さつきのブログ「科学と認識」

福島第一原発、アンダーコントロールで、わざと昨年の2倍の放射能を放出か

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返信: 838件

[ 樹々の緑 ]

2013/11/14(木) 午後 11:09

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学問の場という知的労働をしている人たちであれば、なおいっそう、その「苦労」が自分の学問研究を如何に阻害するかを痛感するでしょう。その忌避感が無意識に自己の学問研究を歪めていることに気づけなければ、なかなか「原発の人類に対する根源的敵対性」をドラスティックに結論づけることはできないと思います。
他方で、こうした人たちを「大馬鹿者の集合」と視る「正しい見地に最初から到達していたごく少数の人たち」が、そのような(あえて言いますが)小ブルジョア的な苛立ちを心底に持って「学問」をしようとするとき、それが真に「理論といえどもそれが民衆を掴むやいなや物理的な力を発揮する」(ヘーゲル法哲学批判序論)ものとはなりえないでしょう。加藤さんの研究に私が感じているのは、個人的な怨恨を「ソフィスティケイトされた」研究という衣装をまとわせている感じだけでなく、そのような、学問本来の性質とは切り離すことができる小ブルジョア的な弱点なのです。

[ 樹々の緑 ]

2013/11/14(木) 午後 10:57

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私は、学問を虚心かつ真剣に追究すれば、結局のところ「おかしいものはおかしい」という認識に到達する人が出てきて、多少の時間はかかっても、その人が社会的に発言する場がある限り、何れは同調者が増えていくと思っています。そういう意味では「超楽観主義者」と揶揄されるかも知れません。学問の力を信じているとも言えます。
しかし残念なことに、その「虚心かつ真剣な学問追究」を妨げている勢力に、支配勢力ばかりか、日本共産党も加わってしまった(現在も?)のが、とてつもない負の遺産として、現在の社会進歩を目指す勢力にのしかかっていると思っています。
それは、学問の方法や内容を歪める形のみならず、学問をしようとする青年の意欲を阻喪させ、学問を「世過ぎの手段」として身につけさせてしまった点にも、顕れていると考えています。
研究者も労働者であると考えれば、「生活を脅かす」者に対しては「たたかう」以外に自己を守る方法はありません。それは、個人にとっては大変な(場合によっては人生全体をかけるような)苦労をもたらします。

[ 樹々の緑 ]

2013/11/14(木) 午後 10:46

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その「最初の一歩」で躓いているうちは、真に科学的な思考だとか、より正確な認識論の会得には進めません。
それは、指導部を構成する人たちにとっての問題としては、自分たちの指導性の権威が大きく傷つけられることへの恐怖があるように思います。そう考えると、「本気でそう思っている」わけではない」と私が判断していることがバレてしまいますが…。とにかく、彼ら・彼女らにとっては、現在の地位が、一つの私的利益にまでなっているのだろうと推測しています。
指導部を構成しない、とくに末端の人たちについて言えば、何といっても、さつきさんが詳しく分析解明された「民主集中制」の弊害が大きいと思います。これがあると、同時に末端では「ものを深く考えない」で済む(というかしようとする習慣が身につかない)ことになりやすいのです。しかも、「おかしいな」と感じる人たちは常に「少数意見」として表面に出なくなるのです。

[ 樹々の緑 ]

2013/11/14(木) 午後 10:38

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問題は、それなのになぜ、「わが党は最初から原発の危険性を強調してこれに反対してきた」などという、誇大広告のような言回しをあえてするのか、ということです。この点では、小泉純一郎氏の方がよほど正直です。現在の共産党指導部は、このようにいうことによって一体「何」を守ろうとしているのか、ということです。
「なせ間違ってしまったのか」を解明するに当っては、まず「間違ってしまった」という深刻な自己認識が不可欠です。実はそこがごまかされている(=自分たちは間違っていない、と本気で思っているか、間違っているとは思うがそれを認めてはならないと思っている)ように思うのです。

[ 樹々の緑 ]

2013/11/14(木) 午後 10:28

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「鮮明に憶えている」と言った手前、それをネット上で検索しながら改めて気づいたのですが、さつきさんは、反原発派への共産党の「反科学主義」というレッテル貼りや、「原子力利用を含む科学技術全般に対する楽観主義」に対して厳しい態度を執られているのであって、そこから見ると「百八十度路線転換をしているのに、口を拭っている」と胡散臭さを感じているのでしょう。
しかし私は、共産党の認識は全体として評価すれば誤っていたと思うものの、その「認識の変化」の過程は、普通の人間(=政府や支配勢力の原発宣伝に多かれ少なかれ惑わされていた人間)の認識の変化発展の過程として十分に納得できるものだと思っているのです。
すなわち、以前は何となく疑いを持ちつつ全面否定もしないと曖昧な態度を採っていたが、福島原発事故によって「断乎否定」路線に到達した、ということです。

[ 樹々の緑 ]

2013/11/14(木) 午後 10:20

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少し内容的に飛ぶのですが、さつきさんが教えて下さった今田真人氏による日本共産党の原発政策の変遷のまとめは、1985年の第17回党大会による綱領改定から始まっていて、私が言っていることには直接関係はありません(纏まっているとは思いますが…)。
私が言及した不破発言は、旧民学同系の「アサート」というサイトの第417号への「福井杉本達也」子の投稿では否定的に触れられていますが、より直接的には衆議院の議事録の1979年9月1日本会議代表質問と1980年2月1日予算委員会質問に出ている発言を指しています。3つのURLをコピーしようとしたのですが、投稿できないのでやむをえずこのような紹介の仕方をしました。

[ 樹々の緑 ]

2013/11/14(木) 午後 10:06

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> 「共通課題」そのものが見失われ、運動のヘゲモニー争いに堕していたと判断しているからです。

さつきさんとまったく同じ意見です。いまでも、当時の「大学の民主化」という言葉を、「学生自治会執行部の多数派を共産党系の学生が占めること」という意味で用いる人がいます。「民主化」という言葉が、「民主」の中身を問われれないままにヘゲモニーに勝手にスリ替えられているのです。
ただやはり、さつきさんとこの論題で話していると、問題意識のズレを感じますね。それはおそらく、さつきさんの方が私よりもずっと、この「原子力発電に対する基本的態度」に関して人生の主要問題として考えて来られたからだろうと思っています。

[ さつき ]

2013/11/11(月) 午後 7:52

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>共産党系の原子力研究者の中から、高木仁三郎のような人物が生れてこなかった
高木さんが実直な科学主義に基づいて行動していたことを想起するなら、共産党の「科学信仰」だけに帰すことのできない問題ですね。高木さんと同世代の党員科学者について言えば、やはり、原水禁運動の分裂がヘゲモニー争いの性格を帯びていたことと無関係ではないと思います。
団塊の世代の次の世代である私たちは、大学の「荒廃」のあとで、新たな大学像の再構築を求められた世代です。樹々の緑さんは文系の学部にいらしたでしょうから、事情はやや異なると思いますが、当時の全国のほとんどの理系学部(多くは国立大学)の自治会は共産党系で占められていました。世間では「代々木系全学連」とも言われていましたね。当時の自治会スローガンは「学問の甦生」といったようなことだったと思います。自治会が主催した学生による学術シンポジウムが盛んに開催されていました。私が在籍したところはやや異なっていましたが、多くの理系学部が「政治的訓練」などできる環境になかったことは同じでしょう。

[ さつき ]

2013/11/11(月) 午後 7:50

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原発の問題も含めて、私はもう、私たちの世代で解決するのは無理だから、次世代に期待する他ないと考えています。そこで、次世代に渡すために、とりあえず、科学者はなぜ間違うのか、共産党はなぜ間違うのか、といったようなことだけでも整理しておこうと考えました。間違えないための方法論から考え初めて、結局、人はどうあがいても間違うものだという単純な結論になり、そうである以上、人は過ちを犯すという前提で政策立案や運動論の再構築をしなければならないだろうと。「間違えない」と考えると、人も組織も反省ができませんからね。このブログに書いてきたことは、それらの思考過程の残骸のようなものである訳です。
期待される組織に求められるのは、原点を見失わず、開かれて、歴史に学び進化し続けるものでなければなりません。これは大変なことです。「運動の大局的利益」を損なわないよう配慮しつつ、「共通課題の協同による深化」を図らなければならない訳ですから。

[ さつき ]

2013/11/11(月) 午後 7:48

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>1980年代以降の共産党の労働運動指導の誤り、1970年代以降の学生運動指導の誤り
「ロスジェネを始めとする若年労働者の悲惨な現状」が「たたかう方針を誤った」からではなく、日本資本主義のもたらしたところ」というのは、その通りと思います。したがって、そうした悲惨な現状は個人の努力のみではとうてい克服できない。このブログで私が、共産党のあれこれの誤りを指摘しつつも、選挙ではいつも共産党へ投票すると公言しているのは、やはり私たちには、資本の論理によく対抗できる組織だった「力」が必要だと考えているからです。そうすると、共産党の「政策にも拘らず支持を伸ばせない」でいる原因はどこにあるのか、ということが問題になるでしょう。それは単に力負けしているということだけではない筈です。


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