さやかとニャンズと病気の部屋

病気関連記事はお気に入り登録をして頂かないと見られません。申し訳ありません。

全体表示

[ リスト ]

「大人の流儀・・・」



 誰しも、苦難に立ち向かわなければならないとき。人に優しくありたいと思ったとき。どうしようもない力に押し潰されたとき。自分のふがいなさが嫌になったとき。大切な人を失ってしまったとき。どうしようもない悲しみに包まれたとき。・・・いったいどんな行動を取るべきなのだろうか・・・


 そして、大好きな人に手紙を書きたくなったとき。上司に意見をしなければならないとき。人を叱らなければならないとき。嫌でもケンカをしなければならないとき。そしてまた、耐えられない悲しみに包まれたとき。こんなとき、大人と言われる人達ならどう考え、どう振る舞うのだろう。


 「敗れて学ぶこともある」「命をかけて守るべきもの」「大人が葬儀で見せる顔」「大人のラブレター」「愛する人との別れ」など、千差万別の流儀があるのだろう。それに信念をもって実践している人はとても少ない。大人が個性を失って、人を叱れなくなった時代・・・そんな時代に大人が人を叱る時の心にも流儀がある。


 その昔、時代を先駆けた男たちは、R・チャンドラーの小説中の名台詞「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。・・・」そんな時代が今は懐かしい。人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている。「人はそれぞれ、いろいろ事情があるから・・・」そういう言い方をして目の前の出来事を直視しない人達もいる。


 人間一人が、この世を生き抜いていこうとすると、他人にはとても言えない事情をかかえるものだ。それは当人以外の人には想像がつかぬものがある。他人には、入り込めない領域なのだ。シンガーソングライターの佐野元春は、『つまらない大人にはなりたくない・・・』(ガラスのジェネレーションより)と歌ったが、若い頃には気がつかないものがある。・・・


 だが真の『大人』というもの、どんな事情をかかえていようともブレない『軸』をもって突き進んでいかなくてはいけないと思う。いつまでも子どものままでは、本当に自分を見失ってしまう。自分は組織を離れ独立して生きてきて数年がたち、今改めてそんなことを心から実感している。


 人間は人それぞれ、本当に大事なものを失った時、心の中の時間が止まってしまう。そして、長い年月を経て、時間がまた動き出す時、1つの流儀が出来るのだと思う。・・・私の流儀は、「遊びにも全力をつくすこと・・・」である。仕事は暗にさぼる事が出来ても、遊びは常にしんけんで、手を抜く事が出来ないのだ。・・・


 先日、田中好子さんが、55歳の生涯を静かに閉じた。「私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でも、その時は必ず、天国で被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の務めと思っています。・・・」酸素マスクを外しながらの最後のメッセージには、日本中が涙した。彼女の最後の流儀だった。・・・


 「あなたはまだ若いから知らないでしょうが、哀しみにも終わりがあるのよ。・・・」数年前に見た映画での老婆のセリフを思い出した。「死は哀しいものだ。しかしそれは、『二度と会えなくなる』という意味において、それ以上でも以下のものでもない。そのことに気づくには、たくさんの時間がかかったが、哀しみにもいつか終わりが来るのだ。


 哀しみがあるから、人は酔ったり歌ったりしたとき、心から笑うことが出来るのかも知れない。つまり、生きるということは、ある意味で、哀しみそのものであるとも言える。大事な人を亡くした時・・・人それぞれの対応がある。泣き叫ぶのも、じっと悲しみをこらえて耐え忍ぶのも・・・それぞれ大人の流儀があるのだと思う。





( pray for Japan 「日本への祈り」・・・from メイク)




転載元転載元: クライミング・ルート (幸運の女神に,後ろ髪はない・・・)

閉じる コメント(4)

顔アイコン

なんか考えながら読みいってしまった・・・
哀しみや苦しみがあるから、泣けるし乗り越えたときに笑える。
ママ・・・お互い心の底から笑える日がくるといいね。
それまでゆっくり生きよう(*^^*)

2011/5/22(日) 午後 7:26 [ ]

顔アイコン

大人の流儀か・・・・
20歳代最後に世話になっていた、食品商社の社長に教えられた言葉を思い出しました。

その社長は、夫婦や家族は生涯を共に過す時間が長い分だけ、喜怒哀楽を共有することが多いが、お互いの気持ちが通じ合い楽しい生活を送れば送るほど、別離の辛さが大きくなる。常に付かず離れずの距離感とお互いが悔いを残さない生活を営むことが、一番大切だ。

逝く時に、一緒に居られて好かったとお互いが思えるように毎日を一生懸命過しなさい。(仕事・遊び・恋愛すべてが楽しくないと嘘になる)下を向いて歩くな! 上を向いて歩こう!

20年以上たった今でも、この言葉は心の片隅に残っています。
今、私は同じことを若い世代に伝え、前向きな生活を送ってほしいと思います。

人は一人では生きてゆけない、常に支えあって生きているのだから。
必要のない人間なんて存在しない、生を受けて誕生したのだから、世の中の何かの役に立っているのだから。

なんて、いつも自問自答をしています。

2011/5/22(日) 午後 9:53 [ tyoronori ]

楓ちゃん

そうだね。
そうありたいね。
いつか必ずね。

2011/5/23(月) 午前 1:40 さやか

tyoronoriさん

いい言葉ですね。
確かに仰る通りだと思います。
深入りしすぎないで、いい距離を保って付き合うのって、結構難しいですよね。
簡単そうで一番難しいと思います。

いいお話をありがとうございました。
また勉強になりました。

2011/5/23(月) 午前 1:43 さやか


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事