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◆写真は「狭山事件」について話す殿岡駿星。
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「狭山事件の会」 2015/03/20 ☆★☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★☆★☆★☆★☆★◆◆ ◆「夢道サロン」報告第4弾「いも穴に落ちていたビニルの風呂敷」
3月14日の第9回「夢道サロン」では、わたしは狭山事件の「ビニルの風呂敷の意味」について話しました。1963年5月1日に発生した狭山事件は、4日に被害者の女子高校生の死体が発見されます。死体は、農道に埋められていました。ところが、その農道は平らになっていたのです。
近くを歩いていた農家の人が、掘った跡があったので、捜索していた警官に届け、死体が発見されました。ふつう、人の死体を埋めると、掘った土が山になるのですが、狭山事件の場合は、平らだったのが大きな疑問でした。死体から20メートル離れたいも穴の中に、ビニルの風呂敷が落ちていました。その風呂敷は、2か所ちぎれていたのです。実は、そのちぎれた部分は掘り出した死体の上に、置いてあった細引きひもに結ばれていました。その細引きひもは、24メートルの荒縄の先についていました。そして、荒縄は4本に切断されていたのです。
◆写真はビニルの風呂敷と左右のちぎれていた部分のイラスト
(「狭山事件 50年目の心理分析」から)
これは、いったいどういう意味を持っているのでしょうか。犯人とされた石川一雄さんはそのことについてなにも説明していません。わたしは、いったいこのビニルの風呂敷は、どのような役割を持ったのか、いろいろと推理してみました。それで、ビニルの風呂敷を用意して、細引き紐で結び、さらにその先に24メートルの荒縄と結んだのです。
すると、土を入れて放り投げるに便利な道具ができたのです。近くの農家の畑で実験をしたことがあります。ビニルの風呂敷に土を入れて、周囲の畑にまくと、みるみるうちに土は消えて畑の中に消えてしまうのです。これで、いも穴に落ちていたビニルの風呂敷の意味が分かりました。しかし、犯人でない石川さんにそれが説明できるはずがありません。
もし、身代金を奪うための誘拐殺人ならば、死体を埋めた土を周囲にばらまくような、そのような手の込んだ犯行をする理由もないのです。死体をいも穴に放り込んでおけば簡単に処理できるはずではないですか。このビニルの風呂敷は石川さんの無実を証明する証拠でもあります。
わたしは、今年8月に開催される、障害者の教育権を実現する会の「人権と教育」夏期合宿で、この狭山事件の真相と問題点について講演させてもらうことになりました。ここでも、このビニルの風呂敷について説明したいと思っております。
◆写真は最近読んだ本の話をする鈴木清司さん
今回初めて参加してくれました「安藤昌益と千住宿の関係を調べる会」の役員をしている鈴木清司さんは、最近読んだ4冊の本を持ってきて、感想を話してくれました。一つは
「九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響 」(加藤直樹著) で、関東大震災で数多くの朝鮮人や社会主義者が殺された事件を取り上げています。もう一つは「原子力ムラの陰謀・機密ファイルが暴く闇」(今西憲之著・週刊朝日取材班監修)です。1995年に起きたもんじゅのナトリウム漏れ事故の際に謎の死をとげた「動燃(現在は日本原子力研究開発機構(JAEA)」の幹部・西村茂生氏が残した膨大な資料から浮かび上がる、原子力村の闇に焦点を当てています。それと、安藤昌益関係の2冊、「守農太神と呼ばれた男・小説安藤昌益」(伊澤芳子著)と「安藤昌益に魅せられた人びと・みちのく八戸からの発信」(近藤悦夫著)です。 特に近藤さんは、八戸出身の歯科医で一昨年、鈴木さんとわたしたち「調べる会」の一行が八戸へ安藤昌益の史跡を見学に行ったときに案内してくれました。ところが、この本が出版される直前、昨年6月ガンのために亡くなってしまったのです。65歳でした。鈴木さんは、「この本は安藤昌益の入門書として、分かりやすく書いてあるので参考になる本です」と紹介してくれました。
○老木よやっと芽を出す彼岸入り(駿星)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★次回の「夢道サロン」は2015年5月9日(土曜日)午後2時から4時の予定です。勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。テーマは特に決めません。自由律俳句の「橋本夢道」「狭山事件」「憲法・政治」「邪馬台国」など、参加者が自由に語るテーマを中心に進めたいと思っています。そして、その内容をブログ「夢道サロン」「駿星つれづれ日記」「狭山事件の会」などで発信したいと思っております。参加費は無料、お菓子などの持ち込みはしないでください。終了後に近くのフードコートで自己負担方式の打ち上げあり。参加希望の方は事前にメール、または電話をください。 syunsei777@ybb.ne.jp 090-8024-5610 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★ ◆本にしたい原稿がありましたら、どうぞご相談ください。 ……………………………………………………………………………… 『心思出会い―俳句往来・雑唱―』信田紅穂著・四六判並製400頁 著者の代表句「聖書読む唯それだけのクリスマス(紅穂)」は芭蕉 俳句大会で最優秀賞を受賞。橋本夢道の友人でもあり、奥さんの句、 東急電鉄で安全衛生管理担当をしていた時代の論文、随筆、終戦前 後の学徒動員日記、横浜交響楽団合唱団の思い出、新聞への投稿な ど、人との出会いを大切にしてきた著者の自分史的な内容です。 ◇初版・書店には置いてません。勝どき書房で直売のみ。 頒価3000円(税・送料込み)。 ……………………………………………………………………………… 『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に 事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し、事件の真実を明ら かにする。400字詰めに換算し1200枚のノンフィクション。 ◇初版・全国で発売中・築地・弘尚堂書店に常備。 定価本体3200円。 http://amzn.to/Ki1dhf …………………………………………………………………………… 『橋本夢道物語 妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』 殿岡 駿星著・46判上製・424ページ、口絵8ページ 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯 ◇全国の書店で発売中・「月島・相田書店」に常備 定価1900円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page005.html ……………………………………………………………………………… 『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・304ページ 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。 ◇在庫が少ないため一般書店では築地の弘尚堂書店に常備。 勝どき書房で直売もしています。定価1800円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page019.html ………………………………………………………………………………… 『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332ページ 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。 ◇第2版・全国の書店で発売中 定価1700円・税 http://p.tl/5THt ………………………………………………………………………………… 『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。 ◇全国書店で発売中 定価1900円・税別 http://www.geocities.jp/syunsei777/page002.html …………………………………………………………………………… 『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し、舞台を埼玉に移して真相に迫る。 ◇全国書店で発売中 定価本体2300円・ http://p.tl/S1VL ……………………………………………………………………………… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」 http://www.mag2.com/ ★☆ブログ「殿岡駿星つれづれ日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777 ★☆ブログ「夢道サロン」 http://blogs.yahoo.co.jp/tukisimamudou ★☆ブログ「勝どき・狭山事件の会」http://blogs.yahoo.co.jp/sayama506351 ★☆ブログ「勝どき書房」 http://blogs.yahoo.co.jp/koureipaso ★☆ 著者への連絡は syunsei777@ybb.ne.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |

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