器のバトルというのではなく、あくまでも主役は三味線で、アコーディオンはバックに徹する演奏に聞こえました。

民謡調な旋律に、アコーディオンの和音が絡むとまた独特の音感になります。より哀愁を強く感じました。

オリジナルも独創的で、三味線のフレーズにもロックに通ずる部分も感じます。バンドとのLIVE活動もされているので、フルバンドで演奏したらすっごい踊れるナンバーに変身しそう!

バンドで立って演奏される姿もかっこいいでしょうね!ルックスもいいしね!

最近、若い三味線ミュージシャンが目立ちますね。沖縄民謡ブーム・三線ブームと共に三味線ブームも大ブレイクするんじゃないかな?

アンコールの「津軽じょんがら節」では、最高の技術に驚嘆し、生三味線のはじけるサウンドに心奪われ、目頭を熱くしました。終わったら、スッとステージから無言で去られたのもクールでかっこいい!

クラシックにも言えますが、生の音の迫力はとてつもない威力を持っています。演奏者と観客の間には、空気しかありませんから、不純物ゼロで、ストレートに入ってきますね!やっぱり生が最高!

打楽器交響楽団

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北九州芸術劇場中ホールにて金 徳洙“芸道50周年・日韓文化交流25周年”〜鼓魂、天壌を翔る〜

こちらの会場を訪れるのは初めてでした。とても新しいホールですね。大・中・小ホールとあり、たくさんのイベントがここで行われています。

小倉駅からは歩いてOKの距離というのも嬉しい。ビルの6階にあります。平日の3時でしたが、たくさんのお客さんにびっくりです。

中ホールは700人収容できるホールですが、ほぼ満席です。黒色を貴重にしたとても美しい会場で、演劇などにもぴったりではないでしょうか?

入場時に渡された資料にも演劇関係のチラシが多く含まれていました。設備も整っており、売店、トイレ、ロビーなど充実していて、さらに清潔でしたね。

私の席はなんと最前列!何と言う喜びでしょう。アーティストの細かな表情や汗までも感じることができる好位置です。

開演時刻となり、会場が暗くなりました。突然、後方から太鼓の音が!後ろの扉が開き、そこから太鼓を叩きながらの登場。意外性のある演出でしたね。

演奏しながら、客席内を通過してステージに上られました。全員で9名です。踊りながらの演奏を続けながら、金氏の挨拶とコメントが始まりました。

すべて日本語でした。発音もとてもすばらしかった。北九州で演奏するのが40年ぶりだと言うことです。このホールをとても褒められてました。

資料によると、グループ名は「金徳洙サムルノリ」といいます。使用されている楽器名がチャンゴ、チン、ソゴ、プク、ケンガリ、ソリ、と韓国独自の名前です。

上の写真の楽器がチャンゴなのですが、他はよく分かりませんでした。ドラみたいな金属製楽器が何種類かあり、チャンゴ以外にもう一種太鼓もありました。

ステージの一番後方に韓国的神棚が設けられており、演奏を続けながら、会場の支配人やスタッフの皆さんがその神棚にお参りをされました。このような光景は初めて見ます。

オープニングは歌も途中で入り、かなりのロングヴァージョンです。みなさんの額にはすでに汗が見えました。会場内は空調で寒いくらいでしたが、それであの汗ですから、かなりのエネルギー消耗です。

今日の構成は独特だったと思います。前半60分、休憩15分、後半60分ですが、曲数で考えると、前半は3曲、後半は1曲!と考えていいと思います。

まるで交響楽団のような雰囲気でしたね。すべて大作で、重厚で、味わい深い楽曲を揃えた選曲ではないでしょうか?それとも常にこういった形の舞台かも知れませんが。

オープニングの後は金氏のソロでチャンゴの独奏。座ってチャンゴを横に寝かせての演奏。最初は非常に繊細な音から始まり、最後には鬼気迫る展開になり、会場も息を呑む大迫力です。

自分の人生の50年もの年月を一つの芸に捧げてられている訳ですから、技術的にはもちろんですが、精神性も何か我々には見えないものが、金氏とチャンゴの間には通い、まるで対話を成立されているような感慨を受けました。

前半最後は全員による打楽器交響楽とでも称するにふさわしい熱演。私は最前列ですので、ほとんど生音を聞いていたに等しいのですが、とてもすごい音量で、体中に波動を感じっぱなしです。

コンビネーションも完璧で、ブレイクや強弱も素晴らしい。指揮者もいないし、譜面とかも見られてないので、どうやって呼吸が合うのかとても不思議です。熟練の技といえばそうなのでしょうが。

曲の途中で、金氏を時折チラッと他のメンバーが見つめるシーンがありましたから、そういった事で次の展開や進行を読んだりするのですかね?

前半は韓国式打楽器の魅力をサウンド中心に披露されたのに対し、後半は一転して視覚的要素を取り入れた構成に成ってました。

しかし、驚くべきは終始演奏が途切れない事でしょう。途中数人が入れ替わり、楽器をチェンジされたりする事はあったのですが、基本的に音は続いたままです。

視覚的要素というのは、韓国独特の紙リボンが先端に付いた帽子と、皿回しみたいな曲芸が加わった点です。

この帽子を用いた曲芸は見た目にも非常に美しい。文章での説明は難しいのですが、頭を振ってリボンの動きをコントロールする感じです。

これも相当練習が必要ではないでしょうか?数人によるリボン動きもぴったり。そのリボンが2M近くあるので、よく踏んだり、絡んだりしないものだなと感心します。最後に近い場面では10M近いリボンも登場しました。

こういった芸も韓国の伝統芸なのでしょうか?初めて見る芸でした。とても激しい動きも多く、演奏しながらですので、汗は滝のように。

アンコールでは会場も総立ちで手拍子を続けました。最後までとてもハードで緊張感あふれるステージで、これはかなりのエネルギーと集中力を消耗しますね。

これは昼の部でしたから数時間後は夜の部もある訳ですよね?信じられないパワーです。

打楽器楽団と称されるグループはいくつか過去に鑑賞していますが、今回の「金徳洙サムルノリ」の場合、クラシックに近い感覚を感じました。

エンターテイメント性を違う方法論で展開し、伝統をも守り続けていくという使命感も感じました。

「金徳洙サムルノリ」の紹介で“神がかりの音”とありまして、まさに神業といえます。ステージに神が降りて来るように神棚があったのかもしれません。

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昨日(7/15)は琉球フェスティバル2007in Zepp Fukuokaに参加しました。

レポートが今日にずれたのは閉演時間が遅くなり終電になってしまい、さらにその後バンドの打ち合わせに参加したためです。

ですから帰宅時間が2時近くになってしまい、今日は朝から仕事が入ってましたので、このフェスのレポートは2、3時間はかかると思い、昨日はあきらめました。

かなり濃密な内容でした。質的にも量的にもかなりの高水準のイベントではないでしょうか?

まず当日、会場へ遅刻したことを正直に述べなくてはなりません。Zeppへはもう相当伺っていますので、交通手段に関してはマニュアルができておるほどで、その日もマニュアルとおりの時間と手段で臨んだ訳ですが、イレギュラーが発生。

今の時期をよく考えねばなりませんでした。そうです!山笠。JRは問題なく予定通りに博多駅到着。しかし、バスが来ない!早めに気づけば地下鉄による手段もあったわけですが、変更しようか迷っている時にバス到着。

一応乗るしかないか?と思い、10分程度の遅刻だな。と思ってたら、なかなか進まないです・・・
結局30分の遅刻!情報認識不足でした。

ところで、会場に到着するといつもと違った光景が眼に映りました。会場前に露店がたくさんあるではありませんか!コンサートがらみのグッズ売り場ともちょっと違います。

食べ物関係が多いんです。やはり琉球フェスティバルにちなんだソーキそば、サーターアンダーギー、ゴーヤチャンプル、など。

なんかお祭り雰囲気でいいですね!テーブルと椅子もあり、数人のお客さんはビールを飲みながら、沖縄グルメに舌鼓を打っています。

LIVEあってるの?って感じでした。フェスティバルというのはこんな自由なムードに包まれているもんですね。リラックスしてて、ほんとに時間を楽しめる空間を作り出してます。

おいしそうな食べ物にも興味深々でしたが、会場内には持ち込み不可でしたので、帰りに買って帰ろうと思い(サーターアンダーギー大好き!)さっそくLIVE会場へ!

当然始まってます。私が入場した時は、太鼓の演奏中でした。「島唄」をバックに踊られてました。かなりの盛り上がりで、まだそのモードに入ってない私はただ呆然と立ち尽くしてました。

太鼓演奏が終わると、司会者が登場。アッ!見覚えのある方が。なんと藤木勇人氏ではありませんか!
あのトークの天才です!詳しくは3/29の「ちゅらさんどーい ゆんたくライブ」のレポートを見てください。

素晴らしいトークなんですよね!流暢で、ネタも面白くて、間もいいし、場を白けさせる事は絶対ありえません!うらやましい才能です。

次に登場したアーティストは「かりゆし」という若いバンドです。一見フォークグループっぽいいでたちですが、ギター・ベース・三線という構成はやはり沖縄テイストです。

声や音にも若々しさがたっぷり感じました。フォークと沖縄音楽を自分たちなりに解釈し、ブレンドさせたサウンドに聞こえました。

3曲ほどで終わり。やはり出演者が多いので(13アーティスト)曲数も制限されているのでしょう。1時間ずつでしたら夜が明けますから・・・

続いて鳩間可奈子さん。三線を抱えて登場。一人だけです。かなり高音の声が魅力的です。本格的民謡で、静まり返った会場に三線の響きと鳩間さんの伸びのある歌声がどこまでも伝わっていきます。

鮮やかな黄色の衣装とまだ27歳という若さで、沖縄のカナリヤとでも例えたいキュートなイメージが強く網膜に残りました。

次は、宮国米男氏です。二人編成で、三線と打楽器でした。打楽器は太鼓などの大きい物ではなくて、手で扱う程度の小さい鈴みたいな楽器などです。

お二人の姿が非常に仲むつまじく見えたので、もしかしたらご夫婦ではないかと思いましたが、コメントは無かったので定かではありません。

宮古島出身の方で、「人頭税」(宮古島の過去の税法で、身長で課税される法律)に関する民謡が印象に残っています。

前半最後は池田卓氏。2005年に全国デビューされている新人アーティストですが、昨年は映画の主演もされています。確かにスタイル、ルックス共に素敵です。女性の注目を集めていましたね。

J−POPスタイルの楽曲もありましたが、やはり携えるのは三線。新しい感覚をプラスしながらも伝統的な音楽の土台は崩れていません。

この後10分の休憩を挟み、後半戦突入!

しかし、藤木氏のトークは冴えまくってますね!アーティストのセッティングの間中おしゃべりをとぎらせず、しかも笑いを取るんですから神技トークです。

後半戦最初は、coi−naという女性3人組コーラスグループです。ドラム・ベース・キーボードに打ち込みも駆使し、かなりリッチなアレンジでした。

1曲目が「アメイジング・グレイス」の沖縄ヴァージョンで、ゴスペルと沖縄民謡のコラボという意外な組み合わせながら、その溶け合い具合は見事でした。

しかし、残念なことにコーラスにも時折打ち込みを使用されていた部分があり、私個人的見解としてはあまり好ましくない。出来るなら生で勝負してほしいですね。完成度より生々しさを重視したい!

続いて日出克(ひでかつ)氏。一番ロック色が強かったです。バンドもフルバンドで、本人もエレキギターを持っての演奏。このエレキが妙なデザインで、一見三線っぽい四角いあまり見かけない形でした。

沖縄色もあまり強くなく、和風や外国風な旋律も散見されました。沖縄だけにこだわらず、新しいサウンドを開拓する意図が感じられました。

途中から琉球國祭り太鼓福岡支部の方々が参加。ステージ全体を使ったダイナミックな踊りと太鼓を交えて、日出克バンドの壮大な演奏に美しい真紅の花を添えられてました。

NEXT BATTERは金城安紀氏です。久しぶりですね!またお会いできるとは。「ちゅらさんどーい ゆんたくライブ」での朴訥とした風情は相変わらずですね。

波の音をバックにお面を被っての登場。さらに被ったままで歌われたのにはびっくりしました。最後のアップテンポの曲では観客との掛け合いも楽しく、全員が一つになったグルーヴを感じました。

いよいよ終盤です。このフェスティバルのプロデューサーでもある知名定男氏の登場です。沖縄音楽界の重鎮という風格十分なお方で、静かにステージ中央に鎮座され、三線のみで古典的民謡を聞かせてもらいました。

芸暦50年!という事で、その年輪が刻まれた深みのあるいぶし銀の歌声には、飾りなどは不要の確固とした存在感を感じました。

「1曲目は決めてたけど、次は何するか決めてません」というコメントには音楽家としてのスケールの違いを感じました。余裕というしかありません。

音楽は空間の芸術であり、まさに三線と唄のみのサウンドはその最大限の効果をもたらしています。研ぎ澄まされた音の散文詩です。

さて、大トリの前を務めるのは、新良幸人withサンデー。こちらは一転してファッションやサウンドが新沖縄ミュージック的。

新良氏はスキンヘッドにサングラス。バンドもフルです。でも、やはり三線を持ち、民謡です。現代的なアレンジで民謡を表現し、別の角度から掘り下げていく手法です。

最後の曲ではキュートな鳩間さんとのデュエット。よかったなー!新良氏の声量たっぷりの男性的ボーカルと鳩間さんの天まで届くかのような高音のミックスが素敵でした。

サンデー氏はパーカッション担当で、ほかのアーティストの時もたびたび登場されてました。太鼓がメインだった様に思います。人気セッションマンですかね?

さあ!いよいよ大トリです。(紅白歌合戦みたいですね)大城美佐子さんです。この方も芸暦50年!
女性に年齢の事を申し上げるのは甚だ失礼ですが、70歳近い年齢であられます。

艶やかな歌声に驚嘆しました。そして、三線のリズミカルなフレーズにも。真っ白なお着物で、とてもお若い!途中ちょっと間違われまして、その後のコメントで「たくさんのお客さんで緊張して・・・」と、
可愛らしいお声でしたね!

最後の曲では同じ芸暦50年の知名氏とデュエットです。沖縄民謡ファンにはこの上ない最上級の贈り物でしょうね!100年の歴史を含んだ歌声です。

そして、アンコールとして出演者全員黄色いTシャツ姿で登場。後は唄えや、踊れやで、客席からはどんどんステージに上がり、観客は総立ちで乱舞乱舞。

と言うことで終演は10時15分。開演が5時でしたので、5時間を越えました。

沖縄音楽の素晴らしい面は古典的民謡から新しい沖縄ソングに至るまで何か一つの芯を感じる点ですね。根底を流れている大きな流れを感じます。

沖縄では今でも毎日2曲新しい民謡が生まれているというコメントがありました。多少誇張されているようにも思えますが、そういうパワーを感じるのは確かです。

音楽が沖縄では生活の重要な一部である感じがします。比率が非常に高いのでは?日本本土では新しい民謡はそんなに生まれていないですよね?

老若男女が一つの音楽でこんなにも一体化できるのが奇跡にも感じます。心が音楽を通して同化するという現象を目の当たりにしました。

今日の観客はすごく楽しんでいる雰囲気がひしひしと伝わってきました。踊れる曲ではすぐ踊り、口笛も鳴らし、声援も多かったですねー。出演者と観客の垣根がまったくないに等しいアットホームLIVE。

非常に長文になってしまいました。まだまだ語りつくせないのですが、きりがありませんので、そろそろお開きにしましょう。

P.S.帰りに買いたかったサーターアンダーギーが売り切れてたのが無念でした。

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