レフト・シンチーのオペラ

昼は本を読み、歌を詠み、夜は酒を呑む。私です。

全体表示

[ リスト ]

隠の王 感想

『隠の王』が始まりました。いやはや釘宮理恵さんは全部を知っていて演じているのではないかと思われるくらいポイントを押さえた演技をしてきます。釘宮さんが男の子役をやるということで、それを目当てに視聴している方も多いのではないでしょうか。やはり監督も、主人公の人を惑わせる確信犯的な演技というのを見込んでのことでしょう。ねらいは充分に当たっています。男の子役をやるのも『ぽてまよ』や『鋼の錬金術師』以来です。今回はそれら二つの役よりも年齢は上なので、比較的声も落ち着けて出さなければいけないでしょう。つまりは変声期にさしかかったぐらいの声ということです。それでも相方の男の子を演じている日野聡さんもずいぶんと声を高く持ってきているので、そう協調する必要もないかなとも思います。
そもそも『隠の王』を観ようとしたきっかけは、「PASHでDASH!月曜まで60分」でこれが紹介されていて、トマチョフこと柿原徹也さんが「隠」という字を「なばり」と読めなくて、これからはこの字をなばりと読んでいくことを推奨しよう、と言っていたことを覚えていたからです。そこに森羅万象役で田村ゆかりさんが出演されているのを知ったので、視聴決定です。そんなこんなで観たところ、とてもスクエアエニックスが好きそうな世界観で良かったです。コミックも7か8巻あたり出ているようですから、原作は好調なのでしょう。おそらくは1クールと予想されるので、あとはアニメスタッフの腕次第です。あまり無謀なことはしないでしょうけど、ただ平坦に進めても面白くはありません。1クールで終わった方が良いアニメもありますし、1クールでは足りないアニメもあります。『ロミオ×ジュリエット』は2クールという長さゆえに、各話の内容が全体的に薄くなり、ロミオとジュリエットの恋愛劇以外の作品として不要な政治闘争的要素を入れ込んでしまいました。かたや『ロザリオとバンパイア』は原作でのいわゆる普通の人間である月音が努力をして自身を向上させていくという成長劇を、1クールという短さゆえにすべてを中途半端に、また原作の重要な要素を消す形になってしまいました。果たして、この作品はどんなアニメになるのでしょうか。
演出に関しては今のところ優秀です。アクションの切れもありますし、主人公の無関心でいたいというポワンとした雰囲気とのメリハリもついています。アングルの持っていき方や休息ポイントなど、まさに教科書通りというか、とりあえず押さえどころは外さない、といったところでスタッフの姿勢も感じられます。だから釘宮さんを主人公に据えるといった発想が生まれるのでしょう。とてもよろしいかと思われます。これからこの作品が『ゼロの使い魔』の焼き直し、なんて言われないことを願っています。

隠の王 公式サイト http://www.nabari.tv/top.html

閉じる コメント(2)

顔アイコン

多分にこの作品は腐女子と言われる人達と釘宮病と言われる人達が対象って感じです。そのどちらでもない私にとってはちょっと合わない作品でありました。対象の人にとっては天国の様な30分が味わえるんだろうなあと思いつつ撤退です。

2008/4/17(木) 午後 7:01 りむら

顔アイコン

そのあたりで倦厭してしまう人もいるでしょうね。私はとりあえず免疫はあるので、腐女子や釘宮病を取り除いて、演出面を追うように努力はしています。
とりあえず継続していきます。

2008/4/18(金) 午前 0:02 [ savarin20022000 ]

開く トラックバック(3)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事