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戦争は戦争のために戦われるのでありまして、平和のための戦争などとは嘗て一回もあったことはありません

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「だからいつまでたっても変わらない。殆どの人が、このままいけばマズイ、失敗したと思ってもまだやってるわけじゃない?方向転換できないんだ。で、catastropheになってですね、、国中焼け野原になるとか、みんなバタバタ公害で死ぬとか、そういうことになった時にやっと、ちょっとマズイからね、やっと多数派の中で相談して、それでちょっと方角を変えようかってなるわけ。しかし彼らは長い間そういう意見じゃなかったんだから、急に、俄かにですね、catastropheになればさすがに、変わろうってのは慌ててやるってことね。だけどcatastropheになる前に避けることが出来ない。方向転換出来ない。方向転換が非常に不器用。前の戦争なんかの場合は、後のほうになればね、初めはともかくとして、後のほうになればね問題は無いわけですよ。多数派だった人だって、もう打つ手は無いってことは知っていたんですよ。敵も知っていたけど、日本側も知っていたわけですよ。だけど知っているのにね、何故止めないのかっていったら、なんていうかなー、惰性みたいなもんだけどねー(笑)、惰性を変えるには力が無いわけ。能力が無いんですね。どうして誰にも常識上あきらかに話は決まったんだから、損害を少なくした方がいいんじゃないかって言っても、か〜んたんな常識だ、だけどそれを通す能力が無い。なぜないかっていうと、少数意見が無いから(ブログ注:つまり個人が無い)イギリスだったらその時、戦争を止めるという意見が多数になって、原爆をまたなくてもね、止めたと思うんですけどね。

もっと小さな、大戦争じゃなくて、小さなことでも、ますますそうでしょ。たとえば水俣なんかそうですよね。これは小さな問題、博多湾の汚染だけの問題。で、それは、わーかってたんだから!そういうことは言ってたんですから。有機水銀中毒だってことは。で、どうなるかっていうと、およその見当はついてたわけなんでね。で、ちゃんと言ってるんだけど、聞いてない。人の言う事を(厳しい口調)。だから少数意見を無視して、会社は医者をいくらか買って圧力をかけて公害じゃないってことを長く言っていたわけですね。ずーいぶん長いですよ(厳しい顔)。実際にその、水俣で人が死んで!だからcatastropheだ。人が死にだしてから、ようやく・・・重症の人も沢山出てきたけど、何人か死んでから、初めて、ついに、気が付いてね(笑)止めようって言ってね。やめることなんてどーってことないんだから(笑)ね、あれでしょ、排水管を止めればいいんだから。そういうことは何でもないことなんだよね。だけど何人か死ななきゃ変えられない。で、会社の中には決定機関の中には少数意見が無いでしょ。で、日本型の共同体の中で、少数意見を尊重しない。」2004年加藤周一


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モンテ・ヤマサキ
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