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大阪の中心部 本町と心斎橋の間にある小さな路地の奥で2003年開業の東南アジア料理店

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趣味で絵を描くブログでUPした「キーライム」というもの
実は、これの正体がタイの「マナオ」ということがわかりましたので
こちらにも記事を書くことにしました。

このライムは一般的なライムより小粒なライムで
アメリカから中南米で親しまれている小さなライムです。
(絵では違いがわかりにくいですが)

いろいろ調べてみると、ライムはインドから東南アジア原産と言われています。
本来は小型のものですが、南アジアに分布していた
マナオを探検家がヨーロッパへ持ち帰り、やがてフロリダや西インド諸島へ
持ち込まれたマナオ(キーライム)とレモンをかけ合わせ、
大型化したものはタヒチアンライムと呼ばれるようになり、
日本で見かける「ライム」はほとんどタヒチアンライムとなります。

それに対してマナオ(キーライム)はメキシカンライムとも呼ばれ、
改良前の小型ライムで日本のスダチに近いもの。
やや黄色い皮が薄くて絞り易いため、果汁が多く香りも強く感じるのが
特徴です。

キーライムと呼ばれている理由はフロリダのキーズ地域(Florida Keys)
に自生しているところからそう呼ばれ、
メキシコではコロナビールを飲むときに使うライムとして必須です。


ところで、ここまでこのライムにこだわったのは、理由があります。

当店で出しているタイ料理(ベトナム料理なども含めた東南アジア全般)
でこのマナオ(キーライム)が料理に必須なのですが、
このタイ産のマナオ(ベトナム産チャイン)は、日本の輸入が
現在禁じられています。
※メキシコ産は問題ないようなのですけれど

その為、よく使われるレモンを代用品に最初は使いましたが、
レモンでは刺激が強くなってしまいます。
ライムやそのほかシークワーサーとか日本の果実いろいろ試しても
本場のマナオとはちょっと味が違うという事で使えませんでした。
タイ産のマナオ果汁を冷凍にしたものだけ輸入可能ということで
それを使って味を調整していました。

そして、つい先日仕入れに利用するタイ食材屋(タイマーケット)さんに
「マナオ」としてメキシコ産キーライムが売られていたので、気になって調べると
実際に味見するとほんの微妙に違いはあるかないかのレベルでした。
それは、タイとメキシコの気候の違いに由来するし、マナオ果汁で確認
しましたから、おそらく誤差範囲ということで
お店で取り入れることにしたのです。
キーライムもマナオも学術的には(ミカン属C. aurantifolia種)
ということで問題なさそうです。

本来ならタイ産マナオを使いたいところですが、
輸入禁止である以上どうしようもない。でも可能な限り同じものということで、
10年来のうやむやがずいぶん晴れました。
(それを記念して描いて見たと言う結論です。)

「そうだマナオだ!あれを使わないとタイ料理にならない」
と、昔タイの日本料理店で成功して日本でタイ料理店を始めた
社長も行っていたことを描きながら思い出しました。

それにしてもコロナビールに使われているライムが
マナオとほぼ同じとは正直驚きました。
そういう発想も無かったので、調べてもいなかったのですね。

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