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まず、ここで「難民」と「国内避難民」の定義を簡単に説明します。
「難民」とは「政治・経済・社会・災害などで居住国から逃れた人」、「国内避難民」とは「政治・経済・社会・災害などで居住国から逃れたくても外国に受け入れてもらえず居住地から避難しただけの人」です。
難民と国内避難民はともに困難な状況にあります。
ですが、シリアの場合は特に国内避難民の方が危険な状況にあると考えられます。
青山弘之氏(東京外国語大学大学院准教授)によると、シリアでは「ムハーバラート」という反政府勢力の監視・尋問・拘束・逮捕・投獄・拷問・武装弾圧などを行う組織が、軍と共に大統領の権力装置として行動しています。
ムハーバラート職員はシリア国民310人当たりに1人、軍は現役・予備兵合わせれば31人に1人という割合で存在するため、大統領は国民を容易に弾圧することができます。
ムハーバラートは単に兵器を使って反政府勢力を攻撃するのではなく、宗教や社会的階層の違いで国民を分断することで、結束して国に刃向かわないよう工作を行っています。
その結果、バラバラな小規模集団と大規模なムハーバラート・軍という対立の構図が生まれ、シリアの内戦は長引いている、ということになるのです。
(※シリアでは憲法上、政府が非常事態宣言を発しない限り、軍やムハーバラートに介入できないことになっています。言い換えれば、非常事態宣言一つで政府は軍やムハーバラートを動かすことが出来ます)
それを踏まえて考えると、シリアの国内避難民の状況はかなり厳しいものになっています。
協力なムハーバラート・軍に脅かされ、反政府勢力にもイデオロギーの違いから攻撃される可能性をはらんでいます。
さらにシリア政府寄りのロシアと現政権崩壊後のシリアに軍事拠点を作りたい欧米諸国の介入で事態は余計に複雑になりました。
割を食うのは子どもたちです。
ポル・ポト政権下のカンボジアでは大虐殺とそれに伴う出生率低下で人口ピラミッドにくぼみができています。(人口ピラミッドとは、世代ごとの人数を階段状に示したグラフです)
同じような人口ピラミッドが将来のシリアにも現れようとしています。
本来なら適切な医療や教育を受け、無事に成長できたはずの子どもたちが、爆弾や銃だけでなく予防できたはずの病気で亡くなることになります。
もし内戦が終わったとしても教育を受けられなかった世代が国を元に戻すのはかなり難しいでしょう。
もちろん近隣諸国に逃れた難民も危険にさらされているのは同じです。
先日、イラクに療養に出かけていた政府軍の集団が反政府勢力に攻撃される事件がありました。
これはシリア内戦が近隣諸国に飛び火しつつあることを意味しており、難民も攻撃対象になる恐れがあるのです。
国内避難民にも難民にも支援が不可欠です。
それも長期的な支援が必要になってきています。
その支援の協力を皆さんにお願いします。
「ユニセフ シリア緊急募金」(クレジットカード、インターネットバンキング、コンビニ支払い)
「UNHCR シリア緊急支援」(ページの最後に寄付についての説明があります)
「日本赤十字社 シリア人道危機救援金」(ゆうちょ銀行・三井住友銀行への振り込み)
「シリア支援団体 サダーカ」(ゆうちょ銀行への振り込み)
マンU ランキング1位
トッテナム・ホットスパー ランキング1位
バレンシアCF ランキング1位
チソン ランキング1位
ジョン・レノン ランキング1位
斉藤和義 ランキング1位
宮藤官九郎 ランキング1位
ラーメンズ ランキング1位
クリスティアーノ・ロナウド ランキング2位
椎名林檎 ランキング2位
阿部サダヲ ランキング2位
香川真司 ランキング3位
アフガニスタン ランキング3位
神戸花鳥園 ランキング4位
大阪大学 ランキング4位
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2013年03月13日
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