ひょうげもん

マジくんとへんてこ家族

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大学院(博士課程)で、わが国の中世文学研究を専攻している長男が、こちらの大学で行われる「中世文学会」に参加するため1週間ほど帰省している。家では現在一人っ子状態マジ君は、4人の兄姉たちと、年に数回あって遊ぶことを、何よりの楽しみとしている。
 
 ところがこの兄ちゃん、風邪をもらって帰ってきた。すぐに食事もそこそこ寝床にもぐりこむ。
 遊ぼうと楽しみにしていたマジ君は、当てが外れるが、あきらめきれず、不完全燃焼。
 元気いっぱいのマジ君が、日曜日にエネルギーが発散できる場を保障してやらねばならない。

 早朝、38度を超える発熱となったため、学会二日目の日曜日の参加は、無理のようだった。
だがその後、2時間ほど休んで熱が下がってきたと言うことで、無理を押して、参加すると言い出した。
急いで準備をして、長男とマジを乗せて学会がすでに始まっている会場の大学へ急いだ。
 
〈車中でのマジ君との会話〉
  「お兄ちゃんと公園に行きたい!」
 −お兄ちゃんは、大学に勉強をしにいくと!
  「公園の坐るところですればいいやん」
 −大学にいかんとできん勉強があると!
  「おれも、ダイガクいきたーい!」
 −マジは勉強すかんやろ、勉強せんと大学にはいかれんよ
  「おれ、ベンキョウする。あ・い・う・え・お・・・」

 さて、長男を会場の大学に運んだものの、帰りが一人で帰れそうな状態ではない。
 終了の4時半までを、どこでマジと過ごすかが大きな課題であった。
 その大学から10キロばかり移動すると、大きな国立公園がある。
 養護学校の教員時代に、毎年1度「宿泊学習」の二日目に訪れていた公園である。
 その子どもたちが、例外なく大喜びで遊んでいた「スカイドルフィン」という
 大型固定遊具に連れて行った。予想は的中し、そのローラー滑り台を10回以上滑っていた。
 うつぶせになり、頭からダイビングのようにしてすべるのが好きだった。

 1年前、我が家に来た頃は、走るとすぐに転んでいた。爪先立ちの前傾姿勢で走っていたためだ。
 「遊びの指導」に重点を置いた保育園の保育方針の影響や、我が家の周囲の自然環境が効を奏したのか
 運動能力の格段の発達が見られる。転ぶことがなくなった。と同時に、かけっこが早くなり、
 この前の運動会では、ダントツの速さであった。自信ができて、ますますよく走り回る。
    それでまた速く 走れるようになる。
 バランス感覚や身体調整力が目覚しく伸びてきたので、こうして一人で活動していても安心してみてい られるようになった。結局1時間近くをそこで過ごした。
 
  次に向かったのが、「動物の森」だった。
 昆虫を怖がるマジ君が、動物はまったく怖がらない。家に犬がいるせいか。
 次々にいろんな動物たちに近づいてゆき、えさをやろうとするので、制止してまわるのが大変だった。
 このエリアでは、こちらが草臥れた。

   次の目的地の「ちびっ子広場」まで、「マジきついからお父さんの肩に乗せて!」
  と言い出したが、それを無視して、二人でてくてく歩き続けた。
  この「ちびっ子広場」も子どもたちを引率して、毎年来ていたところで、マジが気に入ることは
  眼に見えていたのだが、ついに行き着けなかった。
  「観覧車」や「ジェットコースター」など20種類以上の有料の「乗り物」の虜になってしまったの である。こちらは金かけないで愉しく遊べる「ちびっ子広場」で後の時間を過ごさせようと思っていた のに、思い通りにならないのが子育てであり、人生なのであろう・・・。
  
   幸い、この日は、公園のサービスデーで大人400円、幼児80円の入園料がただ。
  それに加えて、期間限定で「乗り物券」1100円分が700円で買えた。
  
   ま、このくらいですめばいいかと、一緒に乗ったのが、「サイクルモノレール」
  左右二人乗りの「自転車」が高さ5メートルほどの空中の1本のレールの上を走っている。
  ふたりでペタルを漕ぐのだが、右側に体重がかかって外側に傾いた状態で移動するので
  ひやひやものだった。マジのほうは、ペタルに足が届かなくて漕げなかったのだが、
  この高さに平気な様子だった。
   もうひとつは、くるくる回りながら上下にも移動もするバルーンに乗った。
  解説で「空のたびをお楽しみ下さい!」と言っていたのをしっかりと聞き取っていたマジ君、
  まわり始めると、強い遠心力と、くるくる回るめまい感、スピード感に陶酔したのか、
  うれしそうな声で「わあー!空のたびやん!」と感嘆の叫び声を挙げていた。

   時刻は3時を廻ろうとしていた。帰途、渋滞に巻き込まれては迎えに間に合わないので、
  「ちびっ子広場」にはいけなかったが、ここで引き上げようとしたのだが、
  注意力・観察力に秀でたマジ君に「ピカチュウ」を発見されてしまった。
   こうなると要求を達成するまでてこでも動かない。
  やむなく400円を出して、2種類のそのピカチュウに乗せた。
  動作が止まると、大きな飴玉ほどの「モンスターボール」が出てくるのだ。
  それが二つ出てきたと大喜び。なかにはポケモンの絵がはいった飴玉がひとつ。
  その「モンスターボール」を三つしっかりと手に握って、帰途に着いた。
  ポケモンを三つもゲットしたと大喜び。大満足の一日だった。

   そして、ぐっすりと眠った翌朝のママとの会話である。
  ママが、愉しそうに昨日のことを語るマジ君に、
  「そうね、よかったね。今度、お友達と一緒に行くといいね。○○君や●●君と」
  「☆☆ちゃんと、◎◎ちやんと、◇◇ちゃんと、△△ちゃんと、□□ ちゃんと行く!。
   だって、おれ、おんながすきやもん!」
 
 あれから2週間、毎日「プリキュアハイム」の弁当箱に弁当つめて保育園に通ったマジ君の
 秘めた思いの一端が「暴露」された「衝撃的な告白」だった。
 それにしても、端的でシンプルな表現ですね。
 パパとママは大爆笑。昨日の疲れも吹っ飛んでしまいました。

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あら〜字が脱けてました↑「楽しい時間」です^^ごめんなさい。

2007/10/22(月) 午後 11:32 *らるす*


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