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北海道小樽市は昨日2007年2月8日、新年度2007年度予算案を発表しました。4月に市長選を控えて政策的な予算を除いた「骨格予算」です。一般会計は、前年度当初比9・2%減の557億1469万1千円。額で約56億2千万円減りました。
特別会計と企業会計を加えた予算総額は、前年度当初に比べ7・3%減の1341億1719万2千円となっています。
ちなみに、古くからの商都小樽の人口は、14万人割りが目の前です。
(市長が新年度予算を発表してすぐに、市役所のホームページ上で資料を見ることができるのは、市民へ情報を公開する立場からして、とても良いことだと思います。)
特別会計では、産業廃棄物会計が新たに加わり、融雪施設貸付会計がなくなりました。前年度と同じ11会計で、545億0283万8千円(対前年度当初比0・7%減)。
企業会計では、市立病院建設問題を抱える病院会計が前年度当初比30・4%減の108億3972万2千円など、4会計合計で238億9966万3千円(対前年度当初比15・8%減)となっています。
骨格予算といっても、政策的な予算を組む「肉付け予算」に向けて、伸びしろは少ないようです。骨格予算なのに、総額で前年度比7・3%の減に止まるというのは、財政が厳しいことを明らかにしているように思えます(ちなみに前年度の伸び率は3・1%の減少)。選挙後に新市長が「肉付け」するのですから、当初予算の対前年度比は、ハコモノ行政の時代ではないものの、もっと落ち込んでいてもいいはずです。
一般会計の収支を見ると、小樽市の財布に入ってくる一般財源収入は約346億5千万円(前年度当初比1・4%減、5億円減)です。小樽市の財布から出ていく、歳出に充てる一般財源は、約357・5億円(前年度当初比1・0%減、3・8億円減)と予算を編成しています。
プラスの346・5億円からマイナスの357・5億円ですから、赤字です。11億円お金が足りません。財源不足です。不足額が、前年度当初比に比べ1億3千万円増えました。
「三位一体(さんみいったい)改革」と騒がれましたが、地方自治体の権限向上と税源移譲は、上手くいっているようには思えません。富める少数の地方自治体と、その他大勢の地方自治体の格差は広がるように思います。
小樽市役所の予算の話なのに、国会が気になります。
「産む機械」発言や事務所費(西村‘名義貸し’議員も)は、政治家としての姿勢を問う入り口の問題です。とても基本的な問題です。
国会は、もっと市民の視点に立ちつつ、大きく広い視野から政策について議論をしてほしいと思うのは私だけではないと思います。
国が何もしない(国会や内閣の無作為・職務放棄)のが気になります。そこまで書くと、私の偏りすぎた見方でしょうか。
(了)
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