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もうすっかり秋ですね〜! 秋といえば食欲の秋、そして芸術の秋! 毎年この時期、筑西市に芸術の香りを届けてくれた風物詩のひとつに「下館薪能」がありますが… 今年は東日本大震災により会場の筑西市民会館が使えないため、中止となってしまいました(涙) 来年以降もどうなるのか、よくわかりません…。 そこでこれまでの下館薪能の歩みを、わかる範囲でこのブログに記録しておきたいと思います! 「下館薪能は、平成元年(注:下館市の)市制施行35周年記念事業として、茨城県内では初めて開催されました。伊達政宗の祖縁の地、施無畏山延命院観音寺(中館観音寺)境内において、かがり火の炎に照らされた幽玄の世界に多くの皆様が魅了されました。本市出身の文化勲章受章者、日本芸術院会員の森田茂先生のご尽力により、実現したものです。以後毎年秋に行なわれています。(筑西市ホームページより)」 そしてこちらが、記念すべき第1回下館薪能のポスター↓ せっかくなので(笑)、第1回から20回記念までのポスターを並べてみました↓ ■市制35周年記念事業下館薪能 平成元年10月7日(雨天により下館市民会館)8日(観音寺) 土蜘蛛・羽衣・安達原/梅若盛義 井筒/観世栄夫 仏師/野村万作 ほか ■第2回下館薪能 平成2年9月15日(雨天により下館市民会館) 弱法師/観世栄夫 葵上/梅若盛義 樋の酒/野村万作(順不明) 16日(雨天により下館市民会館) 花月/梅若盛義 鉄輪/観世栄夫 棒縛/野村万作(順不明) ■第3回下館薪能 平成3年10月9日(雨天により下館市民会館) 半蔀/観世栄夫 蝸牛/野村万作 小鍛冶葵上/梅若盛義 10月10日(雨天により下館市民会館) 清経/梅若盛義 昆布売/野村万作 石橋/観世栄夫 ■第4回下館薪能 平成4年10月9日(観音寺 雨天により公演途中で中止)10日(観音寺) 高砂/観世栄夫 しびり/野村万作 経正/梅若盛義 殺生石/梅若盛義 因幡堂/野村万之介 高砂/観世栄夫 ■第5回下館薪能 平成5年10月9日(観音寺)10日(観音寺) 田村/梅若修一 梟山伏/・・・ 天鼓/梅若盛義 班女/・・・ 佐渡狐/・・・ 融/・・・ ※一部の演者不明 ■第6回下館薪能 平成6年10月9日(観音寺)10日(観音寺) 巴/梅若盛義、観世栄夫 ※シテ不明 入間川/・・・ 菊慈童/梅若盛義 屋島/観世栄夫、梅若盛義 ※シテ不明 盆山/野村万作 紅葉狩/観世栄夫 ■第7回下館薪能 平成7年10月9日(観音寺)10日(観音寺) 安達原/梅若盛義 山姥/観世栄夫 羽衣/梅若盛義 杜若/観世栄夫 隠狸/和泉淳子 棒縛/野村万作 ※上演順不明 ■第8回下館薪能 平成8年(期日不明 10月9日・10日か)(市民会館) 井筒/梅若盛義 葵上/梅若盛義 口真似/野村万作 野守/観世栄夫 ※その他の演目・上演順不明 ■第9回下館薪能 平成9年10月9日(市民会館)10日(市民会館) 羽衣/観世栄夫 茶壺/野村万作 土蜘蛛/観世栄夫 安達原/梅若盛義 附子/野村万之介 石橋/梅若盛義 ■10周年記念下館薪能 平成9年10月9日(観音寺) 半蔀/梅若盛義 魚説法/野村万作 舞囃子・高砂/梅若修一 恋重荷/梅若盛義 10日(観音寺) 実盛/観世栄夫 成上り/野村萬斎 仕舞・弱法師/泉泰孝 仕舞・笹之段/梅若修一 仕舞・野守/梅若雅一 船弁慶/観世栄夫 ■第11回下館薪能 平成11年10月9日(市民会館) 清経/梅若盛義 仏師/野村万作 天鼓/梅若盛義 10日(市民会館) 小督/観世栄夫 蝸牛/野村萬斎 小鍛冶/観世栄夫 ■第12回下館薪能 平成12年10月8日(市民会館) 楊貴妃/梅若盛義 二九十八/野村万之介 殺生石/梅若盛義 9日(市民会館) 桜川/観世栄夫 苞山伏/野村万之介 菊慈童/観世栄夫 ■第13回下館薪能 平成13年10月6日(市民会館) 葛城/観世栄夫 盆山/野村万作 熊坂/観世栄夫 7日(市民会館) 通小町/梅若盛義 痩松/野村萬斎 融/梅若盛義 ■第14回下館薪能 平成14年10月12日(市民会館) 百萬/観世栄夫 昆布売/野村萬斎 猩々乱/観世栄夫 13日(市民会館) 野宮/(梅若盛義改め)梅若吉之丞 腰折/野村万作 山姥/梅若吉之丞 ■第15回下館薪能 平成15年10月11日(市民会館) 羽衣/観世栄夫 柑子/野村万作 安達原/観世栄夫 12日(市民会館) 夕顔/梅若吉之丞 墨塗/野村萬斎 金輪/梅若吉之丞 ■第16回下館薪能 平成16年10月16日(市民会館) 千手/観世栄夫 清水/野村萬斎 葵上/梅若修一 17日(市民会館) 蝉丸/梅若吉之丞 因幡堂/野村万之介 三輪/梅若吉之丞 ■筑西市誕生記念 第1回筑西市下館薪能 ※合併により正式名称を筑西市下館薪能に変更 平成17年10月8日(市民会館) 半蔀/観世榮夫 口真似/野村万之介 土蜘蛛/観世榮夫 9日(市民会館) 井筒/梅若吉之丞 佐渡狐/野村万作 小鍛冶/梅若吉之丞 ■第2回筑西市下館薪能 平成18年10月8日(市民会館)※この年から公演が1日のみとなる 仕舞・三輪/梅若修一 仕舞・藤戸/岡田晃一 杜若/観世榮夫 柿山伏/野村萬斎 恋重荷/梅若吉之丞 ■第19回筑西市下館薪能 平成19年10月8日(市民会館) 高砂/梅若吉之丞 鐘の音/野村萬斎 船弁慶/梅若吉之丞 ■20周年記念筑西市下館薪能 平成20年9月21日(市民会館) 班女 観世銕之丞 成上り/野村萬斎 菊慈童/梅若修一 ■第21回筑西市下館薪能 平成21年10月21日 羽衣/梅若修一 呼声/野村萬斎 安達原/観世銕之丞(野村萬斎) ■第22回筑西市下館薪能 平成22年10月9日 楊貴妃/梅若修一 呂蓮/野村万作 融/梅若吉之丞 上記の記録は不完全なもので、もしかしたら誤記などもあるかもしれません(汗) 情報をお持ちの方は、ご教示くださいませ。 というわけで皆さんは、どこかで薪能をご覧になった経験がありますか〜? |
下館薪能
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本日10月9日(土)、茨城県筑西市で行われた第22回下館薪能に行ってきました! 下館薪能は旧下館市の市制施行35周年事業として平成元年にスタート。 以前は野外(市内中舘の観音寺)で開催されていましたが、近年は筑西市民会館で実施されています。 こちらが会場の市民会館、薪の炎が観客をお出迎え〜↓ ライトアップされた竹のオブジェを通ってホールへ↓ ステージ上に設営された能舞台です↓ 開演中の写真撮影は禁止なので画像はありません、あしからず。 さて公演ですが…仕舞から始まり、次に能楽・楊貴妃(シテ梅若修一)。 唐の玄宗皇帝から勅命を受けた方士(道教の呪術師)が、亡き楊貴妃の霊と会うお話です。 続いて狂言・呂蓮(シテ野村万作)。 旅の僧に一夜の宿を貸した家の主人が、その弟子になり出家したいと申し出るお話。 狂言らしい滑稽さだけでなく、近代以前の日本人の宗教観も垣間見れる興味深い演目でした。 休憩をはさんで、能楽・融(シテ梅若吉之丞)。 六条河原の院の旧跡(実は左大臣・源融の屋敷跡)を尋ねた旅の僧が、融の霊と出会うお話でした。 というわけで、芸術の秋にふさわしく幽玄の世界を堪能させていただいた今宵♪ みなさんは、秋の夜長をいかがお過ごしですか〜?! ■第22回 下館薪能 日時 平成22年10月9日(土)午後6時開演(午後5時開場) 会場 筑西市民会館 演目 能楽 楊貴妃 シテ 梅若修一 狂言 呂蓮(ろれん)シテ 野村万作 能楽 融(とおる)シテ 梅若吉之丞 入場料 全席指定 S席:4,000円 A席:3,000円 B席:2,000円 主催 筑西市 筑西市下館薪能実行委員会 問い合せ 筑西市下館薪能実行委員会(筑西市教育委員会生涯学習課内)TEL0296−22−0183 |
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下館薪能は、旧下館市の市制施行35周年事業として平成元年にスタート。 毎年一流の演者を迎え、今年で22回目となります。 ちなみに開催にあたっては、能をモチーフに作品を描き続けていた筑西市出身の画家・森田茂先生(文化勲章受章者・筑西市名誉市民)に尽力いただいたとのことです♪ というわけで皆さん、秋の夜長に幽玄の世界を堪能するのはいかがですか〜? ■第22回 下館薪能 日時 平成22年10月9日(土)午後6時開演(午後5時開場) 会場 筑西市民会館 演目 能楽 楊貴妃 シテ 梅若修一 狂言 呂蓮(ろれん)シテ 野村万作 能楽 融(とおる)シテ 梅若吉之丞 入場料 全席指定 S席:4,000円 A席:3,000円 B席:2,000円 入場券取り扱い 市役所スピカ分庁舎3階 筑西市教育委員会 ※平日午前8時30分〜午後5時まで 主催 筑西市 筑西市下館薪能実行委員会 問い合せ 筑西市下館薪能実行委員会(筑西市教育委員会生涯学習課内)TEL0296−22−0183 |
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こんにちは、みなさんお元気ですか? 昨日10月12日(月)、茨城県筑西市で行われた下館薪能を観賞してきました↓ 下館薪能は旧下館市の市制施行35周年事業として平成元年にスタートし、今年で21回目の開催。 以前は野外(市内中舘の観音寺)で実施されていましたが、最近は筑西市民会館が会場となっています。 市民会館前では薪の炎が観客をお出迎え↓ 会館内も綺麗に飾りつけられ、雰囲気を盛り上げます↓ 客席はほぼ満員(開演中の写真撮影は禁止なので、その画像はありません)↓ はじめに仕舞があり、次に能楽・羽衣(シテ梅若修一)。 三保の松原に舞い降りた天女と、その羽衣をめぐるお話です。 続いて狂言・呼声(シテ野村萬斎)。 狂言は台詞もわかりやすくて、いつ観ても楽しいです。 なお野村萬斎さんは以前、映画「陰陽師」で安倍晴明を演じたことがありますが、晴明には筑西市生まれという伝説が残されています。 休憩をはさんで、能楽・安達原(シテ観世銕之丞)。 安達原には、閨(ねや)をのぞいて人の死骸を発見する能力(お供の山伏)役で、野村萬斎さんが再登場。 シテの動きがダイナミックで、迫力ある演目でした。 というわけで数年ぶりに観た下館薪能。 秋の夜長、幽玄の世界を堪能させていただきました。 下館薪能は20年以上続く恒例行事なので、ぜひ末永く続けてもらいたいと思います。 というわけで、みなさんは能や狂言を観たことがありますか? ■第21回 下館薪能 日時 平成21年10月12日(月・祝)午後6時開演(午後5時開場) 会場 筑西市民会館 演目 能楽 羽衣(和合の舞)シテ 梅若修一 狂言 呼声 シテ 野村萬斎 能楽 安達原(白頭)シテ 観世銕之丞 入場料 全席指定 S席:4,000円 A席:3,000円 B席:2,000円 主催 筑西市 筑西市下館薪能実行委員会 後援 茨城新聞社 問い合わせ 筑西市下館薪能実行委員会(筑西市教育委員会生涯学習課内)TEL0296−22−0183 |
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茨城県筑西市の秋の風物詩としてすっかり定着した下館薪能が、今年も10月に開催されます! 下館薪能は、旧下館市の市制施行35周年事業として平成元年にスタート。 今年のチケット発売は8月4日からで、まだ若干残りがあるようです。 ■第21回 下館薪能 日時 平成21年10月12日(月・祝)午後6時開演(午後5時開場) 会場 筑西市民会館 演目 能楽 羽衣(和合の舞)シテ 梅若修一 狂言 呼声 シテ 野村萬斎 能楽 安達原(白頭)シテ 観世銕之丞 入場料 全席指定 S席:4,000円 A席:3,000円 B席:2,000円 入場券取り扱い 市役所スピカ分庁舎3階 筑西市教育委員会 ※平日午前8時30分〜午後5時まで 主催 筑西市 筑西市下館薪能実行委員会 後援 茨城新聞社 問い合わせ 筑西市下館薪能実行委員会(筑西市教育委員会生涯学習課内)TEL0296−22−0183 というわけで皆さん、たまには忙しい日常を離れて、幽玄の世界を堪能するのはいかがですか〜? |






