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前回のブログより沢山の方々にお見舞いの電話、メール、コメントいただきました。 多くの人々に見守られているとの実感を持ちました。本当にありがたいことです。 診断が出ましたのでご報告します。 頸椎捻挫、左肘打撲で全治10日です。 車が突っ込んできた時に不意をつかれたわけではなく、 認識して身構える事が出来たのが比較的軽傷で済んだ理由との事です。 まだ首に違和感がありますので様子を見ましょう。 あわてず養生したいと思います。 体調と相談しながらぼちぼち仕事も楽しみたいですね。 この場を借りて御礼申し上げます。 さて、東京のみやげ話をしましょう! メディアカームの御厚意によりイタリアの製作家アンドレア・タッキさんにお会いしました。 彼はフランスの巨匠、ロベール・ブーシェ、ダニエル・フレドリッシュに直接指導を受けた 数少ない製作家です。楽器の美しさ、音色の豊かさは当代の楽器の中で飛び抜けていると感じます。 そんな彼が一体何を考え、何を思い楽器を作っているのか、確かめたくて私は東京に行きました。 初めてタッキさんに会っての印象は「やっぱり」でした。 楽器が体現しているように誠実で暖かい、そして懐の深い人です。 そして話を聞くうちにさらにそれが確信に変わりました。 今回Y氏所有の私の楽器を見てもらいました。 そこから様々なアドバイスをいただきました。 その中で見えたもの。 彼の製作上の信念とは… まず基礎になっているのは科学的アプローチ。 材料の強さ、比重、振動、機械を使って数値化しそれをもとに計算式を立て 理想の材料を選び出します。とても西洋的なアイデアです。 しかし彼の考え方はそれにとどまりません。 科学的アプローチを知った上でそれを捨てる芸術的アプローチが必要と考えています。 伝統から踏み外さず守っていく事も必要だが もっと自由な芸術的表現をしてもよい。 彼はそう考えています。 言葉の壁はいとも簡単に越えられるものです。 同じ道を歩んでいればこそわかる気持ちが伝わった瞬間でした。 いつか振り返った時に彼から受けた影響の大きさが解るのかもしれません。 タッキさんと私。 その後行われたレクチャー会場。 1部ではタッキさんの製作について、2部では師ブーシェの製作ノートの解説。 打ち上げ。お茶の水、山葵にて。 店の前。鯛とトビウオ。 みんなで記念撮影。 レクチャーでは50年以上前に書かれたブーシェのイラストを見る事が出来ました。 私が生まれるはるか前に、私が今感じている楽器製作の難しさをブーシェも感じていたようです。 とても親近感が湧くとともに私の現在の製作スタイルに自信が持てました。 打ち上げの席でタッキさんよりフレンチポリッシュの伝統技法を教えてもらいました。 彼曰く、これが「リアルフレンチポリッシュ」だよ。笑 詳細は秘密です。 ずっと塗装で悩んできたので助かりました。 フレドリッシュからタッキさんに、そして私に… 大切にしたいと思います。 東京の素晴らしい夜でした。 さ
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佐久間様
タッキ氏は、ギター界での存在感の割に日本での知名度は低いように思います。
元のギター教室の知り合いがタッキ氏の楽器を使用していましたので触れたことがありますが、すばらしい楽器でした。
フレンチポリッシュの伝統技法を教わったことで、フレドリッシュの技法が佐久間様の楽器にも活かされるのですね。
「秘儀の伝授」という話題にはわくわくしてしまいます。
これからご製作いただく楽器がますます楽しみです。
本調子に戻るまでは無理せずご養生ください。
2010/5/15(土) 午前 11:43 [ hiaapapa ]
佐久間様、皆様、はじめまして、
いきなりですみませんm(ーー)m
独特のヘッドデザイン、タッキーさん以外にもあるのでしょうか?
クラシックギターのことが良く解らないのでなんとも言えませんが、
ヤフーブログでプロフィール写真にしてる人がお友だちにいまして、『誰の何て言うギターなんだろう?』ずっと思っていました。
一度、タッキーさんのギター、佐久間さんのギター、体験したいです。
ギターの事、色々と教えてくださいね!
2010/5/16(日) 午前 10:20 [ ゴンザレス ]
ただの来日だけではなくて、レクチャーなど結構色々とあるんですね。
佐久間先生もいずれ海外にレクチャーに出張とか!?
たまに自分も「英語を勉強しないとなぁ」と思うのですが、未だに外国語はさっぱりです…
お体は全治10日とのことで、大事に至らなかったのが良かったですね。
2010/5/16(日) 午後 8:46 [ tdd ]
→hiaapapaさん
御心配いただき恐縮です。笑
無理せずゆっくり養生します。
そうですね、タッキさんは製作本数が少ないので日本では
あまり流通していないと思います。
唯一メディアカームさんが扱っておられると思います。
今なら新作が見られるかもしれませんね。
フレンチポリッシュの件ですが現在進行中の楽器で
早くも挑戦しています。
彼らには西洋家具の分厚い伝統があります。
それが最終的に結実したのが楽器製作でしょう。
自然であり理にかなった方法が完成していますね。
私がいただいたのは果実の部分だけ。
これから実践するなかで本当に歴史を感じるのだと思います。
そしてセラックの技術は経験を重ねる必要があります。
まだまだ勉強ですね。頑張ります。
お楽しみに。
さ
2010/5/16(日) 午後 10:47 [ ギター製作者 佐久間悟 ]
→Gonzalesさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
私もまだまだ未熟者です。知識を皆で分かち合いましょう。
ご質問のヘッドデザインの件ですが、
タッキさんはオリジナルと彼の師ブーシェに敬意を表して
フルコピーを作っています。
前回のブログに載せたタッキさんの楽器はそのブーシェモデルです。
そのヘッドデザインはブーシェのものと思われます。
ロベール・ブーシェで検索かけてみて下さい。
情報が出てくると思いますよ。
今後もブログをお楽しみください。
たまに関係ないネタも載せてますが…笑
さ
2010/5/16(日) 午後 10:54 [ ギター製作者 佐久間悟 ]
→tdd君
海外出張,いいね。行きたいなあ。いずれ…ね。笑
英語で思うんだけど、言葉って難しいね。
何が難しいって日本語で話しても通じない人がいる。
つたない英語で話しても通じる人がいる。
言語って一体…?
要は伝えたい気持ちと理解しようとする気持ちがあれば
会話は成立してしまうと言う事だね。うん、結論。笑
必要に迫られたらお互い勉強しましょう。
体の事心配してくれてありがとね。
リハビリのためまたブログ更新します。笑
さ
2010/5/16(日) 午後 11:52 [ ギター製作者 佐久間悟 ]
大変でしたね。首,頸椎は年をとると出てきます。若いうちにしっかりと直しておくと良いですよ。私も肩に来て服を着るにも難儀です。
今の間にしっかり直しておいて下さい。仕事が出来なくなると辛いですよ。
2010/5/17(月) 午後 6:38 [ fukusenzi ]
→fuk*sen*iさん
ありがとうございます。
残念ながらもうそれほど若くありません。笑
そうですか、fuk*sen*iさんも肩が…大変ですね。
仕事ができなくなるのは辛いですね。
しばらく養生させていただきます。
いろんな意味で首が回りません。笑
あわてない、あわてない。
さ
2010/5/18(火) 午前 0:02 [ ギター製作者 佐久間悟 ]
体は大事を取ってゆっくり休める事。気が焦って無理すると体にもっと負担かかったりするしね。
言葉を超えたコミュケーションいいよねえ。だから音楽が好きなのさ。
2010/5/19(水) 午前 5:49 [ まう ]
→まう
そのとおり、音楽は国境を越える。
世界と繋がっているのさ。笑
さ
2010/5/19(水) 午後 11:33 [ ギター製作者 佐久間悟 ]
今週末はスコットランドのバンド、フライトンラビットを見に行ってきます!
2010/5/20(木) 午前 7:27 [ まう ]
→まう
ほう、楽しそう。また感想聞かせて。
さ
2010/5/21(金) 午前 2:41 [ ギター製作者 佐久間悟 ]