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●「狭山事件 50年目の心理分析」の表紙の写真
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☆ 「狭山事件の真犯人」(勝どき書房)」 ☆
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2019/05/23 (殿岡駿星)
◆狭山事件から56年
5.23不当逮捕糾弾集会へ向けて
石川一雄さんのメッセージ◆
◆不当逮捕56カ年糾弾再審実現集会へ向けて
5.23 石川一雄さんのメッセージ
再審の扉を開けぬまま、不当逮捕56年を迎えてしまったことは至極残念で悔しい思いでありますが、第3次再審においては、私の無実を示す証拠は沢山提出されているので、必ずや再審開始を勝ち取るべく、今年も県下各地より決起集会にご参集頂けたものと思われ、例年の事ながら、支援者各位に心より感謝の意を表しておきたいと思います。
私は当然の事乍ら、今時の第3次再審請求に命を懸けて活動を展開している訳ですが、恐らく現在の状況から察して、今年の後半は裁判所が鑑定人尋問などの事実調べをおこなうかどうかのヤマ場を迎えると思われ、それだけに、皆さん方の最大限のご支援は不可欠であり、皆さんのご理解とご協力を伏して願わずにおれません。
一方、弁護団も確定判決で有罪の根拠と指摘した全ての証拠と検察官の反証・反論に対して、科学や医学の力をもって潰した上で、裁判所に鑑定人尋問と再審開始を求めて意見書を提出する由であり、だからこそ、今が如何に重要であるかを皆さんの胸に刻んで頂きたいのです。裁判所を動かすのは,一にも二にも世論の喚起でないかと思うのです。
楽観できませんが、前述のように、私を殺人犯にデッチあげるため、警察、検察の自白の強要、証拠のねつ造、証拠隠しがおこなわれ、長い闘いの年月を要しましたが、これだけ冤罪の真相が新証拠によって暴かれた今、最早、真相究明のために、法廷の場で明らかにしないわけにはいかないと思います。
そのためにも、あせることなく今の第3次再審の闘いで必ず勝利するとの決意で、私も全力で闘って参りますので、何卒皆さん方も私の冤罪を晴らすべく可能な限りご支援を賜りますよう衷心よりお願い申し上げて、不当逮捕56カ年糾弾再審実現集会のご挨拶に代えさせて頂きます。
2019年5月23日
石川 一雄
「冤罪 狭山事件」より全文転載 http://www.sayama-jiken.com/ ;
◆「南瓜大玉の日の本國憲法私案」の著者
南瓜大玉先生の意見◆
狭山事件は1963年5月1日に発生した。その月の23日に石川さんが逮捕された。そのころの報道では、だれもが石川さんの犯行だと思った。なにしろ、石川さんの自宅勝手口の鴨居の上から、被害者の女子高校生の使っていた万年筆が出てきたんだから、それが報道されたら世間ではみんな犯人だと思ったね。
しかし、殿岡駿星氏の書いた「狭山事件 50年目の心理分析」によると、その万年筆はニセモノだった。とにかく、これほど徹底したでっち上げ事件は、珍しいね。女子高校生は学校帰りに殺されて、カバンも教科書も死体とは別の場所で見つかった。カバンの中に筆箱がなかったので、おそらく犯人が持ち帰ったのだろうと警察は考えた。しかし、筆箱の中にあった万年筆だけを石川さんが持ち帰ったのだろうか。
石川さんは字をほとんど書けなかった。それなのに、万年筆だけを自宅に持ち帰る必要があったのだろうか。さらに、問題はその万年筆のペン先がほとんど使用していない、という検定結果が出ている。中のインクがブルーブラックだった。ところが、女子高校生は殺される前日まで、ライトブルーのインクを使っていた。だれが、インクを取り替えたのか。
万年筆が置いてあった、勝手口の鴨居というのは、戸を開けたらすぐ上だ。外からだれかが手を伸ばせば置ける場所だ。そんなところに、女子高校生の万年筆を隠すだろうか。仮に石川さんが犯人だったら、証拠の品をそんな場所に置かないだろう。押し入れの奥とか、天井裏とかに隠すのではないか。いや、むしろ雑木林に捨ててしまうだろう。石川さんは字を書かない人だからね。
殿岡氏の推理によると、逮捕された石川さん宅を捜索しても、証拠の品が何も出ないために、だれかが万年筆を置いたのではないか、というのだ。それも、新品の万年筆だ。インクはライトブルーでなく、ブルーブラックだと思い込んでいた。しかし、女子高校生の家族が「ホンモノ」と認めたので、それは重要な証拠となってしまった。
ワシもその当時は学生だったので、報道でしか事件の内容は分からなかったが、自宅から女子高校生の万年筆が出てきた、と知ったときは、石川さんが犯人だと信じたね。この事件に対する関心はなくなった。ところが、「狭山事件 50年目の心理分析」を読んで、事件がまったく違う筋書きだと分かったのだ。
誤字脱字だらけの脅迫状が女子高校生の自宅玄関に置かれ、家族が警察に届けた。それを読んだ警察は、小学校もろくに行っていない、被差別部落の男が犯人と考えた。最初から差別的な捜査だった。
死体発見の畑の近くに、養豚場から盗んだスコップが見つかった。このスコップで死体を埋めたと考えた警察は、養豚場で働いている男たちを調べた。捜査の範囲を狭山市の被差別部落に住む、字がかけない、養豚場と関係がある、血液型がBの男を捜した。石川さんが浮かんだ。
石川さんは養豚場で働いていた。血液型もB、字が書けない。犯行当日のアリバイがなかった。5月23日に逮捕した。実際には殺していないのに、矛盾だらけの自白を誘導した。
詳しい話は「狭山事件 50年目の心理分析」を読んでもらえば理解できるが、殿岡氏はこの本で、真犯人がだれか、と断定していない。読めば、なんとなく真犯人らしい人物が浮かんでくる。しかし、それはあくまで、浮かんでくるだけで、その人物が犯人とはいっていない。
しかし、世間では殿岡氏の推理を「○○氏犯行説」とかいって、まるで真犯人がだれかを断定しているようにいっている人がいる。それは大間違いだ。それから、殿岡氏の説を否定する意味で、「犯人は女子高校生の死体を農道に埋めているが、とても一人では不可能で、故に殿岡説は間違いだ」などと主張している。殿岡氏によると、死体を埋める点だけをクローズアップして、単独犯を否定するのはおかしい、という。
たしかに、その通りだ。殿岡氏の推理は多岐に亘っている。死体を埋める事実はその一部だ。それだけを、否定して、推理を全部否認するのはおかしいね。まあ、とにかく読んでみてくれ。
そして、石川さんが無実と確信したら、56年もえん罪に苦しんでいる一人の日の本人を支援してほしい。どんな方法でもいい。國民の一人として、叫んでほしい。人を殺していないのに、殺人者とされている人がいる。それは絶対に許されないのだ。
◆
☆「狭山事件 50年目の心理分析」は全国書店で販売しております。勝どき書房での直売はしておりません。全国の書店で購入を。定価3200円税別
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メール syunsei777@yahoo.co.jp 殿岡駿星
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●「狭山事件 50年目の心理分析」の表紙の写真
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2019/05/06 (殿岡駿星)
◆脅迫状を頭から信じたのでは事件は解決しない
事件発生の日に見つかった脅迫状
なぜ警察はそれに引き込まれたのか?
「狭山事件 50年目の心理分析」
「日の本國憲法私案」の著者
南瓜大玉の意見を聴く◆
1963年5月1日に埼玉県狭山市で発生した狭山事件は、一通の脅迫状からスタートした。
「子供の命がほ知かたら5月2日夜12時に
金二十万円女の人がもってさのヤの門のところにいろ」
で始まるこの脅迫状で、女子高校生が誘拐されたと警察は判断した。
字は下手で、誤字が多く、ところどころ間違っている。たとえば、警察のことを「刑札」と書いたりしている。警察は、この字から、小学校もろくに行っていない、被差別部落の男が犯人と考えた。
しかし、小学校もろくに通っていない男なら、「刑札」とは書かない。「けいさつ」とか「ケイサツ」と書くのだ。「命がほ知かたら」というのも、おかしい。「し」という字を知らないで「知」と書くのは常識的に考えられない。
ところが、警察はそれを「犯人が書いた」と信じてしました。だいたい、脅迫状というものは、犯人が自分の素性を知られたくないので、ウソを書くものだ。「金二十万円」が欲しかったように思えるのだが、実際には「佐野屋」の店の前で、被害者の姉が立っていたが、犯人は「時間がない」といって消えてしまった。
脅迫状は最初からウソだったのだ。詳しい話は、事件の真相をプロファイリングして真相を解明した「狭山事件 50年目の心理分析」(殿岡駿星著・2012年5月23日刊行)を読んでくれたら分かる。それで、今日は狭山事件について「南瓜大玉の日の本國憲法私案」の著者南瓜先生の意見を聞いてみた。
◆南瓜大玉(かぼちゃだいおう)先生の話◆
「狭山事件 50年目の心理分析」は、内容的に充実していて勉強になった。これを読めば事件の真相は解明できていると確信する。
ただ、残念なのは、事件発生当初、警察が脅迫状の内容を信じてしまった。実際には、金を目的にした誘拐ではない。女子高校生を強姦して殺した事件なんだ。しかし、「二十万円」というのに、引っ張られて、佐野屋の前に被害者の姉を立たせ、そこへ来た犯人を取り逃がしてしまった。
最初から「二十万円」が目的でないと分かっていたら、犯人が現れた瞬間に警察官が突撃したはずだ。しかし、金が目的だと信じていたので、姉の前に現れたところで、現行犯逮捕しようとしていた。ところが、犯人は金よりも、逃げるのが目的だったので、消えてしまった。
消えてからも、刑事たちはしばらく待っていた。もう一度、金を奪いに出てくると思ったのだ。なにしろ「金二十万円」を持って来いと犯人が脅迫状に書いているので、必ず金を取りに来ると思ったのだ。それが、そもそもの大間違いだった。
なぜ、警察は脅迫状の書いてある文字を信じてしまうのだろう。かつて、西宮で朝日新聞の阪神支局事件があり、記者二人が散弾銃で撃たれ死傷した。この事件の場合も、その直後に犯行声明があった。
警察は、この事件の場合も、犯行声明の内容を信じてしまったようだ。犯行声明は、右翼の犯行と思わせる内容だった。それで、右翼関係者を徹底的に調べたらしい。しかし、ワシは最初から、この犯行声明の内容はウソだと思ったね。
狭山事件と同じだよ。本当の話を書いたら、犯人が分かってしまう。「反日・朝日」と書いているが、具体的にどの記事がどのように「反日」なのか書いていない。それも、阪神支局の記者が殺されたのだから、阪神支局のどの記事がおかしいのか、書いてもいいはずだ。その後、名古屋の社員寮、静岡支局、東京本社などを攻撃したが、なぜ名古屋なのか、なぜ静岡なのか、声明文で説明はしていない。
ワシは、阪神支局の記者を殺傷した動機は、まったく別にあると推理した。警察は見当違いの捜査をしたんだと思う。だからといって、犯人がだれなのかは分からない。ただ、右翼関係者ではないと思うね。
狭山事件の場合も、脅迫状から、小学校の3年生ぐらいから学校に行かなかった、石川一雄さんを逮捕した。まともに、字が書ける男は容疑者にならなかった。そして、石川さんは血液型がBで、被害者の体内にあった精子からB型の男が犯人と分かったので、ますます容疑が濃くなった。
しかし、字が書けない男が犯人なら、最初から脅迫状は書かないだろう。誘拐したら、被害者の自宅に電話したらいいだろう。「20万円用意して佐野屋の前にいろ」と伝えたらすむ話だ。それを、脅迫状にした理由はなんだ。脅迫状は犯行現場から4キロも離れた被害者の自宅に運ばなければならないが、電話なら犯行現場近くの公衆電話からかければ済むのだ。
ワシは、警察の捜査方法が失敗だったと思うね。「狭山事件 50年目の心理分析」を読んで、つくづくそう思うよ。
狭山事件は、発生から56年も過ぎてしまった。えん罪に苦しんでいる石川一雄さんは80歳になった。再審開始を求めて今日も闘っている。どうか、支援してほしい。事件について知りたい人は、ぜひ殿岡駿星氏が書いた「狭山事件 50年目の心理分析」を読んでほしい。
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◆第2回「自由俳句の会」は6月8日第2土曜日午後2時から開催します。メール投稿も可能です。季語や、575のリズムにこだわらず、自由な気持で俳句を作り学ぶ会です。橋本夢道の俳句を学び、また自作発表の場とします。投句の中から金銀銅賞を選定し、ブログで報告します。年会費は1000円です。
メール syunsei777@yahoo.co.jp 殿岡駿星
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◆「新聞記者はなぜ殺されたのか」殿岡駿星著・46判並製・328頁
毎朝新聞さいたま支局記者が殺され、さいたま困民党を
名乗る犯行声明が届いた。親友の記者が編集局長から
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