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仲良くしてもらってるゲイブロガーのラグ子から言われて、初めて自分が1年以上ブログを更新してなかったことに気づいたアタシ。1年以上たってるのに、なんとな〜く、漠然とだけど放置期間は数ヶ月だと思ってた自分がコワイわ。これが大台にのるってことかしら? 
 
ブログから離れてる間に、フィギュア村もゲイ村もランキングがずいぶん様変わりしたわね。久々に見ると、浦島太郎の気分よ。とはいえ、ゲイ村では変わらずラグ子がダントツじゃん。ラグ子と張り合えるブロガーは1年たっても現れなかったってことね。これはアタシが復活するしかないかしら?(爆) 

ラグ子は書け書けってうるさいけど。きっとアタシが復活したら、ラグ子ってば、更新頻度落としてアタシに1位をゆずろうとするわね、やること見えてるわ〜。

そうそ、ラグ子の「蠍座の友人」もお誕生日なのね。「この歳になると誕生日も平日も同じ」って醒めた台詞、アタシが言いそうで怖いわー。いそがしいくせに、年下のかわいい魚座の男の子が来ると、ちゃーんと時間割くところも同じねー。しかも、話題が仕事か妖しい話ばかりって、そこまで言われると、それってアタシじゃね? とドキッとしちゃうじゃん。ピエール・マルコリーニなら、アタシも好きだから、きっとラグ子の「蠍座の年上の友人」も気に入るわね。ちなみにアタシのお気に入りは薄型のプラリーヌ。でも、銀座のマルコリーニのパフェは重すぎるわ。食べたあと、めっちゃ喉乾くしね。
 
ゲイブロガーの中には顔も本名もさらして書いてるヒトもいるけど、アタシもラグ子も、それは絶対にしないってことでは共通してるわね。自分はもちろんだけど、自分とかかわった人たちについて触れるときも、本人から同意を得て書いてるわけじゃないから、それがどこの誰なのかわからないように配慮するのも、また当然のこと。
 
でも、アタシの場合は、自分の過去について書いたものは、「虚構性」というヴェールをかぶせてはいたものの、全部事実なの。ノンフィクションなの。だからね、仮名を使って書いた登場人物本人が、もしアタシのブログを読んでしまったら、ほぼ間違いなくそれが自分のことだとわかると思うのよ。
 
何を隠そう、アタシ自身もね、中・高時代に惚れてた薔薇男君とおぼしき人物の書いてるブログを見つけてしまったときは、結構動揺したわ。もともとは同級生からの風の噂で聞いたのね、あいつの居場所やブログやってるらしいってことをね。で、読んでみたら、HN使っててもやっぱりあいつが書いたものだとわかるわけ。
 
別にアタシのことが書かれてたわけじゃなく、リアルタイムでの出来事をつづった日記風のブログだったけど、興味の対象が相変わらずあいつで、思わず穂積親王よろしく、
 
櫃に鑠さし 蔵めてし 恋の奴つかみかかりて
 
と、酔っ払いたくなったわ。
 
今回、出版しては・・・と話が出たのは、薔薇男君と八木君についてのエピソードだったから、アタシとしては、やっぱ、過ぎ去ったむかーしのこととはいえ、彼らのプライバシーを一部暴くような話を勝手に上梓することに対しては、忸怩たる思いを抱かざるをえなかったわけ。
 
「表現の自由」か「プライバシーの侵害か」という問題で、まず頭に浮かぶのは、柳美里の『石に泳ぐ魚』かしらね。実在の柳美里の友人をモデルにした登場人物がいて、その容姿について、露骨で差別的な描写があったってことで、その友人が提訴、8年にわたって争った末に、「モデルとされた女性のプライバシーを侵害し、名誉を毀損し、名誉感情を侵害した」ってことで、最高裁が出版差し止めと損害賠償を命じたのよね。
 
最初にこの訴えが起こされたときの柳美里の言い分は、「小説の登場人物にはすべてモデルがいると思っている」ってものだったわ。アタシ的には、当時、「ま、書く側からすれば、それは真実かもしれないけど、障害が原因の、顔のネガティブな特徴を露骨に表現するのは、モデルにされた本人からすれば、りっぱな名誉毀損でしょうよ」と思ったものよ。
 
障害(あえて「障がい」とは表記しないけどね)とか病気について、差別を助長するようなことは書かないように心がけるのは当然としても、やっぱりアタシ以外の誰かについてアタシが書いて、その本人がたまたま読んじゃって、なんとなーくでも、いやーな気分になったりしたら、アタシはやっぱ、悪いなと思っちゃうタチだし、ブログには書かなかったけど、薔薇男君と八木君とは、八木君の姉をめぐってゴタゴタがあったのよね。
 
彼らとの付き合いについて書くときに、この泥沼劇はアタシにとっても避けて通れない問題だし、でも、これを書いちゃったら、まじ立派なプライバシーの侵害になりそうで、アタシとしては怖くていまさら触れられないって事情もあるの。
 
そういうことを出版社に話したところ、インタビューで話だけ聞かせてくれないかって話が変わっちゃった(笑)。プロの物書きに、アタシの「体験」をもとにした「小説」を書いてもらうからって。つまり、ネタだけ提供して、あとの料理はまかせてくれってことね。
 
アタシのプライバシーなんかに興味をもつ人がいると思ってなかったから、この申し出には、かなりビックリしたけど、同時に疑問でもあったわね。週刊誌の犯罪ドキュメンタリーじゃあるまいしさ、そんならわざわざネタをアタシになんて求めずに、小説家がゼロから書けばいい話じゃない? そういったら、「ゲイの方が書くわけではないので」というお答え。つまり、ゲイがらみの小説を書くにあたって、ゲイの方のリアルな体験をお聞きしたい・・・程度のことなのかしらね? なんかイマイチ意図がはっきりしなかったけど。
 
二転三転する出版社の話に付き合うほどアタシもひまじゃないんで、ほったらかしにしてたんだけど、今度またまた別のアプローチで話がもちあがって、それについては、アタシとしても検討の余地があるかな・・・と思い始めたところなの。
 
つまり、誰も大きく損をしないカタチで、わずかながらもいるであろう読者のために、あるゲイ男子の「告白」を書籍化して残すということね。ブログというのは、そこそこの長さになる1つの物語を読んでもらうには不向きな媒体だし、そういう媒体を使うより、読みたい人がある程度の出費をして、一挙に読めるようにするというのは、それなりに意味のあることかもしれないしね。
 
どうかしら? フィギュアの採点の裏側を暴く本の企画じゃなくて、ガッカリした?(笑)
 
それでも、興味あるって人は押してね。さらに語る・・・かもしれないワ↓
 
 
 

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