薩摩派 説経節の会

東京都無形文化財指定「薩摩派説経節」を伝承する、「説経節の会」の活動の近況を綴ります。

会全体での事業

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毎年、八王子市教育委員会・八王子市学園都市文化ふれあい財団が共催で行ってくださる「伝統芸能後継者育成ふれあい講座」。平成23年度の講座が11月27日、八王子市立由井中学校を会場にスタートいたしました。
 
これから来年2月まで毎週日曜日に稽古が行われ、2月には発表となります。演目は八王子車人形家元、西川古柳師のたっての希望で「蘆谷道満大内鑑 葛の葉二度の子別れの段」を通しで行います。説経節コースの今年の講習生は7名(男性2名・女性5名)で、2月まで熱のこもった稽古が続きます。この第一回の稽古の模様は、薩摩若太夫のブログで詳述されております。こちらもどうぞお読みください。
 
講習参加は締め切られておりますが、見学は自由です。奮ってご見学ください。
 
平成23年度 説経節ふれあい講座
会場
 八王子市立由井中学校  午前10時〜12時 
  〒192-0914 八王子市片倉町553
お問い合わせ
 八王子市教育委員会文化財課 042−620−7265 河津
講習日程
 ①11月27日(日) ②12月 4日(日) ③12月11日(日) ④12月18日(日) 
 ⑤12月25日(日) ⑥ 1月 8日(日) ⑦ 1月15日(日) ⑧ 1月22日(日)
 ⑨回⑩回⑪回は見学できません。(会場も違います)
 ⑫発表会 2月18日(土) 13:00 入場自由
   八王子市学園都市センターイベントホール
   (JR駅前東急スクエアビル12F)
史料から書誌情報を抽出する作業は手間が大変かかります。そのため秋谷先生・坂田が、午前中に書誌情報抽出の作業を行い、撮影は午後からとしました。
正本には太夫名だけでなく、村名なども記されています。その情報を読み取り、確定するためには『新編武蔵風土記稿』は必須に感じます。次回から、撮影を行う会長宅に常備するようにしたいと思います。
薩摩若太夫も別件で顔を出し、正本内のフシの読み取りでアドバイスを受けました。説経節は音曲です。フシの流れの定跡をわかっていると、正本から音が聞こえます。やはり理解するためには、文学としてだけでなく、フシの本として読み取らなくてはいけないでしょうね。
また午前中には平行して、11月23日の八王子市民俗芸能公演の準備作業(展示ブース準備、弁当担当としての事務準備)も行いました。
 
撮影時間:10:00〜12:00 先行して秋谷先生書誌記入作業  13:00〜17:15 撮影
今日の撮影:箱2-9〜箱2-19まで
参加:宮川会長、秋谷先生、保戸塚会員、薩摩誠太夫、薩摩布太夫、野尻会員、坂田

イメージ 1

この日の撮影は、まず秋谷先生の書誌ピックアップで、かなり手間取りました。のっけの箱2-1の台本から、合綴(がってつ)された上に、書き手も何人かに渡っている様子。なのでこの日は、8冊の撮影にとどまりました。
またこの日は、一橋大学大学院博士課程の上野さんが、書誌学調査の実習的にこの撮影会に来られました(写真左)。撮影のみでなく、上野さんに比べて人生の先輩連になるいつものの撮影スタッフと彼との、生活習慣の違いなど、3時のお休みを利用して盛り上がりました。

撮影時間:11:00〜18:00
今日の撮影:箱2-1〜箱2-8まで
参加:宮川会長、秋谷先生、保戸塚会員、薩摩布太夫、野尻会員、上野大祐さん(一橋大学大学院博士課程)、坂田

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イメージ 2

イメージ 3

9/26(月)は久米井先生台本の撮影会でした。いちばん上の写真は秋谷先生(一橋大学教授、国文学)、出来る限りの書誌情報を史料から拾って撮影用の扉に記していきます。また撮影時の史料の傾きを無くすため、史料のセット担当者も手元のミニディスプレイで確認しつつ撮影(写真中)。無理せず段取りを確認しつつ撮影を続けています(写真下)。
撮影会9回目にして、箱1の101冊の撮影を完了しました。月にもう1日は撮影日程を増やす必要があるのか、思案は必要ですね。およそ全800冊、長い道のりです。

撮影時間:11:00〜17:00
今日の撮影:箱1-84〜箱1-101まで(箱1撮影完了)
参加:宮川会長、秋谷先生、保戸塚会員、薩摩布太夫、野尻会員、横山会員、坂田
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説経節を聞いていただく上で、人形や写し絵の存在は大きいものです。人形の動きや絵の存在で、お客様に説経節独特の詞章がきわめて分かりやすいものとなります。また多摩の説経節は、人形や写し絵とは不可分の中で演じられてきました。そうして観る人に分かりやすくする工夫として、説経節の会では、人形や絵解きとのコラボレートを模索をしています。

そのようななか、宮川会長が現在『写真集 八王子の人々』の取材・撮影・編集をする中で出会った人形劇団どらを主宰する、宮原太刀夫さんご夫妻。この方に人形の作り方を伺い、私たちにできる可能性がないかということで、有志を募り、八王子市生涯学習センター川口分館を会場に、お話を聞いてきました。
宮原太刀夫さんは、1950年代末に人形劇団を起こし、劇団はぐるま座の100日間中国公演、1980年には1ヶ月の留学をしての人形取材などで、中国中の人形劇を見て回り、そこで観た高いレベルの人形技術をもとに、自分なりのシステムを考え出します。そうして培われた工夫の一端をお聞かせいただいてきました。

頭(カシラ)の作り方では、作る部分の順序、そして演目にあったデザイン、正面・側面・背面、四方からの下描きが重要性のこと。特に目の位置・耳の位置は人形の表情を決定する上で特に重要なものだということをお話しくださいました。また作るのに手軽で強い塗装の方法なども、お教えくださいました。
また人形劇団どらで考案した、舞台中の移動用のコロ付き腰掛けみお見せくださいました。ちょうど車人形の箱車のようなものですといえます。山高帽子のようなかたちで、360度回転するキャスターと転倒防止用のが付き、支えがついています。この考案は中国や朝鮮半島にも取り入れられ、向こうでもどら車といわれているそうです。

子供たちに人形劇を演じてきた宮原さん。とにかく「何が正しくて、何が正しくないのか」、これだけは子供たちにしっかり伝えたい、とおっしゃいます。そんな宮原さんが、水上勉訳・横山光子脚色『五説経』を読んで思ったのは、「一度読んだだけではわからない」ということ。やはり説経節の舞台に字幕は必要なのではないか、ということをおっしゃっておられました。そうでないと言葉が聞き取りにくく、芸能世界にも入りづらいのでは、との感想をおっしゃっておられました。

やはり並大抵では人形はできない、というのは感じました。宮原さんにしても、中国を走り回って人形を観て回り、自分なりの形にしてゆくパワーがあればこその、この形です。次に話すべきことを的確にアドバイスなさる奥様。宮原さんの芸があったればの夫唱婦随を感じました。

於  八王子市生涯学習センター川口分館 第1講義室 10:00〜12:00
参加 宮川会長、萩平由季さん、薩摩津賀太夫、薩摩布太夫、薩摩紅太夫、雀屋妻三郎、雀屋百、野尻会員、横山会員、坂田 

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