レフト・シンチーのオペラ

昼は本を読み、歌を詠み、夜は酒を呑む。私です。

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『けいおん!』第一話がスタートしました。「まんがタイムきらら」を立ち読みしていたときに、『けいおん!』がアニメ化されることを知り、その流れで連載を読んだところ、その瞬間で気に入り原作を購入するというのが、この作品の出逢いです。もう一つ「フォワード」の連載もアニメ化するらしいのですが、その記事を読んで、最近は四コママンガをアニメ化するのがブームになるのかなと思ったこともあります。おそらく四コマという分野がアニメ業界で注目されていなかっただけのことでしょう。新房昭之さんが『ひだまりスケッチ』をアニメ化し、その前は一ページマンガの『ぱにぽに』がアニメ化されたため、ストーリーがしっかりした原作でなくてもアニメの脚本家がしっかりと構成をすれば、アニメになることに気が付いたのでしょう。おそらく今後、四コママンガを原作としたアニメは増えるでしょう。未開拓の分野をこれから開拓するのですから、ある意味で当たり前のことですけど。
当の『けいおん!』ですが、京都アニメーションが制作するということで、作画はしっかりしていました。そこはさすがです。京アニらしい、非常に色が濃くて湿っぽい特徴的な作画で、作品を自分たちの領域に引き込んでいるような印象を受けました。1クールものですから全13話でどこまで進めるのかは考えものです。というのも、今回は一年生の部分だけにしておいて、第二期から二年生のシリーズを組のではないかと予想しています。原作では唯たちは三年生になりましたから、あわよくば第三期を見越しているのではとの憶測を建てることもできます。その方がシリーズに無理がなく、スムーズに構成できるでしょうから便宜的な意味とマーケティング戦略としての意味が含まれているでしょう。気が早い話かもしれませんが。
第一話を観ていると、唯が非常にほんわかしていて、優柔不断な娘に描かれていることに気づきます。唯はこんな娘だったかなと当惑を覚えます。原作でも唯は確かに自堕落で、予想が付かない行動に出ますが、第一話のような頭の中に花畑があるようなほんわかした娘という印象はありません。アニメのシリーズを構成するに当たって、シリーズの末尾で才能肌の唯の成長ぶりを際だたせるためなのかもしれませんが、あまりに頼りなさ過ぎる気もします。そう感じさせるのは声優陣の配置にも関係することかもしれません。勝手な原作の解釈で恐縮なのですが、りつと紬の声が反対なのではないかと考えてしまいます。りつが最初に登場したときに感じたことは、声が高い、ということでした。紬も声が低いのではないかと感じました。キャラクターの声というものは、『ネギま!』のユエと同じように、最初は違和感があってもシリーズを進めていく内に段々と慣れてきて、始めからそのキャラクターの声を受け入れていたと勘違いするほど曖昧なものですから、要は慣れであって、演技がきちんとできていればそれ以上のことは求めないことです。それにしても、原作でイメージしていた声とかけ離れていたため、第一話は様々なところで違和感を覚えました。
それでもストーリーとしては四コマでは語り切れていない部分まで、『けいおん!』のイメージを壊さないようにギャグっぽく膨らませているので楽しく観ることができました。エンディングは軽音部のバンドをテーマにしている作品だけあって、ヴィジュアル系バンドのPVを彷彿させる演出になっていましたし、曲目もその系統となっていました。映像では澪が中心になっていましたが、あれは四人が交替で中心になるように演出を変化させるかどうかが今後の楽しみな点でもあります。やはり四人いるのですから、それを活かした演出をしてもらいたいものです。『けいおん!』部の四人が演奏したCDなんてものが、おそらく発売されるのでしょう。それをおそらく購入してしまうのでしょう。京アニの思うつぼです。それでも購入してしまうのは生まれ持った性なのでしょう。

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