さつきのブログ「科学と認識」

福島第一原発、アンダーコントロールで、わざと昨年の2倍の放射能を放出か

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返信: 838件

[ 樹々の緑 ]

2013/7/16(火) 午前 10:48

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そうですね。「感受性に優れた者である」ことが必須の要件になるように思いますね。科学者は(というとさつきさんに叱られるかも知れませんが)どうしても、不可解な現象らしきものに遭遇するとか「雰囲気」を感じたときに、その実体・本質・原因などを解明する方向に意識が動くようです。しかし、その「雰囲気」が人間・人間社会に持つある種の危険性をいち早く感じ取り、感性に訴える表現を通じて警鐘を鳴らすのは、芸術家の本領だろうと思います。三島は、その政治的立場から感じる危機を、最も痛切に感じたのでしょう。原にしても、朝鮮戦争の勃発が彼にとっての危機感に繋がったと思います。三島と同じ時期に、山上たつひこの「光る風」という漫画が話題に上りました。それも、三島とは180度方向が違いますが、一つの警告だったと思っています。「がきデカ・こまわり君」からは想像できないくらいシリアスでした。

[ さつき ]

2013/7/14(日) 午前 10:43

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確かに、ヴォネガットが言うように「毎日何千人もの芸術家が卒倒している」として、その卒倒を字義通りに受け取れば、芸術家がどれだけ大勢いても足りません。だからこそ「卒倒」とはどういう意味かという私の疑問も生じたのですが、結局、多様な「卒倒」の仕方があると理解する他ありません。その中でも、原民喜と三島由紀夫の例は、それぞれの仕方で卒倒した例に過ぎないけれども、文中で「典型例」と書いたように、最も端的な「卒倒」の表現形態であったろうと思います。

そこで、樹々の緑さんがおっしゃる「人間に対する先駆的な警告」たり得る条件について、私は、なによりその当人が感受性に優れた者であると、多くの人々に認められていることだと考えました。おそらくその点においてのみ、卒倒した当人によってそれまで生み出されてきた作品そのものの評価がかかわってくるでしょう。その点では三島由紀夫は申し分のない作家であったと私は思います。もちろん、私の好きな作家という意味ではありません。

[ さつき ]

2013/7/14(日) 午前 10:40

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樹々の翠さん、当然、芸術家にもいろいろな「役割」があるのだろうと思いますが、文学の役割について論じられた中で思い出されるのは、今は『葦牙』を主な舞台として仕事をしている文芸評論家の清水三喜雄氏が、かつて(1980年代)『民主文学』誌上で大江健三郎氏の『遅れてきた青年』を好意的に論評する中で、なんともいわく言い難く言葉にできずにいる自分のおかれた心の情況を、他の誰かがほぼ正確に言葉にして表現してくれているのに出会った時、人は(自分も生きていていいのだと)救われる、という意味のことを書いたことがあります。このように人が芸術家に期待することは、まず第一に極めて個人的なことなのだろうと思います。

ヴォネガットは、それに加えて芸術家にも「社会的な役割」があるとすればという前提で語っているようですから、「プロレタリア文学」のようなものを除けば、作品そのものから離れたところにも「役割」がある筈だと言いたかったのだと思います。その上で、芸術家の最も優れた資質は感受性に優れていることであろうから、「炭坑のカナリア」たり得るという発想が生まれたのではないかと思います。(続く)

[ 樹々の緑 ]

2013/7/13(土) 午後 11:10

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本当に素朴な感想ですが、ヴォネガットが「炭坑のカナリアよろしく卒倒する」ことを、大江氏がいう「作家を含む芸術家の社会的役割」として語っているのだとすれば、「卒倒する」ことを字義通りに受取ることはできないと思います。卒倒してしまえば、芸術家の「仕事」はできなくなるでしょう。これでは、いくら芸術家がいても足りません。原民喜にしても、「夏の花・心願の国・永遠のみどり」などを書き著さないままに自死してしまえば、社会に被爆者の心に巣くった絶望や闇を伝えることはできなかったはずですから…。「炭坑のカナリア」も、有毒ガスの発生を「卒倒」で報せるのだとすれば、その卒倒が持つ「人間に対する先駆的な警告」の意味こそが、「卒倒」という言葉で表現されていることの本質ではないかと思います。

参議院選挙雑感

社会のこと

[ さつき ]

2013/7/8(月) 午後 10:39

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「科学政策ニュースクリップ」に「参院選2013 各党の科学技術政策に関する公約ピックアップ」と題して、各政党の大学政策、科学技術政策がまとめられています。
各政党の大学政策について良く知らないと言う大学の人間は多いようです。

http://d.hatena.ne.jp/scicom/20130707

参議院選挙雑感

社会のこと

[ さつき ]

2013/7/5(金) 午後 7:23

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付記しておくと、「ワタミ氏」に引っ込めと言う人もいるけれど、↑ だから、いいんじゃないかと思います。自民党らしくて、その方が有権者も判断しやすい。

それにしても、末尾に書いたアントニオ猪木氏にかかわること、これは公選法違反にならないのですかね、ホントに。

東京選挙区のことで言えば、テレビの影響力は侮れないので、山本太郎氏は結構票を取ると思います。 こう書くと、山本氏の支持者には叱られるかな。

参議院選挙雑感

社会のこと

[ 樹々の緑 ]

2013/7/4(木) 午後 11:14

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同感です。上のコメントも、さつきさんの趣旨を否定する意味でしたのではなくて、選挙ニヒリズムに陥らずに投票した民衆の中に、かなり自覚的に「全体の力関係を変えるためにどこを勝たせるか」という意識で投票行動を取った人たちがいたことに、今後の展望を見出せることをお伝えしたかったというだけです。単純に「自共対決」の認識が民衆に広がったために共産党が倍増以上の躍進をしたという理解をする人たちがいて、困ってもいるのです。前々回の都知事選で「立候補を辞退せよ」というのは確かに問題でしたが、結局事前の共同の幅が極めて狭く、選挙戦でも他者の不十分点をあげつらうだけで全体の政治的力関係をどう変えるかという視点が圧倒的に不足していたと思います。そこに「上から目線」の弊害を痛感しているのです。

参議院選挙雑感

社会のこと

[ さつき ]

2013/7/4(木) 午後 8:28

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樹々の緑さん、コメントありがとうございます。

ご指摘の件、私の認識不足でした。
なにしろこちらは「反共意識」バリバリのところに住んでいるものですから。
もちろん、重要な課題で票を集中させようとの動きが、有権者個々人の自発的な意志によってなされることは歓迎すべきことです。

一方で私は、票が分散するから「立候補を辞退せよ」という主張へは、どのような情勢の元であっても批判的な視点を堅持すべきだと考えています。
たとえ、故意に票の分散を狙って立った候補者がいたとしても、そのことへの評価は、有権者個々人の自発的な投票行動によって示されるべきだと考えています。
そういう趣旨からの発言でした。

[ さつき ]

2013/7/4(木) 午後 7:56

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>「農薬の管理(法律)」
>「効率・生産性(経済)」

>「農薬の危険性、妄信(警告)」


生産性を上げるために必要であっても、農薬は危険な毒・劇物なので、法律によって(表向きは)厳密な管理が義務づけられています。つまり、三者は密接に関連しています。
しかし、「危険性」にかかわる「科学」が不十分なままであるのは、「効率・生産性」つまり、経済の論理に圧倒されてしまっているからではないでしょうか?
これまでおこってきた数々の公害、薬害、労働災害の問題は、そうした構造から出てきたものです。

まあ、この問題は、「研究テーマはどのように<選択>されるか」という問題と関係があるので、その内、別に論じることになるでしょう。

[ さつき ]

2013/7/4(木) 午後 7:51

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木村さんを持ち上げるメディアの論調には、私も十分批判的なつもりです。

なにより、彼も、ある種の「農薬」を用いています。そして、彼がそれを大量使用しているのなら環境への負荷も懸念されます。
ですから、「なんだ、木村さんも農薬を使っているじゃないか、嘘つき」という批判なら、なんら問題ないと思います。

しかし、農薬の危険性を無視して、「無農薬農法」が成り立つのは周囲の農家がせっせと農薬を使って環境中の「害虫」を退治してくれているお陰だと主張したり、農薬漬けリンゴの方がPR-Pが少なく健康に良いのだと主張したりすることを、他ならぬ「科学」の名をもってすることは、科学者のはしくれとして、「科学」を大切に思えばこそ耐え難いことです。
<続く>


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