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小さくても、丁寧な生活

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スウィーニー・トッド

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
SWEENEY TODD:THE DEMON BARBER OF FLEET STREET

監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ ヘレナ・ボナム=カーター アラン・リックマン


久しぶりに映画、R指定だからTVじゃ放映しないだろうし。地元のシネコンに行く、レディースデイだから女性客ばっかりなんだけど、結構おばさん率も高い。「ジョニーカッコイイ」て来るのかな。予告編からコソコソ話。こりゃ本編もいいところで「アレが実はね〜」なんて話かねない。しょうがない、レディースデイだから、安いんだからと諦める。
素晴らしいミュージカル映画に仕上がっている。さすがはソンドハイムの楽曲。曲の構成、これぞといった感じ。例えば『ドリームガールズ』みたいに良きアメリカ的な現代ものではない分、重々しく時に陰惨であるのが作品の時代背景とあっているし。
ジョニーの関口宏的白髪はどうにかなんないかななんて考えて。でもリアルなごま塩だと格好良くはならないんだよね、しょうがないか。ヘレナ・ボナム=カーターとの目の下くまメイクはティム・バートン的。作品の主題はもちろん明るいものじゃないから陰鬱さが出てGOOD.それで夢を語るシーン、太陽きらめく海辺では衣裳ももちろ全体にカラーになって、スウィーニーがハニカム感じ、笑える。あそこで笑いを入れないと息づまっちゃうもんね。衣裳は全体通して良かったな。
バートン&ジョニー作品はほとんど見ているが、『シザーハンズ』『スリーピーホロウ』と今回の『スウィーニー・トッド』には流れというか、バートンの嗜好とジョニーの人生をも見ているようで興味深いね。若い頃は手が鋏だったのに、年とるとは剃刀に持ち替えたのねぇ〜と思ってみたり、やっぱりヒロインは色白な白人しかも金髪なんだよねぇ〜とか、バートン&ジョニーの方程式とでも云うのができそうにも思えて。
ただ舞台の場合は主題、特に時代性を強く打ち出さないといけないのだが、今回の映画では主題は何?な感じでかなり薄れている。ある意味フィクションの御伽噺でしかなく、スクリーン越しのせいか観客に伝えることは無いように見える。今だったら「負の連鎖」とかが主題であると思うのだが。先に例であげた『ドリームガールズ』なんて主題は大それたものではないけれど、その時代の流れ=アメリカの歴史であり、登場人物それぞれの葛藤を描けばいいんだけど、時代を昔にしている分現代への普遍性、共通項などを出していかないといけないんじゃないかなぁ、特に元となっている作品が舞台の場合であれば尚更。観客のパイが大きい分薄れさせているというかぼやけさせてるのかなぁ。
久しぶりの映画で眼は楽しんだけど、頭は楽しんだかな?ただやっぱり\1000は安いよね。

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