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(昨日の続き)
家の前の我が母校の桜が色づくと、新一年生がランドセルを背負って入学式。
真新しいランドセルも、卒業する頃には6年間の思い出がびっしり詰め込まれていくんだろうなぁ。
始業式にそれぞれ先生の紹介があって、好きな子と同じクラスになれた子もいれば、
離れちゃった子もいる、みんなの思惑が小学生なりに交差する朝礼を見ながら、
毎日俺は家で仕事をしていた。
その頃13歳をすぎたツトムは、時折足がつらいのか起き上がるのに苦労する日が増えてきた。
オカンは「寝てる時にたまに急に死んだようになるんだ」と心配していた。
ちょうどその頃うちのおばぁちゃんが亡くなった。
おばぁちゃん子だった俺はひどく悲しんだよ。
幼稚園の頃はオカンが来れない時はばぁちゃんと一緒に帰った。
近くのマルエツの喫茶コーナーでクリームソーダをよく飲んだ。
おばぁちゃんも足が悪くて、杖だったけど一緒にプロレスを見てると興奮して
「猪木ー!キ●タマ蹴っちゃえ!」と前へ出てきちゃう。
心臓が悪くて、その3年前に一度心臓が止まってしまったことがあった。
救急病院に親戚を集められた。
でも医者もビックリするくらいの回復でその後は元気になった。
兄貴が住んでるハワイにも行ったし、なんだか旅行もたくさん行った。
そしてある朝冷たくなってたの。
俺はあまり神様を信じないけど、神様がもしもいるならおばあちゃんに余分に3年楽しませてあげたんだなぁと思ったよ。
前の日まで元気だったんだから。
みんなびっくりした。
動かないおばあちゃんの顔をツトムは不思議そうな顔をして見てたっけ。
ツトムはこの頃からやっぱり元気があまりなくって「サンポ」という言葉にもあまり反応しなくなってきたんだよね。
オシッコの時も片足が上がらなくなってた。
おなかの周りが少し細くなって、よくに咳をする。
そんなツトムも15歳。
夏の風が校庭に小さな竜巻を作れば、あの時1年生だった3年生がそれを追いかける。
ランドセルにはそれなりに3年分の歴史の跡がついている。
学校にも慣れてきた、でも進路なんてそんなに気にする時期でもない。
きっと一番純粋に学校が楽しい時期じゃないかなぁ。
プールの授業の先生の笛の音が聞こえる頃、俺は「少年ちゃんぷる」という番組に出た。
見知らぬ番号から携帯に電話が。
それはちゃんぷるの番組のディレクターからだった。
(明日に続く)
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続きが気になる!! 次の日記楽しみにしてます^^
2007/3/14(水) 午前 10:04 [ bum*0*09*000 ]