|
(写真はフジ「三億円事件45年目の新証言」のタイトルカバー)
◆◆☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
「勝どき・狭山事件の会」 2013/12/22 ☆★☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★☆★☆★☆★☆★◆◆ ♣21日午後9時から、フジテレビが「三億円事件」で2時間10分の長時間ドキュメントドラマを展開しました。「タイトルカバーにわたしの著作『三億円事件の真犯人』を使いたい」という連絡をフジの関係者から受け、OKしましたので、関心を持って見ました。
♣当時活躍しました、たくさんの刑事とか、事件の周辺人物に直接会って取材している点はよかったと思います。しかし、残念だったのは、自殺した警察官の息子に焦点をあてて、その少年が所属していた暴走族「立川グループ」に疑いを持つ鈴木刑事の証言を中心にドラマが展開されてしまっていたことでした。
♣わたしが、「三億円事件の真犯人」を書き、出版した最大の理由は、少年と、その所属した暴走族グループは事件と関係ないことを証明するためでした。例によって、「自殺したから犯人」という短絡的な推理をしてしまっているのです。
♣少年を知っている人たちは「盗みの常習犯」とか、「オートバイを乱暴に運転をしていた」、「一面では優しいところもある」などと、情緒的な証言をしていました。しかし、それでは、三億円事件の犯人である証拠とはいえません。少年の知り合いのY氏は、「事件後にマンションを購入していた」などという証言もありましたが、それだけで犯人なら、マンションを購入した日本人のみんなが犯人になってしまいます。
♣特に、時効になる直前に、暴走族グループをもう一度調べて、犯人に仕立て上げようとしたのですが、この捜査が間違いでした。なぜ、科学的な捜査ができなかったのでしょうか。昔ながらの刑事の勘に頼る捜査では、あれだけの知能犯は捕まりません。鈴木刑事の根拠のない推理がドラマの中心になっていましたが、本当に残念としかいいようがありませんでした。
♣おそらく、狭山事件でも、あのような非科学的な捜査、刑事の勘に頼る捜査が行われたのでしょう。犯行現場の近くに住む青年が、厳しい取り調べの末に自殺してしまったのです。そして、次に餌食にされたのが、石川一雄さんです。逮捕され、自白に追い込まれ、有罪となり、そして50年です。情けないとしかいいようがありません。一方、「石川さんが犯人でなければ、自殺した青年が犯人だ」と、世間ではいまだに犯人扱いされています。とんでもない、稚拙で非科学的な推理です。
♣三億円事件は謎が多過ぎて、真相が分からないから、いつまでも興味が尽きないのでしょう。しかし、45年も経過しているのですから、もうそろそろ真相に目を向けるべきではないでしょうか。鈴木刑事は「多摩農協の脅迫は別の事件だ」といっていました。しかし、わたしの推理では、同じ事件です。「脅迫と強盗は別だ」といいますが、その脅迫があってこその、三億円事件なのです。これを別だといっては、永久に真犯人には接近できません。
♣こうして、自殺した少年を灰色の状態にしたままのテレビドラマを45年目に放送してしまう、マスコミの安易な姿勢は、本当に問題です。広い意味で考えると、これも一つのえん罪事件だとわたしは思います。
(写真は「三億円事件の真犯人」の表紙です) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★ ………………………………………………………………………………… 『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332ページ 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。 ◇第2版・全国の書店で発売中 定価1700円・税 http://p.tl/5THt ……………………………………………………………………………… 『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に 事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し、事件の真実を明ら かにする。400字詰めに換算し1200枚のノンフィクション。 ◇最新刊・全国で好評発売中。定価本体3200円。 http://amzn.to/Ki1dhf ……………………………………………………………………………… 『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・304ページ 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。 ◇在庫が少ないため一般書店では築地の弘尚堂書店で、ネット書店 では「アマゾン」で購入できます。定価1800円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page019.html …………………………………………………………………………… 『橋本夢道物語 妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』 殿岡 駿星著・46判上製・424ページ、口絵8ページ 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯 ◆最新刊◇全国の書店で好評発売中 定価1900円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page005.html ………………………………………………………………………………… 『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。 ◇全国書店・アマゾンでも発売中 定価1900円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page002.html …………………………………………………………………………… 『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し舞台を埼玉に移したパロディ小説 ◇全国書店で発売中 定価本体2300円・ http://p.tl/S1VL ……………………………………………………………………………… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」 http://www.mag2.com/ ★☆ブログ「殿岡駿星つれづれ日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777 ★☆ブログ「勝どき・狭山事件の会」http://blogs.yahoo.co.jp/sayama506351 ★☆ 著者への連絡は syunsei777@ybb.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |

- >
- 芸術と人文
- >
- 文学
- >
- ノンフィクション、エッセイ


