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(写真は「夢道サロン」に参加してくれた細田加代子さん)
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「狭山事件の会」 2015/01/19 ☆★☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★☆★☆★☆★☆★◆◆ <「夢道サロン」第1弾>
◆細田加代子さんの「429号法廷」について証言
東京地裁「429号法廷」というのをご存じですか。わたしは、「夢道サロン」で細田加代子さんが説明してくれるまで、その実態は詳しく知りませんでした。1月17日の「夢道サロン」に細田さんが来てくれて、この「429号法廷」について説明してくれました。
細田さんは、えん罪事件と思われる、特に公務執行妨害事件や威力業務妨害事件の傍聴をして、ネットのメルマガで報道してくれています。その中で、昨年11月5 日に、特定秘密保護法に反対して国会で靴を投げて、威力業務妨害罪に問われた事件のAさんの裁判に傍聴しようとしたときでした。「429号法廷」の入り口で、傍聴人に対する所持品検査や全身金属探知機を使っての異常な検査を受けたのです。
「429号法廷」は、警備法廷ともいわれ、傍聴人の支援者がたくさん来ることを想定して、特別に監視を強化しているのが特徴です。ほかの法廷のように、穏やかな感じでなく、廊下には鉄柵を置き、入り口で全身金属探知機検査があり、一人ずつ手持ちのバッグの中身などを調べます。細田さんは、金属探知が終わり、バッグの中の貴重品と筆記用具まで検査されました。今回は筆箱の中に入っている小さなホッチキスを「凶器なので預かる」といわれたのです。ふつうのホッチキスでなく、筆箱に入る小型のものです。明らかに嫌がらせです。このような検査を受けると、「もう傍聴へ行くのは嫌だ」という気分にさせられる、それが目的なのだと細田さん。
検査したのは、メガネをかけた太めの職員で、カーキ色の制服を着ていました。「これは凶器」といったので、「このホッチキスのどこが凶器なのか」と説明を求めました。すると、職員は説明をしないで「凶器です」と言い張るのです。細田さんは、ホッチキスを筆箱から取り出し「良くみなさい、どこが凶器なのか説明しろ」と声を荒げていったのですが、職員はついに説明できませんでした。
次にノートを見ると、「何か入っているかもしれないので、開けて下さい」と言われました。「ノートの中身を見る事は検閲行為です。憲法21条2項に検閲禁止が明文化されています」と厳しく注意しました。すると中は見ないで「パラパラふって下さい」と言われました。ノートの中に何か隠してあるか疑ったのです。ここ迄くると完全に嫌がらせとしか思えません。そこで、「何の権限でここ迄するのか」と問いただしました。すると、
「裁判長の指示です」との答えが返ってきました。 「裁判長がこの様にやれと言ったのですか」というと、職員は無言。細田さんは職員を無視して傍聴の列に並び、傍聴することができました。職員もそれ以上追及しないかったのです。しかし、細田さんは「429号法廷」の警備はかなりエスカレートしていると感じました。
細田さんは、念のために刑法での凶器について調べました。すると、刑法208条の2(凶器準備集合及び結集)では「凶器とは、人の殺傷、物の損壊を本来の用途として作製された器具、または本来他の用途のために作製されたものであるがその用法によって直ちに殺傷、損壊をなしうるような物体を言う。前者を性質上の凶器、銃砲刀剣類がこれである後者を用法上の凶器、鉄棒、斧、包丁、ハンマーなどがこれに属する。⑵用法上の凶器とは社会通念上、用法によっては人の生命、身体または財産に害を加えるに足りる器物 であるという危惧を人にいだかせるものでなければならない」というものでした。
ホッチキスは性質上の凶器はもちろんの事、用法上の凶器にも当然該当しません。警備法廷で職員による理不尽な扱いが今後行われたら、凶器についてはこの見解を示して反撃抗議しなければ、といっています。
それから、最近「転び公妨」というのがあるそうです。職質などで、警官に囲まれ、手荷物検査を拒否すると、その中の一人の警官がわざと転んで「警官を倒したから公務執行妨害で逮捕する」となるのそうです。両手を胸に置いて手を出していないのに、転んでしまい、逮捕です。このようなことがあったら、救援連絡センター(03-3591-1301)「ゴクイリイミナイ」へ電話してくださいと、ということでした。弁護士が応援してくれるそうです。
救援連絡センター http://qc.sanpal.co.jp/
○ 筆箱のホチキスが泣く寒の入り(駿星)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★次回の「夢道サロン」は2015年3月14日(土曜日)午後2時から4時の予定です。勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催しますが、今回のテーマは特に決めません。自由律俳句の「橋本夢道」「狭山事件」「えん罪」「邪馬台国」など、参加者が自由に語るテーマを中心に進めたいと思っています。そして、その内容をブログ「夢道サロン」「駿星つれづれ日記」「狭山事件の会」などで発信していきたいと思っております。初めて参加希望の方は事前にメール、または電話をください。 syunsei777@ybb.ne.jp 090-8024-5610
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