甲斐 森の寺子屋

里山民有林樹木を活用して生産基盤をつくろう

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 最近の日本は合併統合が流行していて、その多くは民間社会の要望ではなく、政府の緊急緊縮財政に起因していると思われます。現在の林業界にも多量の補助金が流れ、多くの施設や施策が行われました。その間に現在話題の「緑資源機構」のような横暴な林地開発が行われ、必要もない林道が次々に開いて、林業より、リゾート開発の一翼を担ってきたことは一目瞭然です。ある地域においては、開設以来まったく利用されずに現在は土砂崩れの最中に在り、いずれは山地崩壊と水害の危険を含んでいる林道さえあるのです。新たな林道開削予算はあっても、その維持管理の費用は地域範囲行政に委ねられて、例え直轄であってもその管理は行き届いていません。
 多くの人々や団体・組織も補助金なれしていて、自ら立ち上がることができない習性が育ち、直接関係のない県有林などどうなっても構わないという意識も定着しています。それどころか民有林や自己のもち山さえその管理を放棄しているのが現実なのです。ましてや行政が勝手にしたことについては行政が責任もって処理運営するという基本さえ現在は失われつつあります。
 そうした本質論にはこの「県有林管理計画」触れていません。触れてはいけない聖域なのかも知れません。美辞麗句の林立する計画書はどこか遠くの国のもののように感じるのは私だけでしょうか。

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参考資料<山梨県のホームページ>

http://www.pref.yamanashi.jp/barrier/html/kenyuurin/index.html

森林区分に応じた管理(一部枠組みがない箇所があります。ホームページ参照)

 地域森林計画においては、森林の持つ多面的機能を総合的かつ高度に発揮するため、地域の特性や森林資源の状況から、その流域の森林が特に発揮することを期待されている機能ごとに森林を3区分5地域に区分しています。

 水土保全林

(80,669HA 51%)
水源かん養または山地災害防止機能を重視する地域

(「中核保全地域」及び「保全地域」)

 森林と人との共生林

(50,900HA 32%)
生活環境保全機能または保健文化機能を重視する地域

(「生態保存地域」及び「ふれあい地域」)

資源の循環利用林

(26,685HA 17%)
木材等生産機能を重視する地域

(「資源の循環利用林」)

県有林の管理にあたっては森林の機能を十分に発揮するため森林区分に従った施業指針を定めて施業を行います。
 特に、県有林は、水源地域や山岳地域に多く存在するため、水土保全機能を重視した施業を実施することにより、県民生活の安心安全に寄与するとともに、資源の循環利用林における木材等の生産においても、適切な保育・間伐、伐採・造林を行うことにより、二酸化炭素の吸収固定能力を発揮させます。

確かに理想論として申し分ない記述であるが、現実の県有林を見ると、その格差が激しいと思われます。現状県有林環境は過分なのです。育成人員の作業能力範囲をはるかに超える森林を保有しているのが現状です。
 植林も確かに必要な場所や地域もあります。急峻な山岳地帯を持つ山梨県にとって治山事業は欠かせません。しかし多様な地質構成が認められる山梨県で<どこでもなんでも桧植林>が適切はいえません、今後手が入らない森林が増えると藤蔓や蔦で絞められ枯れ死する木が続出して、枯れ死した木々は根が腐りやがて倒壊します。また水流の変化で土砂が動くといっきに滑ります。
 最近長野から新潟の検証に出かけましたが、表面的には美しい森もいったんその地内足を入れると集団倒壊・集団地すべりを起こしている地域も多く見られ、山梨だけでなく近県各地でも深刻な林相を呈していることがわかりました。

<掲載写真はクリスタルライン周辺森林>
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 山梨県の県有林管理計画が昨年発表され、現在それに沿って県有林の運営が営まれていることと思われます。
 私もこうした長期計画を体育分野で作成したことがありますが、浮くような言葉と実践がかけ離れていることはよく理解しています。理想論を掲げながらそれに近づくことはせずに淡々と時の過ぎるを待つのです。またこうした計画には民間からの口出しは厳禁です。今回はすでに管理計画が出発していますので、計画にそって民間からの新視点で、その実現性の是非を含めて検証していきたいと考えています。
 最初に里山民有林にも共通することでもある次の記述を考えて見ましょう。

参考資料<山梨県のホームページ>

 
http://www.pref.yamanashi.jp/barrier/html/kenyuurin/index.html
 

自然への回帰を目指して

こうしたことから、本県では、これまでの森林公園に見られるような施設に力点を置いたものとは違い、あるがままの森林の中で自然と親しみ、学ぶことを目指し、また、美しい花が咲き、川や湖、そして山岳風景ともマッチした個性ある郷土の原風景の再生を目指した「森林文化の森」を整備していくこととしました。

この「森林文化の森」は、地元の方々の貴重な意見を踏まえ、天然林や人工林、美しい草花や生き物たちと言った地域固有の自然や、史跡を言い伝え、風習などその地域特有の歴史・文化を生かしたかたちで、人と森林が関わり合うことの出来る場所にしていきます。

このために、現在ある森林の特徴を最大限生かしながら、地域的な歴史や産業にふさわしい樹種の森林を育成していきます。

そして、人々がこの森林に親しむことが出来るように、歩道や林内広場などを、自然景観や生態系に配慮して配置します。

また、自然への回帰を目指して、森林文化の森を積極的に活用して、様々な森とふれあえるイベントを行っていきます。

 こうした記述は現在の県有林や国有林・恩賜林それに民有林の現状実態をどれだけ把握
しているかで今後の計画は大きく異なります。この編者はおそらく山梨県の森林実態を見たことがない人が書いたと思われます。現場を一週間巡れば、その最悪の実態で身が震えて書く言葉はないと思われます。私も南アルプス市の多額投資して造られた伊奈が湖周辺の県民の森に数回訪れましたが、育林造林が不足していることは一目瞭然です。近来植林ではほとんど手がつけられていない山林も多く在ります。蔓や蔦に巻かれて窒息死して樹木も多くあり、藤蔓枯れ死赤松や虫害赤松も多く認められます。こうした現状を見れば、県民には「決してこの森には入らないでください」の注意喚起表札が必要になるくらい荒れた県民有林も多く認められます。人が安心して入れる森林とは何か、衣や兜を置いて徹底検証をしてください。そして「山梨県危険な森林」の線引きなどをしてください。言葉先行ではなく実践あるのみです。森林の育成には。さあ!皆さんも近くの森林を覗いてください。中には手入れを施していて、爽快な森もありますが、多くのヒノキやスギの植林地の中の暗さには驚くでしょう。同じスギやヒノキ林でも枝打ちや間伐などの手が入っている森は明るく風も清清しく、森林浴効果も生まれますが、暗い森は人も生物も受け付けません。訪れるのは鹿くらいです。陰鬱の森なのです。

 少し難しい話ですが、山梨県の抱える県有林について簡単に勉強しましょう。参考書は山梨県が発行した「森の国・水の国やまなし 県有林管理計画」とします。
http://www.pref.yamanashi.jp/barrier/html/kenyuurin/index.html

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