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(画像は手ぬぐいで両手を後ろ手にしばられていた様子です。絵・殿岡駿星) ♣狭山事件で無罪を主張して再審開始を求めている石川一雄さんの弁護団は17日、新たに無実を証明する証拠が見つかったとして、記者会見をしたそうです。その映像がFBで流れました。重要な内容なのでシェアさせてもらいました。
♣被害者の善枝さんの死体は両手を手ぬぐいで後ろ手に縛られていましたが、この手ぬぐいは近くの「五十子米店」が配ったものの1本で、その1本を事件があった1963年5月1日から、5日後の6日に捜査に来た刑事に、石川さん宅から受け取っています。映像によりますと、弁護団は石川さん宅にこの手ぬぐいがあったこと自体、無実を証明しているとしています。ところが、検察側は当時、石川さん宅では、TBSが6日に流した「手ぬぐいの映像」を見て、家族が工作したものだと主張していました。 ♣しかし、今回弁護団が開示された手ぬぐいから、TBSの放送記録を調査し、TBSのニュースは「6日の正午」に流したという記録が残っていました。刑事が石川さん宅から手ぬぐいを受け取ったのは「6日の午後零時20分」となっているので、わずか10数分の間に家族が工作するのは不可能である、と主張しています。 ♣わたしの著書「狭山事件の真犯人」「狭山事件 50年目の心理分析」でも、この手ぬぐいについては触れていますが、そもそも「五十子米店」のネーム入り手ぬぐいで死体を縛ったこと自体が工作ではないか、と推理しています。死体は抵抗しませんから、もし生きているときに、手ぬぐいで縛ったとしたら、埋める直前に外すはずです。ネーム入りの手ぬぐいを残したら、あとで証拠になってしまうからです。ですから、真犯人は死後に、捜査を攪乱するために、あえて自分には無関係なネーム入り手ぬぐいで死体を縛ったのではないか、と結論づけたのです。 ♣このほか、死体はタオルで目隠しされていましたが、これも意味のないことだと推理しました。このタオルも「月島食品」のネーム入りでした。死んだ人は目が見えないのですから、目隠しする必要はありません。それもネーム入りでは、犯人が特定されてしまう可能性があります。それで、これも死後に捜査を攪乱するためにしたことだと判断できるわけです。 ♣当時の捜査は、これらの真犯人の工作にまんまと引っかかって、被差別部落の青年の犯行と決めつけ、石川さんが逮捕されてしまったのです。今回の「TBSニュース」の時刻と、手ぬぐいの受け取った時刻の矛盾を認定し、一日も早く再審開始の決定をするべきだと、わたしは主張します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★ ……………………………………………………………………………… 『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に 事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し、事件の真実を明ら かにする。400字詰めに換算し1200枚のノンフィクション。 ◇最新刊・全国で好評発売中。定価本体3200円。 http://amzn.to/Ki1dhf ……………………………………………………………………………… 『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・304ページ 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。 ◇在庫が少ないため一般書店では築地の弘尚堂書店で、ネット書店 では「アマゾン」で購入できます。定価1800円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page019.html ………………………………………………………………………………… 『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332ページ 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。 ◇第2版・全国の書店で発売中 定価1700円・税 http://p.tl/5THt …………………………………………………………………………… 『橋本夢道物語 妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』 殿岡 駿星著・46判上製・424ページ、口絵8ページ 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯 ◆最新刊◇全国の書店で好評発売中 定価1900円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page005.html ………………………………………………………………………………… 『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。 ◇全国書店・アマゾンでも発売中 定価1900円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page002.html …………………………………………………………………………… 『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し舞台を埼玉に移したパロディ小説 ◇全国書店で発売中 定価本体2300円・ http://p.tl/S1VL ……………………………………………………………………………… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆お知らせ◆ ◇有料のメルマガ「殿岡駿星・真相の噂」がスタートしました。ニュースの裏でささやかれる「真相の噂」を追求します。また、書き下ろし小説「忠臣蔵外伝・毛利小平太」を連載しています。毎月第2・第4月曜日に配信、登録料は月額300円です。 「まぐまぐ http://www.mag2.com/」 ……………………………………………………………………………… ★☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」 http://www.mag2.com/ ★☆ブログ「殿岡駿星つれづれ日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777 ★☆有料メルマガ「殿岡駿星 真相の噂」http://www.mag2.com/ ・毎月第2・第3月曜発行・月額300円。 ★☆ 著者への連絡は syunsei777@ybb.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |

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