薩摩派 説経節の会

東京都無形文化財指定「薩摩派説経節」を伝承する、「説経節の会」の活動の近況を綴ります。

会全体での事業

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2011年5月30日(月)、説経節の会では、東京都奥多摩町に残る写し絵種板の撮影に行ってきました。「義経千本桜」「勧進帳」「小栗判官一代記 二度対面の段」「出世景清 阿古屋自害・獄舎破り」といった外題の種板、全部で461コマを撮影しました。
ここまで秩父横瀬町や八王子で調査・撮影を進めてきましたが、これまでなかった外題、「出世景清」や「播州皿屋敷」等にも出会えました。また、映画の前段階とも言える映像技術「写し絵」の仕掛けの面白さを伝える、「だるま」「てづま」といった見せ物系が特徴的でした。
撮影に際しましては、奥多摩町水と緑のふれあい館の堀口様には大変お世話になりました。謹んで御礼申し上げます。

於 奥多摩町 水と緑ふれあい館
撮影時間:10:00〜16:00
参加:宮川会長、保戸塚会員、薩摩若太夫

(この文章は薩摩若太夫の報告を元に坂田がまとめました)
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5月15日、横瀬町民会館で「横瀬ふくさ人形」の定期公演があり、薩摩若太夫と坂田で表敬訪問、鑑賞してまいりました。今年の演目は「葛の葉・機織りの段〜蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)」と「清姫怨霊の場〜日高川入相桜(ひだかがわいりあいざくら)」でした。

「葛の葉・機織りの段」は秩父に残る古い説経正本から、若林祐美先生が本を起こされ、復活させた外題。昨年公演された「葛の葉・子別れの段」の前段となるものです。あらすじは本当の葛の葉をつれて庄司夫妻が保名(やすな)を訪ねる。機織り部屋には機織りをする葛の葉そっくりの女性(狐葛の葉)がいる。保名が愛し、童子丸(のちの安倍晴明)をもうけた葛の葉は、実は狐か天狗なのではないか、と気づき始める段になります。障子に写る狐葛の葉が機織りをする姿が葛の葉に変わる、また機織りの音の工夫(ソロバンをつかったそうです^_^)でも楽しませていただきました

幕間には秩父囃子太鼓の子供たちの演奏。太鼓の演奏ってエロスがあるなぁ、と思いました。これ以上私が書くと、すけべになりそうなので、やめておきますが(笑)。

「清姫怨霊の場〜日高川入相桜(ひだかがわいりあいざくら)」はご存じ安珍清姫の物語。八王子にも「日高川入相花王 天田堤・渡し場の段」として、台本があります。恋い焦がれる安珍に追いすがる清姫、逃げる安珍。飛脚や漂泊僧、日高川の渡し守など、会うごとに聞かされる「自分(安珍)がどちらにいったか伝えてくれるな、川を渡してくれるな」という安珍の言葉に、次第に恨みの心を募らせ、日高川を渡る段になって、とうとう怨霊、大蛇に姿を変え、安珍が逃げ込んだ道成寺に向かうまでの段です。
横瀬ふくさ人形は、日本でひとつしかない、人形の「まわり舞台」が売り。秩父夜祭りの山車を作り上げた技術が生きています。この「清姫怨霊の場」では、渡し場の段で回して見せてくれました。ただ、回した際に、日高川の川辺の書き割り(背景)が半分落っこちちゃった(笑)。さっと武甲太夫さんがやってきて直してましたが(^_^)。奥多摩川野の車人形でもありますけど、町の人たちで守り続ける伝統芸能、こういうハプニングも味です。

ふくさ人形の一座の方にもご挨拶し、また平成22年度の文化庁調査事業でお世話になった、横瀬町歴史民俗資料館の館長様にもお礼とご挨拶が出来ました。これからもお世話になります。ありがとうございました。
(文:坂田)

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八王子市郷土資料館蔵の旧久米井亮江先生収集説経正本の撮影作業、今日は5回目でした。

上の写真、コンピューターのディスプレイが2つ見えます。写真中央の小さい方は史料セット担当者(誠太夫)の確認用。主に撮影コントロールをしている保戸塚会員の曲がり修正の指示、言葉だけだと時間がかかるので誠太夫自身でも確認するための工夫です。
また秋谷治先生による書誌情報のピックアップ量が増え、撮影ヒトコマめにいれる書誌情報メモの書式も少し変更しました。少しずつ改良しつつ、撮影作業を続けています。

撮影時間:10:00〜17:30
今日の撮影:箱1-41〜箱1-54まで
参加:秋谷治先生(一橋大学教授)、宮川会長、薩摩若太夫、薩摩誠太夫、薩摩布太夫、京屋惹、横山会員、保戸塚会員、坂田
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5月8日の午前中、十代目薩摩若太夫(内田総淑氏)の最後の弟子、梅田和子様のお宅へ伺いました。十代目師匠の三味線と梅田和子氏の三味線の計2丁。台本は梅田さんが十代目師匠の三味線を弾いておられたころの梅田さん自筆の正本(台本)。コピー正本。また説経だけに限らない、様々な邦楽音源も拝領しました。
梅田さんが学生時代に邦楽に興味を持ち、義太夫・薩摩琵琶・長唄など様々な邦楽の音源を集められた頃の話。十代目薩摩若太夫に入門された頃や、二代目若松若太夫師匠のもとに訪問した頃の話。様々な方からいただいた貴重な資料のお話し。説経だけに限らない多くのお話しが伺えました。
正本の中には、十代目師匠の手のものもありましたが、面白かったのは、八王子市加住で説経に親しまれていた故三橋良雄さんが創作された、八王子城主である「北条氏照」の一代記とも言える新作説経があったこと。会でも、八王子の物語をもとにした説経があってもいいのかねぇ、とお話ししていたところに出遭ったのも奇遇でした。どれも薩摩派だけに限らない貴重な資料。まずはしっかり目録化していきたいと考えています

参加者:十三代目若太夫、京屋惹、坂田

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八王子市郷土資料館蔵の旧久米井亮江先生収集説経正本の撮影作業、今日は4回目でした。
毎回少しずつ工夫をし、午前中はカメラセッティングの見直しで暮れました。次回はモニターをノートPCだけでなく、資料を正しい位置にセットする担当者が目の前で見られるよう、もう一台用意しようかということにもなっています。
撮影していると、太夫名だけでなく地名など、様々な事柄に疑問が湧きます。秋谷治先生による正本からの書誌情報の採取・記録の際も、参加者の知恵を総動員しての作業になっています。その中で「薩摩派家元の印の字」が撮影の傍ら、一時間かけて判明したということもありました。

撮影時間:10:00〜18:30
今日の撮影:箱1-30〜箱1-39まで
参加:秋谷治先生(一橋大学教授)、宮川会長、薩摩誠太夫、薩摩布太夫、野尻会員(17時まで)、横山会員(16:40まで)、保戸塚会員、坂田

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