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書庫森田茂先生(洋画家)

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こんにちは、みなさんお元気ですか?

さて、ただいま茨城県筑西市にある市立美術館「しもだて美術館」で開催中の「森田茂生誕110周年記念 筑西の美術2017-絵画展- 同時開催 画家 森田茂のまなざし」に行ってきたのでご紹介します。
ちなみに、この森田先生の話題をまとめてご紹介するブログの書庫、なんと7年ぶりの記事です。
いやいや、森田先生、申し訳ありません↓

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「筑西の美術2017−絵画展−」は、筑西市美術家協会としもだて美術館の共催。
筑西市美術家協会は、美術作家と市民との架け橋となり、文化と芸術の振興に寄与することを目的に、平成23年に発足した筑西市ゆかりの美術家による団体です。
現在は、飯泉俊夫会長のもと21名が同協会に所属しています。
筑西の美術2012−絵画展−」、「筑西の美術2015−絵画展−」に続き3回目の共催となる今回の展覧会では、市内未発表作品を中心に会員の近作41点が展示されています。

また同時開催の「画家 森田茂のまなざし」は、筑西市出身の洋画家・森田茂先生(大正14年〜平成21年、文化勲章受章者、茨城県名誉県民、筑西市名誉市民)の生誕110周年記念として開催。

文化勲章を胸にする森田先生↓

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今展では代表作に加え、愛用していたパレットや筆、作品制作中に使用したガウン、趣味のカメラ、そのカメラで撮影した初子夫人の写真なども紹介。
初めて文化勲章も展示され、巨匠のおいたちや暮らしぶりが感じられる展示となっています。
ちなみに、板谷波山記念館には板谷波山先生の文化勲章が展示されているので、現在筑西市内に2つの章が存在することになりますね。



というわけで、展覧会の会期は6月25日(日)まで、みなさんもぜひご来館ください!



■森田茂生誕110周年記念 筑西の美術2017-絵画展- 同時開催 画家 森田茂のまなざし
期日/平成29年4月29日(土)〜6月25日(日) 月曜休館
時間/午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
料金/板谷波山記念館共通券 一般400円、団体 (10名以上) 300円、高校生以下無料
主催/しもだて美術館 筑西市 筑西市教育委員会
共催/筑西市美術家協会
協力/森田茂先生顕彰会
会場/しもだて美術館(茨城県筑西市丙372 電話0296−23−1601)
出品作家/飯泉俊夫、大塚好雄、舘野弘、萩原緑風、桐原美根子、岡野亮介、小川京子、小出さき子、坂入千惠子、坪田政雄、仁瓶靖之、羽田二朗、平野武、広瀬真知子、松崎俊一、松崎有希子、武藤久子、村上直美、森田宗明、谷中恭之、吉田力

関連イベント
・ギャラリートーク「筑西の美術と森田先生の故郷への想い」4月29日(土)講師=飯泉俊夫 (筑西市美術家協会会長)
・出品作家による作品鑑賞会 5月6日、13日、20日、6月3日、17日
・トークサロン「じっちちゃん・森田茂の思い出」6月10日(土)講師=柏木かおる (森田茂のお孫さん)
筑西市マスコットキャラクターちっくんと一緒に!親子鑑賞会 6月18日(日)




こんにちは、みなさんお元気ですか?

さて、ただいま茨城県筑西市にあるしもだて美術館では、「森田茂の新収蔵品を中心とした所蔵品展」が開かれています!

森田茂先生(大正14年〜平成21年)は筑西市出身で、茨城県名誉県民、筑西市名誉市民。
平成5年には文化勲章を受章しており、日本の洋画壇に大きな足跡を残した洋画家です。

市内には先生を顕彰する石碑が5か所に建てられていて、以前の記事(森田茂の碑1)でそのうち1つを紹介しましたが…
今回はその続き、筑西市立大田小学校に建つこちらの顕彰碑をご紹介します↓

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「デッサン先生 と子供等に 呼ばれき」

若かりし日に、大田尋常高等小学校(現在の筑西市立大田小学校)の教師として子どもたちに美術などを教えていたことがある森田先生。
デッサンの大切さを子供たちに説く先生は、当時その子供たちから「デッサン先生」と呼ばれていたそうです。
教え子の一人は、
「師範(学校)出身の先生は厳しい人ばかりでね。体罰当たり前の時代に新しい先生も師範からくるというので、みんなビクビクしていた。なのに森田先生はまったく違っていた。どなり声なんてなく、優しかった。坊主頭だった。すっかり安心したですよ。(グラフ下館21Peopleより引用)」
と、森田先生の印象を語っています。

また平成元年に大田小学校が創立100周年を迎えた際、森田先生は次のような自筆の祝賀状を贈りました。
「思い出多く私の絵画に於ける基本思想の養はれた時代でした。野殿の高台から筑波山をながめてはすばらしい青紺の色に心おどらせていました。純真な生徒諸君をすごした三年間、幸福な私の出発でした。」

昭和3年、本格的に画家への道を歩むことを決心した森田先生は大田尋常高等小学校を退職、上京します。
大田小学校での3年間は、森田先生にとって貴重な時間だったんですね。


というわけで皆さんは学生時代、思い出に残る先生に出会いましたか?



■森田茂の新収蔵品を中心とした所蔵品展
 期日 平成22年4月24日(土)〜7月4日(日) 
  毎週月曜休館 ただし5月3日は開館し5月6日(木)休館、6月9日(水)は展示替休館
 時間 午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
 料金 波山記念館共通券300円 美術館のみ200円 高校生以下無料
 主催 しもだて美術館 筑西市 筑西市教育委員会
 会場 しもだて美術館(茨城県筑西市丙372 電話0296−23−1601)
 その他の出品作家
  工芸:板谷波山(陶芸) 大久保婦久子(皮工芸) 大西勲(漆芸) 洋画:小早川篤四郎、飯泉俊夫 書:浅香鉄心
  版画:飯野農夫也



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こんにちは、みなさんお元気ですか?

さて、茨城県筑西市にある市立美術館「しもだて美術館」で開催されている、「森田茂の新収蔵品を中心とした所蔵品展」に行ってきたのでご紹介します↓

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森田茂先生(大正14年〜平成21年)は筑西市出身で、茨城県名誉県民、筑西市名誉市民。
平成5年には文化勲章を受章しており、日本の洋画壇に大きな足跡を残した洋画家です。
今回の展覧会では、森田先生ご自身やご遺族から筑西市に寄贈された作品の数々が展示されています。

その作品は、原色を多用した力強い筆致の重厚な画風が特徴で、昭和41年に訪れた山形県羽黒山地方の郷土芸能・黒川能に強く惹かれ、以降は能を描くことがライフワークとなりました。
筑西市で毎年開催されている下館薪能も、森田先生の紹介により始まったものです。

こちらは、ふるさと下館の祇園祭を描いた「下館祭り(みこし出御)」↓

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ちなみに、ここで描かれている神輿の実物が、美術館のあるしもだて地域交流センター・アルテリオの1階に展示されています↓

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「船と千網」(昭和35年)と「宵月の富士」(平成13年)↓

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油彩画は絵の具が盛り上がり、まるで立体作品のようです!

素描「文楽人形 女頭」↓

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素描も素晴らしいですね。

というわけで、展覧会の会期は7月4日(日)まで、みなさんもぜひご来館ください!



■森田茂の新収蔵品を中心とした所蔵品展
 期日 平成22年4月24日(土)〜7月4日(日) 
  毎週月曜休館 ただし5月3日は開館し5月6日(木)休館、6月9日(水)は展示替休館
 時間 午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
 料金 波山記念館共通券300円 美術館のみ200円 高校生以下無料
 主催 しもだて美術館 筑西市 筑西市教育委員会
 会場 しもだて美術館(茨城県筑西市丙372 電話0296−23−1601)
 その他の出品作家
  工芸:板谷波山(陶芸) 大久保婦久子(皮工芸) 大西勲(漆芸) 洋画:小早川篤四郎、飯泉俊夫 書:浅香鉄心
  版画:版画:飯野農夫也


こんにちは、みなさんお元気ですか?

さて、去る平成21年3月2日に逝去された茨城県筑西市出身の洋画家・森田茂先生(文化勲章受章者・筑西市名誉市民)の作品が、ご遺族から筑西市に寄贈されました。

作品の寄贈者は、ご遺族の柏木かおるさん(東京都)と安増茂樹さん(同)。
日展出品作品を含む初期から晩年までの油彩画18点と素描画10点が、しもだて美術館の新たな収蔵品となりました。

自宅アトリエで筆をとる森田先生↓

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今回寄贈された作品のひとつ「下館祭り(みこし出御)」↓

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■柏木かおるさんのコメント(広報筑西ピープル 平成22年3月1日号より)
「生前、郷里に恩返しをしたいと言っていたので、祖父も喜んでくれていると思います。祖父は90歳を過ぎたころから車イスの生活になりましたが、創作への意欲は衰えることがなく『何としても絵を描きたい』と、ひたすらキャンバスへ向かう姿が忘れられません。ライフワークであった黒川能や富士山などの代表作はもちろんですが、常に新しい技法や作風を学んでいたスケッチもぜひ、ご覧いただきたいです。しもだて美術館には、祖父の初期から晩年までの作品が揃っています。一人の画家の全体像を感じてもらえたらうれしく思います。」

しもだて美術館では平成22年度に特別展を実施し、これらの作品を公開する予定とのことです。


というわけで、展覧会開催の際にはみなさんもぜひ、「しもだて美術館」にお越しください!



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先月7月18日(土)、筑西市名誉市民の洋画家・森田茂先生の市葬が、筑西市民会館で行われました。

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葬儀には、ご遺族や吉沢範夫筑西市長(葬儀委員長)、赤城徳彦衆議院議員、橋本昌茨城知事、森田先生が所属した美術団体・東光会の有馬侃理事長、市民など約700人が参列。
吉沢市長は森田先生の業績を紹介し「先生は、いつも生まれ育ったふるさとに思いをはせられました。安らかなご冥福をお祈り申し上げます。」と、橋本知事は「日本洋画界の重鎮としてご活躍を続けられた森田先生の存在は県民の誇りでした。」と追悼の言葉をおくりました。
※写真は筑西市HPより


■森田 茂(もりたしげる、明治40年3月30日〜平成21年3月2日)
文化勲章受章、日本芸術院会員、日展顧問、東光会会長、茨城県名誉県民、豊島区名誉区民、筑西市名誉市民。
原色を多用し、力強い筆致の重厚な画風が特徴。
山形県羽黒山地方の郷土芸能・黒川能に強く惹かれ、この黒川能を描き続けることをライフワークとする。

明治40年、真壁郡下館町本城町(現・筑西市本城町)に生まれる。
「私の原点は、私を育ててくれた下館にあります。羽黒神社のお祭りのお囃子の音色、下館のまちなみ、筑波山の色、勤行川の川面の輝き。すべてが私が絵を描くのに必要なものだったのです。」

大正14年、茨城県師範学校本科第2部(現在の茨城大学)を卒業。真壁郡大田尋常高等小学校(現在の筑西市立大田小学校)の教員となり絵画を教え、子どもたちから『デッサン先生』と慕われる。
「純真な生徒諸君と過ごした3年間。幸福な私の出発点でした。」

昭和61年、下館市総合福祉センターで『森田茂展 その軌跡とふるさと』が開催される。展覧会終了後、下館市に油彩画22点を寄贈(現在:しもだて美術館所蔵)。

平成元年、森田先生の尽力により『下館市制施行35周年記念事業・下館薪能』が開催される(以後毎年開催)。

平成15年、しもだて美術館で『下館市制施行50周年記念 森田茂展』が開催される。
「右手が不自由で使えないので、左手だけで描いております。立派な美術館ができて、ありがとう。」(記念式典での挨拶)

平成18年、第38回日展に下館祇園祭りを描いた『夜半の祭』を出品。
「夜半の祭は、下館の祇園祭を題材にして描きました。私の幼い頃には、お神輿の渡御は夜通しで行われました。暗闇の中、たくさんの提灯が美しく輝いていたこと、勇壮な掛け声のことなど、全体が大きな印象になって鮮やかに思い出されます。故郷は懐かしく、私にとってとても大切なものなのです。今春、私は満百歳になります。本年も力の限り絵を描き続けたいと思います。」

平成21年、3月2日逝去


あらためてご冥福をお祈りいたします。


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