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3.11より3年となりますが、持続する運動の主体となる人々の内面は、風化することもなく、着実に深化の道をたどっているように思います。
以下、ちきゅう座様より。
 
 
 
2014年 3月 7日
<経産省前テントひろば>
暦をめくれば啓蟄(けいちつ)である。春も近くなって虫たちがうごめきはじめるのであり、長い冬から解放されたさざめきが聞こえてくるのだ。(啓蟄や頭上を誰か踏みゆける―松田福枝)。温かくなったと思ったら寒さがぶり返す、そんな日々だがやがては三寒四温という言葉がぴったりということになるのだと思う。政治は冬の季節に突入しつつある感じがするが、こちらも人々が街に溢れ出る春の季節に入りたいものだ。意志表示の群れが街に繰り出す日々を。
前日に「唐牛健太郎没後30年を問う」という催しがあった。若い人たちは唐牛健太郎と言っても知らない人が多いのかもしれないが、1960年安保時の全学連委員長であった。あの当時の首相の岸信介の孫である安倍晋三が現在の首相であることを考えると、何か因縁めいたところもあった。岸と佐藤(栄作、後の首相)の兄弟は安保に反対するデモに自衛隊を出動させることに意欲を燃やしていた。これは赤城防衛庁長官や幕僚長たちの強い反対で実現しなかったけれど…、もし彼らの主張が通っていればどうなっていたか。
今、孫の安倍首相が自衛隊の海外派兵を合法化する集団自衛権の行使を容認するように憲法解釈を変更せんとしているのを見るとこれまた因縁めいたものを感じざるをえない。軍隊の外に向けた出動と内に向けた出動とは、戦前の歴史を見れば同じことであり、必ずそうなってしまう。この催しはテントの近くの憲政記念館で開かれたが、テントに還り道にそんなことを思いだしていた。テントに寄っていただいた人もいた。
統治権力についての優れた見識を持たぬ連中がその行使者になることの恐ろしさを知るべきなのだろう、と思う。法治の精神というか、根源を知らぬ面々が法治主義をふりまわす矛盾とでも言うべきか。積極的平和主義の滑稽さも含めて。平和や民主化を掲げて戦争をするのが大国の常套手段であれば、積極的平和主義は戦争の合理化の旗印に過ぎないのである。平和を願っていない人たちの口にする平和主義には要注意である。
新聞の見いだしに風化する震災というのがあった。原発震災も含めて人々の関心が薄れてきているという意味では風化というべき現象があるのかもしれない。しかし、風化という言葉に惑わされてはならない。物事に対する感覚的、あるいは感情的な反応はそのまま長続きするものではない。物事は対象として変化するし、感覚的・感情的なものは中性化という内化を遂げて存続するものだからである。原発震災も含めた大震災の反応も同じ形で持続して行くのではない。
中性化という内化(身体化)された反応の持続や深化もあるのだが、それは反応が薄れてきている風化ではなく、別の形の存続である。そこで必要なのは内化に対応する物事の認識や理解力の深まりである。震災に対するそれが自分の中で深まっているのか、どうかを内省すれば風化の実態は見えるはずだ。風化のように見える現象は脱原発運動への関心の風化とも重なっているように見えるところもあるが、これは人々から関心が去ったことではなく、内化して持続している面もあるのだから、この面での課題(原発問題の認識力や理解力の深まり)に目をやり努めよう。また、そのうちに風化を吹き飛ばす行動もみられるだろうとも思う。
三年目を迎える「3・11」もすぐ近くであるが、39日(日)から315日に至る脱原発運動の集会・行動がそれこそ目白押しである。全国各地で多くの集会やデモがある。北は北海道から南は沖縄までおびただし数だが、39()には首都圏反原連等が主催の集会が13時から《日比谷野外音楽堂》である。14時からは国会請願・包囲デモが、1530分〜17時まで国会正門前の集会がる。経産省前テントひろばは協力団体だが、14時から東電への抗議集会などを行う。315()には日比谷公園の野外音楽堂で12時から集会がある。これらについては別版でおしらせする。(三上治)


 

「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。
原発事故から3年経とうとしていますが、その影響が、徐々に東京でも現れてきているのだと思います。
三田医師御自身も、4月より岡山に避難されるとのこと。
以下、みんな楽しくhappy♡がいい♪、様より。
 
 

<白血球異常> 「前は2回測ってもいなかった地域の子から異常が出始めるようになった」〜関東の子どもたちの異常について(4)〜2/14三田茂医師(文字起こし)

2014年2月14日
三田茂医師「関東の子どもたちの異常について」
放射線被ばくを学習する会(top page)


48:43〜
http://youtu.be/VfuEZPvsWm8?t=48m43s
ということでですね、甲状腺も心配なんです。
検査もするべきだと思います。
子どもに関わらず全年齢の人が少なくても1回はやっておかないと、ここどうなるのかがさっぱり分からないので、
全年齢の人が一回はやるべきだと思っていますが、
東京というのはそういうことをやってこなかった地域です。
それからやれるという施設、あるいはそういうテクニックを持っている医者がすごく少ないので
大変なことだろうと思いますけど、やろうやろうと言っているうちに3年経っちゃったんですけれど、
今からでもやらないとまずいと思います。

で、それよりも優先的にやるべきなのが、もっと簡単に出来ますから血液検査です。

http://blog-imgs-64-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2014021542.jpg

白血球の数。
白血球の分率と書いてありますけれども、末梢血液像とか白血球分画とかいろんな言い方がありますけれども、
何%ずつなのかと、リンパ球、好中球。
好中球は桿状(かんじょう)球と分葉球に分けることもあります。
好酸球は増えている人が多いと思います。
で、異形リンパ球というちょっと特殊なものが出るんですけれども、

http://blog-imgs-64-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2014021543s.jpg

ここにはね、好中球、好酸球、単球、リンパ球って印刷があるんですけど、
この異形リンパ球(ATY−LY)って印刷がないんですね。
というのは、普段はこういうのは出るわけがないから印刷がないんです。

でも、この電離放射線(障害防止規)則には異形リンパ球が最初から入っている位、
これが決め手なんじゃないかと思っています。

で、実際に異形リンパ球をはじめとした白血球異常がですね、
これわかりますよね、東京湾です。東京都で、神奈川県、埼玉県です。

http://blog-imgs-64-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2014021544.jpg

ここに丸くしてあるのが2011年末から2012年春。
これは三田医院で検査を始めて3〜4カ月間で、白血球異常があると僕が判断した人達の分布です。

http://blog-imgs-64-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2014021545s.jpg

これは知っていますよね、皆さんご存じの、これが妥当かどうかというのはあるかもしれませんけれども、
流れてきて、松戸・柏・三郷・流山・守谷これ特にポトンと落ちたと。
西の方は比較的きれいに保たれた。
実は秩父からこうやって入ったとも言われているけれども、

この3月から1年以内の三田医院の受診者で見た時に、異常のある子がこういうふうに集まったんです。
この辺が三郷ですね、この辺にさいたま市があるのかな、
で、三郷と埼玉で中のいいお母さんたちがいて、
ここの子が、さっきから見せているように2回、3カ月間見続けても異常が出続けたわけだけど、
こっちは異常が出ていないんですよね。
で、「何かの間違いだと困るからもう一回やって」というお母さんたちが沢山いました。
2回やっても異常は出なかったんです。
これが1年以内の事です。

2012年末から2013年の春、こんなふうです。

http://blog-imgs-64-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2014021546.jpg

ここが全然いないのはみんな逃げちゃってうちに来ないからだからです。
治った訳じゃないです。
ここの人が来なくなった。
で、文京区はどうでしょうか、一人いたような気がする。
多摩とか横浜とか、神奈川、埼玉市、川越とか所沢とか、こういうところに
前は2回測ってもいなかった地域の子から異常が出始めるようになったというのが約1年前です。


ですから、多分、事故があって1年間というのはホットスポットのところにものすごく強い影響があって、
その他は比較的保たれていたんではないかと思うんですけれども、
無頓着な事をしているから、みんながじゃないですね、行政がですね。
無頓着だからこういうふうに広がってしまったというのが考えられると思います。

http://blog-imgs-64-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2014021547.jpg

これは「えんとつ」という新聞に折り込まれているチラシみたいなもんですけど、
「小平、村山、大和衛生組合」って書いてあります。
小平市、東大和市、武蔵村山市。小平市の、これら3つの境目にあるにあるごみ処理施設ですね。
ゴミ処理とか下水道の処理施設が、こういう折り込みを入れてきました。
2012年ですね。

http://blog-imgs-64-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2014021548s.jpg

空間放射線量測定結果、地上高さ1m、5回測定平均値。
バックグラウンド、ちょっと離れたところの雑木林の中で、大体0.05位。
で、ここで測ると、0.08とか、
こことちがうところの東村山というところのデータは0.1近いものも出ています。
こういうのはゴミの焼却炉と関係しているかなと思います。
こんな高いところは僕が住んでいるところのまわりに普通ないです。

これが高さ1mですから、多分煙突から出て空間線量に影響があるのではと思っています。

http://blog-imgs-64-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2014021549s.jpg

これは、ここは新青梅街道って言うんですね。
右が新宿で左が青梅。
小平ってこっちの方ですけど、
東村山っていうところの人が子どもの未来を考えるゆるやかなネットワークというところの人が、
ここに空堀川という川が流れています。
この辺というのはほとんど武蔵野台地ですから、川らしい川が流れていないんです。
雨が降るとちょっと水流が増えて、雨がしばらく降らないとチョロチョロチョロという、そういうものなんだけど、
丹念に調べたらここでも1マイクロシーベルト近いところが何カ所かあると。

この地域というのは2011年の直後にも調べられていて、こんなに高くなかったんですね。
ですから、これは2013年の3月ですけど、
2年間ぐらいの間でかなり汚染が濃縮している場所が何カ所もあったり、
綺麗だったところが悪くなっているという、そういう事実がある。




これは、丸山雅一先生先生っていう先生で、
実は消化管のX線診断学の大家です。
僕のお師匠さんみたいなひとです。
僕が病院に勤めていた時には胃とか腸のレントゲン検査が好きで、
この先生からいろいろ手ほどきを受けてやっていました。

http://blog-imgs-64-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2014021550.jpg

レントゲンですね、透視室の中に、患者さんが入っているところに一緒に入って
実はバリウムなんだけれども口から飲ませるんではなくて、
口から細い管を入れてそこに大きな注射器でバリウムを入れたり抜いたりしながらやるという。
大体一回やると1時間近くかかる精密検査です。
ものすごく被ばくします、患者さんがね。

僕たちは、鉛のプロテクターを付けて、その下にフィルムバッジをつけますけれども、
やっぱり散乱線というのを浴びます。
透視し出すと患者さんの身体に反射したのが、結構飛びます。
で、フィルムバッジにも、一生懸命やった月にはカウントされる位の被ばくを僕たちはします。

若かった時にはちょっとイキがって、被ばくに負けずにやっているみたいなね、バカですよね。
そういう風でしたから、僕はものすごく被ばくしました
この先生はその何倍も被ばくしていると思いますけれども。

えーっと、僕には子どもが二人いますけれども、上が男で下が女です。
このいろんな先生たちに「子どもが生まれました」と言うと、
「女の子?男の子?」って聞かれるから
「男の子です」って言うと、
「君はまだ浴びが足りないね」と言われました。

この先生は女の子二人です。
僕の上司は女の子二人です。
外科部長も女二人。
技師長も女二人。
ちゃんと浴びると男の子は生まれない」というのがレントゲンに関わってきた医療者の常識だったんですね。
何故かうちは男が生まれましたけど、この先生は女二人。

とっても怖いと思うのがですね、
この先生は僕よりも10も年が上なんですが、検査をしている時にね、
この先生よりもいくつぐらいからだろう、50ぐらいかな、50位になったら、
検査を1時間ぐらいかけてやるって言いましたけれども、
15分、20分やると、「ちょっと辛いから私は出る」って言って外に出るようになったんです。
「身体がほてって目がまわるから、これ以上部屋の中にいられない」っていうことです。
「これを放射線宿酔(しゅくすい)というんだよ」と言われました。
"放射線酔い"です。

僕はまだそういう経験がなかったので、
「そんなものなのかな」と思いましたけれど、
で、この先生はそれからほどなくして検査室には入らなくなりましたね。
外から指示だけするようになって、
5年位して腎臓がんになって、手術をして、
インターフェロンで治ったと思ったらば、食道がんであっという間に死んじゃいました。

60前に亡くなりました、この先生は。
世界的に有名な先生です、この先生はね。

で、この先生のお師匠さんは白壁(白壁彦夫)先生というエントリ?診断学を作った先生ですね。
バリウムと空気の二重造影というのを考案して世界に広めた先生です。
この先生はこの先生の何十倍も浴びていると思います。
昔のレントゲンの機械でやっていましたから。
でも白壁先生は80ぐらいまで生きました。
普通に亡くなったんですね、普通の病気で。
ですから、多分放射能というのはものすごく個人差が大きいと思う、あらわれるものが。

僕はその事を身を持って感じました。

僕は基礎的な被ばくがすごく多いので、もうこれ以上は被ばくしたくないという気持ちが非常に強いです。
なんか自分の身体が他の人達よりもむしばまれている感じがして、
えー、ちょっと調子が悪いんですね。

なんか、ここ(口)の末梢神経のしびれみたいなのが時々出てみたり、
頭の皮膚炎なんかも治らないし、
声もこんなふうじゃないんですけど、この1年2年はちょっと悪いんじゃないかと思います。

この間墨田区の講演会に来てくれって言われて、御徒町のところから行ったんですけど、
ぐぐーっと坂を下りていくと、むこうの空気は悪いと僕は思いましたね。
この辺はちょっと高台だから少しいいのかもしれない。
うちの方がもっといいような気がするけどね。

ですから、ナメてはいけない相手だとは思う。
だけど、確率的な事だから言えない。
個人個人が気をつけなければいけないという、そういう事だと思います。



これが最後のスライドです。
これが東京の花です。
江戸川区のお庭にある花です。

http://blog-imgs-64-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2014021551s.jpg

こういうマーガレットみたいな花ですよね。
これもそうなんだけど、ちゃんとした花びらというのはこれぐらいしかなくて、
なんか筒みたいになっちゃっている、ねじれちゃっているみたいな、
こういうのが大体3分の2ぐらいです、ここの庭は。
どうもね、見ているとマーガレットみたいな花というのは、
結構こういう形になっているのがこの2〜3年すごく多いように思います。
ちょっと嫌な感じですよね。
こういう綺麗な花びらもあるわけだから、
何人か子どもがいると、元気な子もいるけれど、こうなっちゃう子もいるのかなという様な、
これがそういうものの象徴的なものかなというふうに感じて写真を撮りました。

ーー:これ、どこですか?

これは江戸川区です。
江戸川区の普通の家ですね、特別な家じゃなくて。
道端に土があって植わっているような。
だから、毎年毎年そこに生えては枯れてという様な、そういうものだと思いますね。
これが今日のお話です。



――質疑応答に続く




投票日まで一週間の時点で、都知事選でこれだけ人が集まるのは初めてかもしれませんね。
何とか結果に結び付けたいものです。
以下、田中龍作ジャーナル様より。
 

【都知事選】 原発推進 VS 原発ゼロ 〜銀座の陣〜 

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細川陣営の演説を聞く有権者。日本橋方面に向かって遠くまで人垣ができた。舛添陣営はこの半分もいなかった。=2日午後、銀座4丁目 写真:島崎ろでぃ=
 
 東京都知事選、最後の日曜日となったきょう、銀座・有楽町界隈では「原発推進陣営」と「原発ゼロ陣営」があいまみえた。
 マスコミは原発問題の争点化を避けているが、原発推進陣営は「都知事選の争点ではない」と強調し、原発ゼロ陣営は「原発のない社会を」と訴えた。
 午後1時30分、有楽町駅前―
 脱原発を掲げる地方自治体の首長たちが細川護熙候補の応援演説に駆けつけた。マイクを握ったのは茨城県東海村の村上達也元村長、静岡県湖西市の三上元・現市長、福島県南相馬市の桜井勝延市長。いずれも東海原発、浜岡原発、福島原発を近くに抱える。三氏は「脱原発をめざす首長会議」のメンバーでもある。
 1月19日に脱原発を訴えて再選を果たしたばかりの桜井勝延・南相馬市長。震災当時、警戒区域で物資が入ってこなくなった南相馬市の状況をユーチューブで発信したことが世界的に話題になり、2011年のタイム誌「世界に影響を与えた100人」に選ばれたりした。
 桜井市長は、細川候補の応援団体の街宣車に乗り込み、悲壮な面持ちでマイクを握った。「南相馬に原発はなかった。だが6万人以上が避難を強いられ、今も2万5千人以上が避難させられている。私は市民を守るために、独断で避難させた」と、当時を振り返った。
http://tanakaryusaku.jp/wp-content/uploads/2014/02/d616a6da21895f210a79219d6c0ba141.jpg
「仮設住民は “市長、助けて下さい” と訴えてくる。命あってこそだ」。脱原発候補を応援する桜井勝延・南相馬市長。=有楽町イトシア前 写真:島崎ろでぃ=
 「市民の命を守るのが政治家だ。原発で作った電気で東京が栄え、地方が捨てられる。許されない。命を守ることは東京も田舎も同じだ。東京が助けるべきでしょう。南相馬市の予算は年間1200億だが、その半分は除染費用。また東京がもうかる」
 「放射能を恐れて物が入って来なくなった時、佳代子夫人がガソリンや物資を運んでくれた。だから私はここに来ている。細川さんは命の大切さを知っている。脱原発とか甘いことじゃない。棄民化された時、命を守ったことはお金では買えない。一人ひとりを大切にすること。私はそのために、南相馬から、福島から世界を変える」。
 まるで桜井市長自身の選挙演説かと思うほどの、声を振り絞らんばかりの演説に目頭を押さえる聴衆もいた。多くは身じろぎもせず聞き入った。
  《マスゾエコール求めるも反応なく》
 午後2時、銀座三越前―
 先ず舛添陣営が街頭演説を行った。安倍晋三首相、公明党の山口那津夫代表らが応援弁士として立った。舛添氏、安倍氏らが乗ったのは公明党の街宣車である。
 舛添陣営の選対本部長を務める深谷隆司・元通産相がスピーチした。「原発は大事な問題だが、あげて国政の問題。都知事選で引きずる問題ではない…」。
 公明党の高木陽介・幹事長代理が続く。「教条的な言葉で“脱原発”と言っても具体的にはどうするのか? 舛添さんは東京で省エネを提唱している…」。
 舛添候補本人と安倍首相は、きょうは原発問題には触れなかった。両氏とも景気回復を強調した。 
http://tanakaryusaku.jp/wp-content/uploads/2014/02/a898230cf3fbd883ff55c1cfa55d1b4f.jpg
上から目線の安倍首相と目が死んでいる丸川珠代議員。乗っているのは公明党の街宣車だ。=銀座4丁目 写真:山田旬=

 舛添陣営の1時間余りに渡る街頭演説会が終わると、司会者の丸川珠代参院議員が「マスゾエ・コール」を呼びかけた。「マスゾエ」「マスゾエ」…丸川議員が右手の拳を振りながら呼びかけるが、聴衆は反応しない。
 それもそのはずだ。聴衆のほとんどは次の細川候補と小泉元首相の演説を聞くために銀座まで足を運んだのである。実際、聴衆はほとんど入れ替わらなかった。
   《細川候補に向かってなだれ込む聴衆》
 そればかりか、見る見る人は増えていった。銀座のメインストリートは日本橋方面まで人垣が続いた。
 細川候補は「知事の仕事は都民の命と暮らしを守ること。原発はひとたび事故が起こればすべてが吹き飛ぶ。お金と命とどちらが大事か」と話した。
 小泉元首相は「細川さんが原発をゼロにし、自然エネルギーで成り立つ社会が来る。新聞の世論調査のように細川さんが2位ということはありえない」と“予言”し、会場を沸かせた。
 細川陣営の街頭演説が終わり、警察の通行規制が一部解かれると、交差点の向こう側から聴衆が細川氏に向かってなだれ込んできた。人々は殺気立ってさえいた。原発を止めてほしい一心だ。
 練り歩きをしても人だかりさえできない舛添候補の街頭演説会では想像もつかない人気だ。街頭演説を見るたびにマスコミの世論調査とのギャップに首を傾げる。
 インタビューした聴衆の大半は「舛添さんが当選すれば安倍政権に信任を与えたことになる」と話す。多くの人々が危機感を抱いているのだ。脱原発派有権者の誰に聞いても「一本化すべき」と答えた。
 

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『田中龍作ジャーナル』は広告やスポンサーに頼っておりません。政治やマスコミが取り上げない人々の声を伝えるためには、現場に足を運ばなければならず、多大な費用がかかります。

庶民にとって重大事であるにもかかわらず、新聞・テレビが報道しない出来事があまりに多すぎる昨今です。

真実に迫るための取材にお力をお貸し下さい。ご支援賜りますよう何卒お願い申しあげます。10円からでも100円からでも有難く頂戴致します。


田中龍作

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議論しなければ何も始まらないと思うのですが。
以下、田中龍作ジャーナル様より。
 

【新潟報告】 泉田知事 「田中委員長、公開質問します」

http://tanakaryusaku.jp/wp-content/uploads/2013/10/8670982b952b96254b57b313b57ae07c.jpg
〜資料写真〜「どういう風に審査をするのか? (原子力規制委員会の)田中委員長に会って答えを聞きたい」。泉田知事はこれまでも面談を求めてきた。=写真:筆者=

 原発再稼働の大前提となる原子力規制委員会の安全審査は、原子炉設備に偏り、「住民避難」は二の次となっている。これに疑問を唱える新潟県の泉田裕彦知事が16日、インターネット中継を通じて原子力規制委員会の田中俊一委員長に公開質問した。
 泉田知事は自らが経験した中越沖地震と福島原発事故を教訓に、住民の安全が確保されないとして規制庁がまとめた「原子力災害対策指針」を批判してきた。
 原子力規制委員会が発足した翌月の昨年10月29日に、泉田知事は1回目の質問状を送付した。最初の規制委員会の回答は今年2月に届いたが、わずか2ページ(内容は1ページ)の薄い内容のものだった。
 4月22日、池田克彦原子力規制庁長官に会った時、泉田知事は再度、田中委員長への質問状を渡し田中委員長との面談を求めた。回答は7月末に届き、今度は4ページに増えていた。しかしまだ内容が不十分と考える知事は委員長との面談を毎月のように申し入れているが、一向に実現する気配はない。
 田中委員長は「他の自治体の首長が納得しているなか、かなり個性的な発言をしている」と述べ、面会するつもりがないことを強調している。
 “個性的な” の部分は原発推進勢力が泉田変人説を流布するのに利用している。
 こうした経緯を踏まえ筆者は16日、新潟県庁で開かれたメディア懇談会で泉田知事に質問した。「田中委員長に公開質問状を出すとかIWJの画面を通じで公開質問するとかのお考えはないのですか?」と。
 泉田知事は「今やりましょうか?」とやる気満々で応じ、次のように公開質問した―「田中委員長、ぜひですね、設備の基準を、運用する側の観点で審査するのか。住民の被曝を避けるという観点で審査されるのか。どちらか、まずお答え頂けないでしょうか? ここ重要な所だと思うんです」。
 筆者「ハードに偏ってますからね」。
 泉田知事「断層を分析する班と設備班しかないんですよ。それでどう住民の安全を守るつもりなのか、ぜひご説明頂きたい」。
http://tanakaryusaku.jp/wp-content/uploads/2013/10/13cb87eb82d73742054e6ed7e1665579.jpg
田中委員長はひょうひょうとしていて柔和な感じだが、頑として泉田知事に会おうとしない。=写真:筆者=
 泉田知事は設備の安全審査についても疑問を投げかけた―
世界はメルトダウン事故があると考えて対策を講じているのに、日本はメルトダウン事故が起きないという形でやる。これでは“世界の基準に合わせます”の答えになっていない(田中委員長は“世界一厳しい規制基準”と豪語している)」。
 “メルトダウンは起きませんよ”というのは第二の安全神話である、と泉田氏は指摘したうえで、次のように話した―
 「メルトダウン事故が起きた時にどう対応するか? ヨーロッパではコアキャッチャー(※)だし、アメリカは(軍の)冷却部隊ということになっている。日本は両方やらないことになっている」。
 住民の避難対策はまともに検討されず、メルトダウンはしないことが前提。第二の安全神話を作り出そうとしている原子力規制委員会に異を唱えるのは、3.11以降、原発を抱える自治体の長であれば当然のことだ。
 泉田知事に会おうとしない田中委員長こそ、世界標準から見た場合“個性的”なのではないだろうか。
 ◇
※コアキャッチャー:
原子炉格納容器の底部に設けられる装置。溶融(メルトダウン)したデブリ(堆積物)が冷却設備に導かれる仕組みになっている。
 

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10月13日に東京で行われた脱原発デモ、残念ながら参加できませんでしたが、参加された方たちの気持ちは全く衰えていないようです。何とかこの力を選挙で結集することが出来れば良いのですが。
以下、田中龍作ジャーナル様より。
 
 
 
http://tanakaryusaku.jp/wp-content/uploads/2013/10/ea2bac0d7bb4b646db926d28111691f1.jpg

東電の汚染水垂れ流しに抗議する父親と娘。=13日、内幸町交差点付近 写真:諏訪都=
 きょうの脱原発デモ(※)は大変な人出となった。日比谷公会堂からデモ出発点の霞門までわずか数十メートルを歩くのに10分以上を要した。日比谷公園の一角は人で埋め尽くされていて前に進めない。人いきれで呼吸が苦しくなり、出発点に行くのに迂回したほどだ。
 先頭集団が日比谷公園を出発してから最後尾が出るまでに3時間近くかかった。やっとこさ最後尾が出発した頃、ゴール地点にあたる国会前では集会がすでに始まっていた。筆者は国会前と行き来したために参加者数を最後まで正確に数えることができなかったが、2万人は超えていただろう。
 福島原発事故1周年(2012年3月11日)に行われた国会包囲デモのような殺気こそないが、熱気はあの時と同じだ。
 盛岡、岐阜、山梨…遠方の地名が入ったノボリと横断幕が秋風に揺れた。最も目立ったのが親子連れだ。
 杉並区の母親は2人の子供(3才と11才)の手を引いて参加した。
 「子供を守れ」「海を汚すな」「牛乳飲みたい」。シュプレヒコールをあげているのは3才の男の子だ。母親と一緒にネット動画を視聴していて覚えたという。
 「秋になりサツマイモ、栗、キノコが給食に出始めるようになった。牛乳を飲ませないので水筒を持たせている。弁当を持たせたいけれど事故から時間も経ち対応できない。いつも不安が消えない」。母親は顔を曇らせながら語った。
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タイベック姿の一行は放射性廃棄物入れを模したドラム缶を叩きながらデモ行進した。=経産省前 写真:田中龍作=
 日比谷公園を出たデモ隊は経産省から内幸町の東電前までの通称「電力通り」を通過した。「東京電力は恥を知れ」…東電前にさしかかるとトラメガを抱いた火炎瓶テツさんの声が一段と大きくなり参加者たちも唱和した。
 会社員の父親(20代・多摩在住)は肩車した我が子(3才)の未来が不安だ―
 「原発に希望はない。事故が起きて経済優先を見直さないといけない。皆がそう思ったのに、まだ経済優先で突っ走っているじゃないか。子供がいるので同じ事故を繰り返す訳にはいかない。子供の食事は完璧にしたら食べるものがなくなるので体を強くする食事を心がけている。常に移住の葛藤がある」。
 日本人は熱しやすく冷めやすいと言われる。だが子供の未来を案じる親心にそれは当てはまらない。親と子がいる限り脱原発デモの熱気は冷めないだろう。
《文・田中龍作 / 諏訪都》
 
 ※
「原発ゼロ統一行動」主催:首都圏反原発デモ/さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会
 

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