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(写真は映画「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」のパンフレット)
♣見えないはずの手錠が見えてきました!!。 10月31日、東京の日本教育会館で映画「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」の完成記念上映会がありました。金聖雄(きむそんうん)監督が3年前から映画作りに取り組んでいるという話は聞いたことがありましたが、いったいどんな映画を作るのかは想像もできませんでした。 ♣狭山事件は1963年5月1日に女子高校生が殺され、23日に被差別部落の24歳の青年石川一雄さんが逮捕された冤罪事件です。50年が経過しています。この事件を映画にするとしたら、支援する解放同盟の市民集会とか、弁護団の話、当時の事件現場を再現する場面などが出てくるのかと思ったら、冒頭で狭山丘陵の川沿いをランニング姿で走る石川さんが登場します。 (写真は上映後に舞台あいさつする石川さん夫妻と金監督)
♣逮捕から32年後に仮出所した石川さんは徳島の海で早智子さんと出会い結婚しました。映画は、二人でその海へ行きます。剣山に登ります。そして狭山で暮らす二人の食事の場面が何度かありました。石川さんは出所後酒を一滴も呑みません。再審開始して無実になるまでは、なんとしても健康で、というのです。食事は1日2食、ぜいたくをしないで、実に質素です。 ♣映画は事件の筋を追うのではなく、2人の日常をたんたんと映す105分のドキュメントです。石川さんは、無実となるまでは、両親の墓参りもしないと決心しています。さらに、兄の六造さんウメ子さん夫婦の家にもカメラは入ります。ウメ子さんは、事件から1年後に結婚しました。当時は殺人犯の兄の妻ということで、たいへん苦労だったと思います。「みんな忘れちゃったよ」というウメ子さんの言葉が印象的でした。これらの映像を描く中で、50年間石川さんから自由を奪ってきた「みえない手錠が見えてくる」のです。 ♣映画は闘争的ではありません。しかし、それでいいと思います。力のある人は拳を握り、歌をうたえる人は歌を、楽器を演奏できる人は演奏を、できることをしたらそれでいいと思います。えん罪に苦しむ人を見て黙っていられない、それで叫ぶ、詩を書く、文章を書く、写真を撮る、映画を作る、それが多くの人に知られることになると思います。これから全国で上映会が開催されます。どうぞ、見てほしいと思いました。 ◆映画「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」 http://sayama-movie.com/# (写真はFB「狭山事件の再審を実現しよう」のノジマミカさんと妻です) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★ ……………………………………………………………………………… 『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に 事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し、事件の真実を明ら かにする。400字詰めに換算し1200枚のノンフィクション。 ◇最新刊・全国で好評発売中。定価本体3200円。 http://amzn.to/Ki1dhf ……………………………………………………………………………… 『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・304ページ 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。 ◇在庫が少ないため一般書店では築地の弘尚堂書店で、ネット書店 では「アマゾン」で購入できます。定価1800円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page019.html ………………………………………………………………………………… 『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332ページ 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。 ◇第2版・全国の書店で発売中 定価1700円・税 http://p.tl/5THt …………………………………………………………………………… 『橋本夢道物語 妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』 殿岡 駿星著・46判上製・424ページ、口絵8ページ 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯 ◆最新刊◇全国の書店で好評発売中 定価1900円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page005.html ………………………………………………………………………………… 『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。 ◇全国書店・アマゾンでも発売中 定価1900円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page002.html …………………………………………………………………………… 『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し舞台を埼玉に移したパロディ小説 ◇全国書店で発売中 定価本体2300円・ http://p.tl/S1VL ……………………………………………………………………………… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」 http://www.mag2.com/ ★☆ブログ「殿岡駿星つれづれ日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777 ★☆ブログ「勝どき・狭山事件の会」http://blogs.yahoo.co.jp/sayama506351 ★☆ 著者への連絡は syunsei777@ybb.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |

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