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大阪の中心部 本町と心斎橋の間にある小さな路地の奥で2003年開業の東南アジア料理店

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私たちは縁があって、ちょうど一週間後にセミナー講師として
東南アジアの米粉事情を説明する機会があります。
そういうことで、今セミナーのためのレジュメを作っているわけなのですが
その中で、出てきた過去の忌まわしい出来事が思い出されました。

それは、平成米騒動
・・・結果的に「タイ米」を冒涜したことになったあの出来事です。

1993年(平成5年)の記録的冷夏による米不足(平成米騒動)が
起こり、日本国政府が各国に米の緊急輸入の要請を打診したところ、
タイ王国政府はいち早く応え、日本国政府は
「取りあえず、保管している米を輸出して欲しい」と要請。
タイ王国政府は、自国の備蓄在庫を一掃する形で日本国政府の要請に応えました。
しかし、調理方法も違い、古い備蓄米が来たこともあり、
タイ米の評判が悪くなってしまいました。
(元々政府は、中国やアメリカの米を頼っていたが間に合わず、
 米の加工製品用で輸入していたタイ米を流通させざるをえなかったそうで、
 後に日本米とブレンドしたために、飯に生米が混じったような
 不味い食感となってしまい、余計に印象が悪くなってしまいました)


当時私たちは、飲食店をまだ営んでいない時代ですから
実際に当時飲食店をされていた方から見れば視点も違うとは思いますが、
当時の私たちは、東南アジアに渡航経験もなく、
その国の料理に特に強い思いいれもない一般人でした。

当時働いていた、職場の楽しみであるお昼の弁当は、
近所の「ホカホカ弁当屋」だったのですが、
そのとき一時的にブレンド米」のご飯が入っていました。
私は、当時純粋なタイ米いのみのほうがへんな違和感がなくて
よいのではと思ったものですが、一緒に働いた同僚の声を聞くと
「ブレンドしてもらえずタイ米だけだったら食べられない」とか言っていました。
冷静に考えれば不思議ですが、これが現実それほどまで印象が悪かったんですね。

しかし、これは政府の意図があったのかどうか今ではわかりませんが、
現在普通に流通しているタイ米の高級米「タイ香り米」というのは
当時すでに存在していて、タイ在住日本人からは非常に好評だったそうなのです

イメージ 1

            1994年3月12日朝日新聞記事


なぜ、現実的日本の炊飯器で普通に炊けて日本米と外見の形状さえ
気にしなければそんなに気になるようなことも無い、
そして現在当店で使用しているタイ米であるこの高級な
タイ米の輸入がなかったのか?
一説には「日本に輸入米が大量に入り込むことで米農家のダメージを
阻止するためにわざと粗悪品を取り入れた」とかあるようです。

まあ、当時はずいぶん言われましたが、結果的にタイ本国でのタイ米の
価格が高騰してしまい、タイと言う国に非常に迷惑がかかってしまったそうです。
そういう話を聞くと、今この国で食べさせていただいていてるような
立場としては正直な話ちょっと心が痛むような出来事です。



この時から9年後の2003年に当店が開業しましたが、
当時はこのときの印象がまだ残っていたのでしょうか?
タイ米に対する否定的な意見が多くて苦労したものです。

でも、この事件との因果関係は確認出ませんが2000年代になって
東京の代々木公園でタイの大使館がかかわって
「タイフードフェスティバル」が始まり、やがて大阪でも初まり、
今では毎年の風物詩として私たちも遊びに行っています。

少なくともこのイベントの効果があったのでしょうか?
あれからタイ米に対する印象があれからずいぶん変わりました。

最近では日本の玄米雑穀のごはんよりも評判がよくなっています。

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ところで来週月曜日にこちらのイベントがあります。
講師の立場として東南アジアの米粉事情の話と米粉を使った
料理のレッスンを行います。

米粉love! サワディシンチャオに学ぶ東南アジア米粉料理&米粉事情

公開 · 主催者: 米粉LOVERS

7月11日(月)

①15時〜17時頃(17時30分頃まで延長可能性あり)
②19時〜21時頃(21時30分頃まで延長可能性あり)
 
 東南アジア米粉事情&米粉の話 →デモ →試食・シェア

場所;谷町空庭(谷町四丁目駅6番出口より徒歩2分)

金額;2300円 (試食つき)

定員;13人位

詳細

※夜の部はそろそろ満席に近いそうです。
もし、興味ある方でフェイスブックをやっていない方は、
下記にメールをお願いします。私たちのほうで主催者に伝えます。

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