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ベケット・ラジオ 『残り火』 『カスカンド』
にしすがも創造舎特設劇場
作:サミュエル・ベケット
『残り火』 演出:阿部初美
『カスカンド』 演出:岡田利規
ベケットのラジオ台本作品が上演される、聞くことができるのは珍しい。これも生誕100年ということだからだろうけど。次にベケットが注目されるのは何時だろうね。
『残り火』はラジオ台本に視覚的部分を入れていかに飽きさせないようにするか、が考えられているが、効果音やSEの使い方がイージーというか安っぽいな。中途半端なんだよね。そういう視点でラジオ作品を演出するのも面白いと思うんだけど。
『カスカンド』は岡田作品だ!って演出。初めて岡田演出作品を見たけど、言われてきている通りの岡田作品だわ。とにかく静か。だから聞くことに集中させる。ある意味正しいベケット演出なのかもしれない。
二作品とも「聞く」ことにいかに集中させるかが大変なのはわかる。確かに気が遠くなりがち。ただやっぱりベケット作品の本来のものを味わうということだと、言葉の美しさ(日本語に翻訳されているものだけど)を聞かせなくてはならないし、かといって朗読会にしてしまったらいけないし、ドラマリーディングともまた違うし、難しいね。
ベケットはあまり勉強をしてこなかったので、今になって改めて勉強しなくては、ね。
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はじめまして。文字検索でお邪魔しました。 今、パリのポンピドゥー・センターでサミュエル・ベケット展をやっています。弊ブログで紹介しましたので、良かったら覗いてみてください。イヨネスコも以前紹介しています。(TBさせていただきました。)
2007/4/17(火) 午前 4:02 [ tak*_uu*0*4 ]