サワラ雑記帳

定年退職後の新たなサラリー生活。泳いだり、読書したり、習字したり。暮らしの一断片。

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全711ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

「漢詩名句400選」(有岡 しゅん崖 編著者/東京堂出版)より選句、習字


橘直幹 秋宿驛館(秋、駅館に宿す)

岸柳秋風遠塞情

岸柳(がんりゅう)の秋風 遠塞(えんさい)の情


秋を火禾としているのは、柳の「木」部が連続することを避けるためと解説されている。
イメージ 1



開く コメント(0)

「墨場必携 唐詩選を書く」(日本習字普及協会)より選句、習字

王維  竹里館(ちくりかん)

獨坐幽篁裏  独坐(どくざ)幽篁(ゆうこう)の裏(うち)
彈琴復長嘯  弾琴(だんきん)復た長嘯(ちょうしょう)
深林人不知  深林 人 知らず
明月來相照  明月来りて相い照らす


一人坐す ひっそりとした竹林の中
琴を弾き また 口をすぼめ声を長く引いて歌う
深林 知る人はいない
明月の光がさし込み 私を照らす

 竹里館(ちくりかん)とは王維が名付けた別荘の名前で、輞川荘(もうせんそう)という広大な荘園の中にある。王維がこの荘園全体の所有者であったのか、それとも、区分所有していたのかはわからないらしい。

 夜、名月の相照らす竹林の中で、長嘯(ちょうしょう)したいとは思わない。夜、名月の相照らす海の防波堤で、メバル釣りをしたい。
 
イメージ 1




開く コメント(0)

『万葉の恋』(樋口百合子・藤田朱雀・松本艸風 著/淡交社)より選句、習字

柿本朝臣人麻呂歌集出

たらちねの 母が手離れ かくばかり
すべなきことは いまだせなくに

多ら遅ねの 者々可て者奈連 可久八可利
すへ難支こと盤 いま多世奈九二

原文:垂乳根乃 母之手放 如是許 無為便事者 未為國

母の手を離れてから これほどどうしてよいかわからないことは ついぞしたことはないのになあ

乙女の初恋。母親には内緒。どうしたらよいのか分らず、コントロ−ル不能な恋心。
解説によれば、当時、子どもは母方で養育され、結婚に際しては母親の承認を得る必要があったらしい。制度上、母親のコントロール支配下にあり、母親の手が離れるということはないと思われるが、隠れて恋愛できるくらい成長したということであろう。







イメージ 1






開く コメント(0)


「墨場必携 唐詩選を書く」(日本習字普及協会)より選句、習字

崔国輔(さいこくほ)  少年行


遺却珊瑚鞭     珊瑚(さんご)の鞭(むち)を遺却(いきゃく)し
白馬驕不行     白馬(はくば) 驕(おご)りて行かず
章台折揚柳     章台(しょうだい)  揚柳(ようりゅう)を折り
春日路傍情     春日(しゅんじつ)  路傍の情


珊瑚の鞭をなくし
白馬は首を立てて進まず
色街  柳の枝を折り
春の日  路傍の情

 折楊柳(せつようりゅう)をネット検索すると、旅人の無事帰還を祈る見送りの習俗とある。
 楊の下で見送る色街の遊女が、少年に、水辺の柳の枝を折って手渡したか。少年の馬は動こうとしないとあるが、少年の方が帰りたくないのであろう。
 春日(しゅんじつ)路傍の情は、少年の方は恋愛感情、色街の遊女の方はお金をもってまた遊びに来てねというビジネス感情あるいは恋愛感情。
 妓楼でさよならでなく、ちょっと足を延ばして、川岸の柳の下まで足を延ばし、折楊柳(せつようりゅう)で見送るだけで、少年はますますのぼせ上がり、その気になって春情を催しまた遊びに来てくれる。
 うらやまし、お金持ちの少年。唐の全盛期では、色町ではこのような景色があちらこちらで見られたのであろうか。会社の交際費を湯水のように使えた高度経済成長期の東京の花街のような景色か。例えば。


イメージ 1



 


開く コメント(0)

「新版かなの上達法―俳句で学ぶかな書道―」(井上蒼雨 著/知道出版)より選句、習字

芭蕉

寂しさや 須磨にかちたる 浜の秋

イメージ 1









開く コメント(0)

全711ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事