無題
悟りの体験をしました!!私は77歳の老人です。 この度、作品社から「一休往生」という本を出しました。この年になって、なぜと思われるかもしれませんが、私は禅でいう見性(悟りの第一歩)を体験しましたので、それを是非世の中に残しておきたいと思うからです。 悟りというと、宗教的天才が長年の厳しい修行の末に勝ち取りものと、思われがちですが、そんなことはありません。機会にさえ恵まれれば、だれにでも可能なものです。長年の苦行も必要ありません。
悟りは坐禅をして、心を生起流転するままに任せていれば、意外に早くやってくるものです。(前掲書P61〜65) ところで、人間は悟って、自分と天地との一体感を味わえば、生死の悩みから解放されるのでしょうか。解放される人と解放されない人がいます。解放されない人のために、禅はもう一つの方法を用意しています。 それは、生老病死との一体感です。生老病死に代表される人間の不安や恐怖を受け入れて、その中に埋没してしまうのです。 禅の根本は、対象となるものとの一体化です。天地に向かえば天地と一体化し、不安や恐怖に対しても、それを受け入れて一体化するのです。一体化によって不安や恐怖から脱することができるのです。これは、やってみて初めて分かる経験事実です。 以上については、前掲書P71〜74を参照してください。 天地との一体化は、それが悟りといわれる状態です。なろうと思ってなれるものではありません。悟りは、自分で努力してなるものではなく、向こうからやってくるものなのです。 不安や恐怖との一体化は、その状態に、なろうと思えばなれるものです。 禅の悟りについては、短い文章でそのすべてを表現することは、不可能です。 興味を持たれた方は、前掲書を一度お読みになってみてください。 |
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