「狭山事件の真犯人」(勝どき書房)

次回、第35回「夢道サロン」は2019年9月14日「橋本夢道資料室」で開催します。

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                             (写真は「夢道サロン」で説明した善枝さんの死斑図)
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 「勝どき・狭山事件の会」 2014/11/11
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◆「夢道サロン」で狭山事件の死斑図を説明
 
11月8日の「夢道サロン」で、わたしは、狭山事件の被害者善枝さんの死斑図について話しました。その話の内容について説明します。
 
狭山事件は1963年5月1日に発生、同4日に被害者善枝さんの死体が見つかっています。その死体には背中の部分にも死斑がありました。善枝さんはうつぶせの状態で発見されましたから、本来なら死斑は胸や腹に出るはずなのです。人は死ぬと血液が重力に従って下に流れます。ですから、仰向けに寝かせると、背中に、うつぶせに寝かせると胸や腹に死斑が出るのです。
 
ところが、図のように善枝さんの死体は背中にも、胸腹にも死斑が出ているのです。これはどういう意味を示しているのでしょうか。善枝さんは1日午後3時過ぎまで、学校にいましたから、それから殺されて、4日午前10時に見つかるまでに、最初は仰向けに寝かされ、埋めるときにうつぶせにされたことになります。
 
同23日に逮捕され、その後自供した石川一雄さんは、当然犯人なら説明できるはずの、そのことに全く触れていないのです。殺してから、芋穴に逆さに吊して置き、脅迫状を善枝さんの自宅に置いてから、芋穴に戻って農道に穴を掘って死体を埋めたと自供しています。
 
1972年に京都大学の上田政雄医師が鑑定しておりますが、芋穴に吊した場合には、このような死斑は出ないので、真犯人が殺してからどこかに数時間仰向けに寝かせて置いたはず、と主張しています。いったい、犯人は善枝さんをどこに寝かせておいたのでしょう。
 
仮に、石川さんが芋穴に吊したのが事実だと仮定しても、さらに農道に穴を掘って埋める理由が考えられません。死体を芋穴から出して、埋めるような面倒なことをなぜしなければならないのでしょうか。要求している身代金は20万円です。それも、取らずに逃げてしまった、犯人が、なぜそんな面倒なことをしたのでしょう。
 
犯人の殺人目的が、身代金の20万円よりも、農道に死体を埋めることだったのではないか、と思いたくなるほど矛盾した事実です。石川さんは、無期懲役刑で現在仮釈放中ですが、51年間えん罪を訴え、再審開始を求めて闘っています。この、死斑の状況を見ても、石川さんの無実は分かるはずです。一日も早く再審開始を決定してほしいと思います。
 
○ 善枝さんの死斑が叫ぶ「冤罪」と(駿星)
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★次回「夢道サロン」は2015年1月17日(土曜日)を予定しています。午後2時から勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催しますが、テーマは特に決めません。自由律俳句の「橋本夢道」、冤罪「狭山事件」など、参加者が語るテーマを中心に進めたいと思っています。そして、その内容を「夢道サロン」「FB」などで発信していきたいと思っております。狭い部屋なのでサロンはすでに満員です。参加希望の方は事前にメール、または電話をください。 
syunsei777@ybb.ne.jp   090-8024-5610
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 ★〜★〜★〜★〜★ 参考図書の紹介★〜★〜★〜★〜★
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『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁
 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に
事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し、事件の真実を明ら
 かにする。400字詰めに換算し1200枚のノンフィクション。
◇初版・全国で発売中・築地・弘尚堂書店に常備。
     定価本体3200円。 http://amzn.to/Ki1dhf
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『橋本夢道物語  妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』
  殿岡 駿星著・46判上製・424ページ、口絵8ページ
 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯
  ◇全国の書店で発売中・「月島・相田書店」に常備 定価1900円・税別
  http://www.geocities.jp/syunsei777/page005.html
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『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著   ・46判上製・304ページ
 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。
  ◇在庫が少ないため一般書店では築地の弘尚堂書店に常備。
   勝どき書房で直売もしています。定価1800円・税別
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『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著   ・46判上製・332ページ
 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。
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                    http://p.tl/5THt
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『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ
 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。
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  http://www.geocities.jp/syunsei777/page002.html
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『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁
 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し、舞台を埼玉に移して真相に迫る。
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★☆ 著者への連絡は  syunsei777@ybb.ne.jp
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