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昔の教科書『高等小学理科書』「」第一学年教師用 文部省 第十二課 要旨 森林め状態・効用及び造林について知らしむ。 準備 森林の状態を示す掛図、諸種の種の樹木の枝。有用水材の標本. 教授事項 1、森林成せる樹木 森林を成せる樹木は種類頗る多し。之を葉の形状によりて、濶葉樹(かつようじゅ).と針葉樹とに大別す。 濶葉樹はかし・なら等の如く広き葉を有する樹木にして、 針葉樹は松・杉・ひのき等の如く細きを魯有する樹木なり。 又森林には唯一種の樹木より成れるもとこ、数種の樹木の相混れるものとあり。 2、森林の状態 森林の内部は樹木の枝葉にて蔽(おお)われるにより、日光の差し込むこと少なく、風瀞にして湿気多し。地面には落葉積重り、小植物数多生じ、土は概ね軟にして水分多し。 また所々に清き泉の湧出づるを見る。 3、森林と水源 森林にては雨水は樹木なき地に於ける如く、直ちに地上に落ちて流れ去るにはあらず、先づ樹木の枝棄に.當り、徐徐に下りて落葉及び小植物を湿し、其の間より漸次に深く地中に浸込む。故に森林はよく水を保ち随って泉の源をなす。 4、森林と水害 雨の多く降るとき、樹木なき地にては雨水は一時に地上を流れ土砂を洗ひ去ること多きも、森林地にてはかかることなく、随つて山崩などの起こること少し。 又森林多き地を流るる川は水の俄に増すことなく、且土砂の爲に川底の高まることも少ければ洪水の起ること稀なり。 5、木材・木炭 家屋その他の建築物並びに器械器具等に用ふかる諸種の木材は皆森林より伐出すものなり。日常用ふる薪炭も亦之を森林より得ななり。 木材は森林の樹木を伐倒し、枝を払い、適當の大いさに切りて、之を運び出すなり。山地にては多くは谷川に沿うて之を流し下す。 6、造林 森林はかく甚だ大切なるものなれば濫りに之を俄沸ふ避け、又伐取たる跡及び必要なる場研には新に之を仕立つべし。 森林を仕立つるには種子を蒔き、、或は苗木を植付け、又は自然に生ぜる苗木、或は切株より生ぜる新芽を育成す。若ざ樹木の成長を容易ならしるため、初め四.五年間は地上の雑草を刈除き、六七年目の後に至れば蔓草等似如き妨害物を除き去る。 其の梢、成長して枝葉茂り優劣の明かなる頃に至れば、特に優劣の明らかなる頃に至れば、特に優れたるもの及び劣れるもの伐去りて一様なる林をなさしむ。長くして節なき木材を得ん仁は此の頃より漸次に下枝を切沸ふ。 概括 森林を成せる樹木には潤葉樹と針棄樹との別あり。 森林は木材・薪炭を供するのみならず、泉の源をなし、土秒の崩るるを防ぎ、洪水の害を少からしめ、甚だ大切なるものなり。されば侭伐取りたる跡及び必要なる場所には、苗木を育てて森林を仕立つべし 備考 澗葉樹の圭要なるものは橡(くぬぎ)・なら.かし・栗(くり)くす.けやき等なり。 針葉樹の圭要なるものは杉・ひのき・さはら・松・からまつ.もみ・つが・こうやまき.あすなろ等なり。 森林な夏は涼しく冬は暖にして、能く氣候の調和を助け、叉空気を清浄ならしむるにより、衛生上にも極めて有盆なり。その他尚暴風を防ぎ、雲頽を止め、海辺にては魚類の繁殖を助くる等の効あり。 木材はむ時酉洋紙の原料として盛に用ひらる。 土地の情況により森林の保存を要する場含には特に法令により之を保安林に編入し、濫りに伐採することを禁ず。 これが教科書ので教師が教える内容なのです。現在はどんな教え方をしているのでしょうか。
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