寧日の詩
この空の大気のように
心はこんなにも よごれてしまうんだな
いきおいにまかせて もっとよごしてしまいたくなるほど
心はよごれてしまうんだな
ある日それは心のドアをやぶって
わたしの大事にととのえていた庭に踏み入ってきた
そこには少しの風にも揺れてしまうほど ほそくて可愛い小さな花と
こわれないように心配してたお日様のまなざしがあった
けれど心はこんなにも よごれてしまうんだな
ごつごつした石を拾って おなじ傷をつけたいと思うほど
心はよごれてしまうんだな
頬にとどく風は
向こうの樹々が おしゃべりをして体を揺らすからだと思っていた
お日様の笑い声が葉のあいだからこぼれ
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