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大阪の中心部 本町と心斎橋の間にある小さな路地の奥で2003年開業の「オーダーメイドコース」の東南アジア料理店

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「あなたは何人(なにじん)ですか?」「どこの国籍の方ですか??」
というお客様からの質問をよく聞きます。

これは、どうしても東南アジア料理をやっている人というのは
伝統的にその国の人が日本に来て料理店を行っているという
イメージが根強く、
日本人が作るとどうしても変なアレンジが入りやすいという
ことが背景にあるように思います。
ですから当店のように極力現地仕様を追求していると、
このような齟齬ができてしまうようなのです。

最近はそのような事はずいぶん少なくなりましたが、
以前なら「日本人です」と答えた瞬間に渋い表情をされる方もおられました。
「日本人がこんな現地に限りなく近い料理を作れるはずがない」
という先入観が生んだ不幸ではありますが、
その時に、「では、中華料理店やイタリア料理店が数多くありますが、
そのお店の人はすべて中国人及びイタリア人ですか?」
という質問をすれば果たしてどういう反応をされるのだろう
といつも思うのです。 
まだまだ過渡期。東南アジア料理がさらに世間一般に認知され
「市民権」を得るまでの苦労なのでしょう。


今回ついつい前置きが長くなりましたが、
本題に入らせていただきますと、たとえばタイ料理が好きな人の
多くははタイに渡航暦があり、タイの人たちとの交流が深い人も多い
かと存じます。

実は私たちもその中にいるのですが、そのタイの人たちが日本の大阪に
来る事になりましたので、私たちもお会いすることになったのです。

その人の名前はこちらです。

イメージ 1

そう、「JOYさん」というタイ人の女性です。
彼女とは実は昨年の秋に一度お会いして、
梅田で一席を設けさせていただきました。
そして次のようなプレゼントを頂きました。

イメージ 2

有名なブランドのキャラクターですね。
おかげさまで大切にさせていただいておりますが、
3月に再び日本の大阪にそして、当店に立ち寄りたいという
強い希望を承りました。

本来現地の国の人の来店はシェフとして、ネイティブに限りなく近いものを
出しているとはいえ、本当のネイティブ相手ではどうなのだろうということで
躊躇うのです。(黒人が握る寿司を日本人がどう判断するか的な)

しかしながら今回は事情が違います。
今回は彼女のために可能な限りの努力をしようと決意したのです。

イメージ 3

ゆえに、先ほどのキャラクターも特別に店内に移動し
彼女たちの来店を待ちます。

ところで彼女(JOY氏)とはどこで知り合う機会があったのでしょうか?
実は、タイ本国でお会いしたことはないのです。
それはこちら。

イメージ 4
これは、タイのドラマですが、こちらにいる女優さん(右から2番目)
のファンということらしく、タイドラマつながりというのがありました。
さらに、一番右側の男優(これはシェフがファンという例の方ですが)
の奥様(有名な歌手)の熱烈なファンでもあり、
既に個別の付き合いがあるという。
そういう流れで仲良くなったわけであります。

さて、シェフは特別に彼女たちのために腕を振るいます。

イメージ 5

「ヤムウンセン」とか定番のタイ料理や「生春巻」きを出したりしましたが
メインはこちらの「レンコ鯛の蒸し物」
お腹がはちきれるほど一杯ということで満足していただきました。

イメージ 6

彼女からシェフに対してお土産もありました。例の男優の最新ドラマの
冊子と直筆のサイン。ファン心理と言うものは当事者しかわかりませんので
客観的にしか判断できませんが、シェフが喜んだことだけは間違いありません。

イメージ 7

最後に記念撮影をしました。真ん中がJOY氏
右の女性もタイ人でJOY氏の姉妹です。
(姉か妹かは、はっきりとは聞いていません)

私たちは、結果論としてタイとかベトナムをはじめとする東南アジアの国々への
料理を提供することで、日々の糧を得て生きているわけでございます。
要するにそれはその国に糧を得させて頂いているのと事実上同じです。

ですから日本に訪問していただいた彼女たちには可能な限り、
感謝の気持ちをこめていかなければならないと思うのです。

それが 糧を得させていただいている国への
せめてもの敬意の証になればと思うわけであります。

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