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博多東中州にあるGATE’Sビルは良く通過点として見かけていたのですが、今日初めて入りました。
オープンして1年くらいでしょうか?出来た当時は話題を呼んでいた記憶がありますが、初めて内部をじっくり観察したら人が少なく、何となく寂しい感じ。(曜日とか時間帯も関係するのでしょうが)テナントがいまだに入っていないフロアもあったり、温泉やフィットネスクラブがあったり、飲食店ももちろんありますが、コンセプトがはっきりしないビルです。
そのビルの7階にあるライブハウスGate’s7が今日の会場です。7階はこの他に飲食店が3,4軒ほどあるのですが、どこも閑古鳥鳴いてました。この地域の場所柄とかあるのかなー?天神のあの雑踏が別世界のような静寂したスペースです。
ケイコ・リーLIVEに参加しました。JAZZ関係は久しぶりです。レポートをジャンル分けしてからは初めてだったので、さっそく新規に追加しました。
200人程収容できるホールです。ステージの前には椅子がずらりと並んでおりますが、左右や後方には小さなテーブルもあり、お酒や食事を楽しみながらLIVE鑑賞できるお洒落なライブハウスです。JAZZとお酒は合いますよね!1ドリンク付という事でさっそく私もカウンターでワインを注文し、前から3列目の席に着座しました。(今日は全自由席)
右側のスピーカーの前です。ステージにはグランドピアノとアコギ2本とマイクが3本程。ギタリストの位置と3Mしか離れてません。良く見えます。
開演時間の18時を10分程度過ぎた頃、青い照明がステージを照らし続ける中、まず、メンバーの2人が登場。ピアニストとギタリストがスタンバイ。お二人ともお揃いの衣装です。紫っぽい上下同色のシャツとパンツです。
軽いピアノのイントロから演奏が始まりました。ギタリストも次いでJAZZYなフレージングのギターを重ねます。そして、ギタリストによる英語での紹介「・・・little crazy!ケイコ・リー!」
盛大な拍手に包まれて、薄いピンク(照明のせいかな?白かも)のワンピースで、少し花の模様が入った夏っぽい衣装で登場。ヘアーはショートカットで、いい感じのウェーヴ。贅肉が一切見受けられないスリムなボディ。素敵な女性ですね!
まずは、スタンドマイクの前に立ち、軽い手振りを交えて唄い始められました。その姿には実力と実績に裏づけされた大きな存在感があり、きゃしゃな体とは不釣合いな力強さを感じました。
オープニングの曲では、苦虫を噛み潰すような表情と時折唇を濡らす仕草が印象的。一音一音自分のボーカルを吟味し、分析し、バンドとの調和を計りながら歌われている感じを受けました。
声質がたまらなく魅力的です。低音は豊かで、暖かく、高音では適度にハスキーな。その天性の声を使いこなした実験的ボーカルスタイルに興味が尽きません。
フレーズとか音程を瞬間的に作り上げ、自由に音符を操り、空間へ放出しているボーカルは、聞けば聞くほど、その世界に酔いしれ、ワインのグッドパートナーとなります。
数曲後に「STAND BY ME」を歌われました。イントロだけで、泣けて泣けて。ベン・E・キングともジョン・レノンとも違うケイコ・リーの曲にアレンジされた名曲の演奏に胸が張り裂けそうでした。
JAZZはその瞬間瞬間で音を融合し、構成していく音楽なので、どう変化し、どんなサウンドになるのか予想がつかない所が非常に面白い。
JAZZのプレイヤーは毎回超絶的演奏を聴かしてくれます。今日の場合はボーカル中心なので、とんでもなく長いソロや、前衛的要素は少なかったのですが、抜群の技術とセンスでピアノとギターのソロ(私はギタリストなので、特にギターに注目してました)を効果的に挿入されて、舌を巻くPLAYばかりでした。
アンコールではケイコ・リーさんのピアノ弾き語りによる「イマジン」。また泣いてしまいました。
どうも条件反射になっているようです。曲の構成やコード進行などは、大胆にアレンジされ、原曲とはかなり違うイメージですが、根底に流れる「イマジン」のメッセージは忠実に表現され、「君は、私を夢追い人と笑うかもしれないが、あきらめないよ。君もいつかは私の仲間になるだろう?そしたら世界は1つになるのさ」(satomania909意訳)の永遠に続くごときリフレインが感動を呼びました。
以前、車のCMでケイコ・リーさんの「WE WILL ROCK YOU」を聞いた覚えがありますが、デビュー以来カヴァーソングも数多く発表されていて、独自の解釈と表現によるかなり実験的なカヴァーがとてもユニークです。
名曲をリメイクして、残していく事はアーティストにとってチャレンジでもあり、自分の音楽性の確認をする意味でも、とても価値あることだと思います。
今日は2ステージあるみたいで、2回目は午後9時からです。大変ですね!
同じ曲目であっても、演奏内容は絶対同じにはならないと思うから、2ステージ目も連続で観たいと感じるアーティストですね!
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