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店の公式ブログに私的な話は本来的ではございませんが、
この日は、特別な記念日でありました。

ご存知の方も多いかと思いますが、私たちは夫婦で店を経営しております。
実は、店の開業日の2ヶ月ほど前に結婚をいたしました。
つまり店と結婚生活は、ほぼ同時に連動しているわけなのです。

そしてこの日は結婚記念日ということで、
臨時に休業させていただき、特別な一日を過ごしました。

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朝の大阪駅、こちらは「エッグベネディクト」と呼ばれる料理。
実は、NYのお店が大阪駅に出店したそうで、朝から多くの人がいました。
そして、ここと雰囲気のよく似た思われるお店が、フィリピンのマニラにもあって、
1年半ほど前にそこで同じように「ベネディクト」を頂きましたので、
懐かしく感じました。

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カフェですからコーヒーがポイントです。おいしく頂きました。

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もう一品は、アップルシナモンのフレンチトーストです。
こちらもエッグベネディクトとは対照的に甘くておいしかったです。

実はこの日の主目的は、日本料理店「しのはら」さんに行くことでした。
この店は、滋賀県の山里にありながら、ミシュランで星を取った
店で修行された方のお店。
食べログという「評価機関」において非常高い点数と
アワードを取ったというほどのお店。

広い意味で同業者ながらも次元が違うのですが、そのような事より
多少無理してでも、豪華に過ごしたいという、年に一度の記念日に、
やはり日本人として生まれた以上、本当の「日本料理」というものを
ある程度食べておく必要があるように思ったのです。

いくら仕事とはいえ、タイではトップシェフに習い、
高級料理を食べておきながら、祖国でもある「日本の高級料理」を
知らないのは如何な物なのかと
ということで、昨年からこの記念日で、高級日本料理のお店に
行くようになりました。昨年は京都で今年は滋賀なのです。


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大阪駅から新快速に乗り、草津で草津線に乗り換えます。
ローカル色溢れる列車に揺られながら冬の名残を感じる
田園地帯を走ります。

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時折、特徴的な山がありましたので抑えました。

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降りた駅は「三雲駅」滋賀県の琵琶湖から東の方に向かったところで
かつては甲賀と呼ばれたあたり。甲賀といえば伊賀と並んで忍者の
有名なところ。奇しくも今日2月22日は「忍者の日」だったそうです。

予約した時間より30分以上も早く着きましたので、朝食でやや満たされた
腹ごなしに歩いてお店に向かうことにしました。

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有名な焼肉店もあります。ここは国道一号線が走っています。

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国道一号線から曲がると野洲川が流れていました。これを山の方向に渡ります。

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一面田園風景が続きます。2月の閑散期なので何もないのですが
おそらく夏場あたりだと一面の稲穂がこの場所を覆うのでしょう。

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こう言うのは、田園地帯ならでは。舗装されているしっかりした道ですが、
あくまで「農道」なのです。この「農道」が見事に張り巡らされていました。

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さらに歩いていくと、目指す「しのはら」さんらしき建物が見えてきました。
地図上で農道を通るほうが近道なのでそこを通っていきます。

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ふと反対方向に目をやると、ちょいと小さいですがあそこに国道が
あります。そのロードサイド上に全国的な店舗がひしめき合っています。

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後わずかのところまで着ました。
農道を歩くと、普段「コンクリートジャングル」といいますか、
雑然とした都会の真ん中の小さな路地奥の小さな店を
細々と切り盛りしています。
それに対して、圧倒的な広大な空間の前に、
あたかも「五感が喜んでいる」かのような開放感を体験できました。
これは海外といえども中々味わえない。日本の田園地帯に来てこその感覚です。

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「しのはらさん」のところまで着ました。
背景は、地方にありがちな小さな町工場の建物ですが、
その前に小さく「日本料理」の文字が見えます。

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こちらが、お店の建物。一見どこにでもあるような一軒屋に
みえますが、屋根のところに書いている文字にこだわりを感じます。
期待が一気に膨らみます。

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お店に向かいます。見た目は普通の家みたいですね。

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しかし、玄関を前に、日本料理店の風格が感じられます。

中に入り、部屋に通されました。

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いきなり、鎧兜があります。
「武士道」というか「戦国のわびさび」というか、
「日本」がここにあるような気がします。

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鎧兜を見たためでしょうか?
箸の置き方一つをとっても「刀」のように見えてしまいます。

そして、お盆に次々と料理が運ばれてきました。


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ここの料理名については、ここでは長くなるのでこの後の記事にて
改めて掲載させていただきたいと思います。


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昨年のお店でも感じましたが、日本料理が世界的に一目おかれている
理由がわかります。何か料理に「隙」を感じさせない気がするのです。

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そして、これも一例ですが、「アート」的なのです。
食べる芸術作品というのでしょうか?
料理に何かテーマを考えて、それを表現している。
見るだけでも味わえるのが高級料理店の素晴らしさなのでしょう。

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あと、このお盆が「箱庭」のようにも見えます。
庭を作るイメージもあるのでしょうか?
ちなみに味についてですが、一つ一つの細かいニュアンスを説明する
のは、そこまで食べなれているわけでないので、答えられないです。
ただ、煮汁も含めてすべての料理を完食しました。

私は苦手だったり嫌いだったりまずいと、
平気で残してしまいます。
ですから、それで答えがはっきりするのかなと。

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料理だけでなく、日本のお酒「日本酒」を味わうのもこういう料理には
重要です。最初はのどを潤すためにビールを頂きましたが、
その次はもちろん日本酒。
注文すると好きな器を選んでほしいと言われました。

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徳利もいいですね。ひょうたんの形をしていて
お酒が余計においしく感じます。

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こちらは、店主の方お勧めの日本酒で、滋賀の地元のお酒ということです。
2種類頂きまして、どちらも非常においしく頂いたのですが、
面白いのは、ラベルがローマ字表記。こちらの日本酒の蔵元さん。
海外へも結構売り出しているような気がします。

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旅館として、宿泊したくなるような気もするこのお部屋から
梅の花が静かに咲いていました。

非常に「ゆったり」とそして、「リッチ」な時間が終わりました。

タクシーを呼んでもらい、裏山を登っていくと。

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温泉施設がそこにありました。おいしいものを頂いた後は
湯に使って、冷えた体を癒すのに尽きます。

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源泉かけ流しの温泉自体、特に「感動」とまでは行きませんが、
ご近所のお年寄りに囲まれながら、体を温めリラックスした
ひと時を味わいました。

バスの時刻に合わせて施設を後に、コミュニティバスに乗ります。

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バスの中はこんな感じです。
車での移動が必須のような場所なので、
乗っている人はお年寄りで、それもわずかでしたが
地元の重要な足ですから、がんばってほしいところです。

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バスは、甲西駅という三雲駅より一駅手前の駅に到着
三雲駅より豪華な駅舎から、草津線と新快速を乗り継ぎ、
大阪に戻りました。

この記事に

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    結婚記念日、おめでとうございます
    ご夫妻共に健康で、この日を迎えられ
    美味なるお食事とおもてなしをもって
    素敵なひと時を過ごされたかと思います。

    食へのこだわり…
    提供する側と、それを上手に受ける側と
    無言のやり取りの中にも
    双方の思いがしっかり伝わるって、凄いことですね。

    湯冷めは、しませんでしたか?
    お体、ご自愛くださいね。

    かめのしっぽ☆

    2016/2/23(火) 午前 11:56

    返信する
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    > かめのしっぽ☆さん
    ありがとうございます。
    湯冷めはしませんでしたが、少々帰りの電車の中で
    疲れが出ましたのでいつもより早く眠りました。

    サワディ・シンチャオ

    2016/2/23(火) 午後 1:02

    返信する

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