甲斐 森の寺子屋

里山民有林樹木を活用して生産基盤をつくろう

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 <山梨県のホームページ>
 http://www.pref.yamanashi.jp/barrier/html/kenyuurin/index.html

 最後まで検証できませんでした。私が長期間山林再生のために私的費用で歩いた感想は「県有林は瀕死の状態」であるということです。言葉の羅列や理想論を展開している時期ではないのです。県有林も民有林もみんあ県民の財産なのです。この財産を有効に活用し生産ベースを確立して、豊かな郷土を再生することなどごく当たり前のことで、荒れた県有林や利用不可能な林道を本来の目的に則して運営するなど、具体的な実践を期待しています。そして県有林に放置された間伐材や、蔓や蔦で絞め殺されそうな樹木を助けてやってください。林道の危険回避や危険木の撤去など、県有林管理計画に盛り込まれていない項目にも視野を広げ、言葉遊びでなく実践を持って進んでください。計画の全面見直しも視野に入れて。

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  <筆註>
 掲載写真は県有林ではなく民有林です。私の調査では山梨県の森林の中でもベスト1の桧森林です。ここまで育林してして初めて「売れる木材」になるのです。

 計画の目標

「森の国・水の国やまなし」にふさわしい森つくり(7ページ)

 前計画では、ダムの周囲や重要な水源地域の県有林について、水源かん養機能の保全に配慮した施業を行ってきました。本計画においては、さらに水を育み県土を守る森林づくりを行うため、水±保全林において長伐期林と複層林を広域的に配置し面積を大幅に増やすこととします。長伐期林においては、適正な密度管理を行いながら長期的な施業を行うことにより、上層の大径木と下層の低木や草本類が豊富に繁茂した森林の造成を図ります。
 また、林道等から離れ、成長の遅い収益性の低い人工林では、広葉樹なども適度に残す膏成複層林型問伐を実施して、多様な樹種で構成される複層林への誘導を図ります。このことによリ、森林の保水能カを高めるとともに、土砂の流出及び崩壊を防止し、安定した流量で清澄な水を供給する豊かな森林を造成し、「森の国・水の国やまなし」にふさわしい緑豊かな森づくりを行います。

 http://www.pref.yamanashi.jp/barrier/html/kenyuurin/index.html

ネット上に貴重な文献がありました。「山梨県県有林 スマートウッド認証審査報告書」とあり「部外秘」扱いとなっています。参考になりました。山梨県は実態の伴わないこうした言葉や文書先行のもろもろが好きですね。感服します。
http://www.rainforest-alliance.org/programs/forestry/smartwood/documents/yamanashiprefecturefmpubsum04jpn.pdf#search='

 http://www.rainforest-alliance.org/programs/forestry/SmartWood/documents/yamanashiprefecturefmpubsum05jpn.pdf#search='

 頑張ってください。

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  「森林を守れ」が森を殺す!」田中淳夫氏著
 <筆註>
 林業関係者はぜひ先生のこの本を読んでください。間違った認識が改まります。

 「森林は酸素と二酸化炭素を自給自足していた」(17ページ)

 <筆註>先述した箇所でも私の誤認識に頭を打たれた思いであったが、先生の話で私はさらに打ちのめされた。私たちは認識の浅い中で自然や森林とと接していることに気がついた。森林の持つ意味をもっと追求しなくてはならい。

 ところで私も大人になって、もう少し賢くなった。植物のなかには光合成を行わない種もいる。たとえばキノコやカビなどの菌類だ。そのほか微生物も光合成をせず、酸素は出さない(ただし、最近の分類学では菌類や原核生物などを植物から分離して第三、第四の生物と考え始めている)。

 また老木などほとんど生長しない植物もある。これは、光合成量と呼吸量(正確には落葉落枝を加えた量)が均衡しているわけだから結果的に酸素を出していないことになる。もし呼吸量が光合成量を上回ったら、木が痩せる、なんてことはありえないから、即枯れるだろう。
 
 つまり植物は、常に酸素を放出しているわけではない。だが、酸素を出さない植物(菌類、微生物を含む)も、呼吸は必ず行う。この事実に気づいた私は、植物生態学が専門の滋賀県立大学環境科学部の依田恭二教授に確認した。

 「植物は、芽が出て、背丈を伸ばし、枝や葉がいっぱいになる時は、光合成が活発に行われて酸素を放出しています。しかし、ずっと生長を続けているわけではありません。生長を止めた木もあるでしょう。枯れると腐って分解されます。すると、二酸化炭素が排出されます。つまり、植物が分解される時には微生物が活動しますが、彼らは酸素を消費するんです。微生物を無視して森林を『地球の肺』扱いするには無理がありますね」

 植物が生長している時は、光合成による酸素の生産量が呼吸による消費量を上回っている。しかし、森林全体で見ると、森林の中には生長する草木だけではなく、枯れた草木や落ち葉があり、さらに動物も生息する。枯れた植物は、やがて分解される。分解して、「土に還る」のだ。植物だけでなく、動物も人間も死ねば「土に還る」。その作業を司るのが菌類や微生物である。微生物(嫌気性細菌を除く)が活動する際には、酸素を消費する。呼吸するといってもよい。だから二酸化炭素を放出する。その量は、分解される植物が生長する際に吸収した量とぴったり同じになゑ有機物の合成と分解は、裏返しの関係だからだ。
 なんだかむずかしそうだが実は単純である。
 「おおざっぱなところ、十分成熟した森林では植物の呼吸による酸素消費量と光合成の酸素放出量は、1対2ですね。そして微生物に消費される酸素の量は1に相当します。すなわち森林全体の酸素消費量と酸素放出量は、2対2になって均衡しているんです」
つまり森林の酸素の供給と消費は、プラスマイナス・ゼロ。

 だから、酸素は森林から外部の出ていかない義林は、酸素と二酸化炭素を自給自足しており、見かけ上は外部とやりとりしない。当然、「地球の肺」とはいえない。

(略)
 では、我々が呼吸している酸素はどこから来ているのか。
 どこからも供給されていない、といえるかもしれない。古代、地球上の大気は二酸化炭素濃度が高く酸素はほとんどなかったが、光合成する生物が現れ、二酸化炭素を石灰岩や有機物である生物体に固定し、かわりに酸素を放出した。現在、死体が石炭や石沖石灰岩になつた部分も含めて、その分だけ酸素が大気中に存在するのである。我々は、昔生産された酸素を呼吸させていただいているに過ぎない。

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 計画の目標(7ページ)

 前計画では、ダムの周囲や重要な水源地域の県有林について、水源かん養機能の保全に配慮した施業を行ってきました。
 本計画においては、さらに水を膏み県土を守る森林づくりを行うため、水±保全林において長伐期林と複層林を広域的に酉己置し面積を大幅に増やすこととします。長伐期林においては、適正な密度管理を行いながら長期的な施業を行うことによリ、上層の大径木と下層の低木や草本類が豊富に繁茂した森林の造成を図ります。
 また、林道等から離れ、成長の遅い収益性の低い人工林では、広葉樹なども適度に残す育成複層林型問伐を実施して、多様な樹種で構成される複層林への誘導を図ります。
 このことにより人森林の保水能カを高めるとともに、土砂の流出及び崩壊を防止し、安定した流量で清澄な水を供給する豊かな森林を造成し、「森の国・水の国やまなし」にふさわしい緑豊かな森づくりを行います。

 私も長い間間違った認識をしていたことに恥ずかしさを覚えたことがあった。それは森林の働きついてである。ここに一冊の本がある。ぜひ購読を勧めたい。
 『森を守れが森を殺す!』田中淳夫氏著(洋泉社発行)ここでその内容の一部を紹介する。

  森林は酸素の供蛤源ではない
 森林を守れという声は高い。その理由はさまざまだが、なかでも迫カがあるのは
 「森林は、我々の呼吸している酸素を供給してしる」という主張である。
 キヤツチフレーズは「森林は、地球の肺」酸素の源が無くなってもいいのか、と迫られれば誰もイエスとは言えないから、このキャツチフレーズを掲げて運動を進めている自然保護団体も少なくない。また、次のように生態系を説明する自然保護団体による本もある。
「人間をはじめ動物は、酸素を吸つて二酸化嚢を吐き出して生きています。逆に、植物の葉は二酸化炭素を吸い、酸素を作ってくれます」
 だが、この「地球の肺」なる考え方こそ森林保護運動の理論のなかでも最大の誤りなのだ。最初に強調しておく。森林は酸素を出さない。森林は酸素の供給源にはならない。私がこのキヤツチフレーズに疑いを感じたのにはわけがある。ちょっとした思い出があるからだ。たしか中学一年の理科の時間に、エンドウマメを使った実験が行われた。まあ詳しく説明するほどの内容ではないが、要するに私は、この実験で「植物も呼吸する」という事実を知って驚いたのだ。この場合の呼吸とは、酸素を吸って二酸化炭素を吐くという意味である。
 私はそれまで「動物の呼吸は酸素を吸って二酸化炭素を吐くが、植物は二酸化炭素を吸って酸素を吐く」と思っていた。
 いま考えれば、植物の呼吸と光合成を混同していたのである。光合成とは、光エネルギーと水と二酸化炭素から有機物を合成して酸素を出すシステムである。主に葉緑素を持つ植物が行う。呼吸は、有機物を酸素によって分解しエネルギーと二酸化炭素と水を放出する仕組み。つまり二つは、裏返しの関係なのである。そして動物は呼吸するだけだが、植物は呼吸もすれば光合成もする。当時の私は、光合成は昼間だけだが、呼吸は夜でも行うから酸素が足りなくならないか、と心配した。しかし植物が、枝葉や幹、根などを生長させている(有機物を増やしている)のは、呼吸より光合成の量が勝っている証拠だ。そこまで考えて、私はようやく安心した。ありがたい学校教育のおかげで、私は「植物も呼吸する」という知識を身につけたわけだが、植物の呼吸と光合成を混同している人は少なくないだろう。

<私も誤認識していました。>

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 県有林管理計画とは
 
 経営計画から県有林管理計画へ

 森林・林業基本法の制定によリ、木材の生産を主体とした政策から森林の有する多面にわたる機能の持続的発揮を図るための政策へと転換されました。
 また、県民の森林に対する期待が多様化するなど、森林の持つ様々な機能の維持増進がより強く求められるようになりました。
 県有林がこれまで進めてきた木材供給や県±保全機能の発揮への取り組みに加え、水源かん養や自然環境の保全など公益的機能のさらなる充実強化を図リ、県民二一ズを反映した森林管理を進めることとし、名称もこれまでの「経営計画」カ'ら「県有林管理計画」としました。

 計画の内容

「県有林野管理規程」に基づいて樹立する10年問の計画です。主な計画事項
・管理の基本方針
・重点計画事項
・伐採や造林等の事業量
・県有林の地種区分、作業団区分
・作業団区分別の施業基準
 
 この計画がどのように実施されていくか見守っていきたい。育林は継続して行うもので現在のような目的のない施行からは良材は生まれない。木に対する育てるという執念が伝わってこない。
 これからの林業は「生産販売」が計画の主でなくてはなりません。それは先細りする補助金や借金財政の県費を頼りに運営していたのでは、身動きできない状況に陥ってしまうことは明らかです。民間で言えば「倒産」しています。生産を主として育林を進め、成木になった木々は高価で販売してその還元で植林から他の必要作業を行う。こうした自然で無理のない方向が迫れているのです。私の見た限りでは、優良木材や生産管理の行き届いた森林は稀で、如何に育林が不足しているかは、その道の人なら理解しています。
 育林の見込みのない中で植林を繰り返し、放置林が増えている施策も問題です。今は育林なのです。あなた方には木の遣り切れない悲鳴が聞こえていますか。

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