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もう終わりました。
私は何も持ち合わせていません。
初めから何も無かったのです。
もうおしまいです。
私の力は尽きてしまいました。
これ以上、何もありません。
私はいませんでした。
何年、追いかけようと私はいませんでした。
私すらどうやら私を求めていなかったようです。
何でもない、誰でもない私に用はありません。
これ以上私であると言いふらさないでください。
貴方は私じゃありません。
私は私を捨てました。
私は私を見殺しにしたのです。
私は私のために私を消しました。
もう私はいません。
私とはまぼろしでした。
貴方が見ていた私はもういません。
なら、どうして私は私として生まれてしまったのでしょう。
私など初めから誰にも求められていなかったのに。
私の生まれを祝福する人なんていなかったのに。
でも、私は考えません。
なぜなら、私を求め、私に語りかけ、私と通じあった人は誰もいないから。
そんな私は人じゃありません。
人として求められた人じゃありません。
なら、私は誰なんですか。
神の子ですか。
いいえ、私は人の子です。
人の子だったはずです。
でも、私は覚えていません。
私が私だったことを覚えていないのです。
私のことなのに私が解らないなんて。
世界は不思議に満ちています。
もう終わりました。
私は何も用意していません。
私の手は虚しいままです。
もうおしまいです。
全部、無かったことにしましょう。
またやり直します。
捨てられた私は消えました。
私である私も消えました。
残ったのは私であるはずの私と主張する私です。
もういいです。
やめましょう。
消しましょう。
私は死んだのです。
私は生まれたのです。
私は嘘なのです。
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講義風景
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世の中本当におつかれさまですね。
ベジタリアンに、金儲けさん、戯れ言さんに、おやつウメー。 私はどれもゴメンです。 ほんとにご苦労様です。 パフェって食べにくいですよね。 初夏の喫茶店で熱中症になってコーンフレークをノドにつめたらいい。 税金も払ってるし、教育もたくさん受けたし、仕事もしてる。 これ以上に私に生命の禁忌を課すなんて、世の中は残酷ですね。 国家社会主義ドイツ労働者党なみに、人間は自分の精神の帰属を自分の一番近いところに求めるんですね。 貴方がいいんならそうすればいいですよ。決して救われはしないでしょうけど。 永遠の勘違い。永遠の錯覚。 いつのまにかだまされることに快感を覚えるんです。 真実を受け止めるにはあまりにも苛烈すぎるから。 貴方がひろったタクシーはどこへいくんでしょう。 ソ連は楽しかったですね。 誰も不幸にならなかったし、誰も幸せにすらなかったです。 ソ連共産党は勤勉を名目に理性を手に入れたつもりでしょうが、実際は理性的国家の諦めに過ぎないんです。 ソ連万歳。ソ連万歳。 いと美しきソ連。 いと誇り高きソ連。 貴方は人類の夢。 貴方は背反の宗教。 しゃべるマルクスはもう死んだ。 だから今は妄想を口にしよう。 ああソ連は偉大なり。 かつていかなる国家も実現し得なかった夢を追い求めた太古の国家。 我が祖国は有終のソ連のみ。 今のいかなる場所、時間にも私は生きていない。 私は忘れ去られた理想郷ソ連に生きるのだ。 今の誰も知らない。誰も必要ではない。 ただソ連の堅実と、仲間の死すら喜びとなる残酷が、初めて正義として称えられるのだ。 ああ、ソ連よ、永遠なれ。 |
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最近、禁酒生活を強いられている私です。 |
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今年の目標はとりあえず、滞っている「交響篇」の完成をさせること、それから新作の「李陵」を完成させることです。 |
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今年も色々ありました。 |




