この間、別の作業をやっていて、いくつかの発見がありました。 「深追いするな、解けない謎は残る」という友人の忠告をその通り、と思いながら、横山秀夫氏の警察小説「深追い」ではありませんが、巧妙・卑劣な真犯人を許せないという思いで、局地戦に執着しています。 時間をかけて考え続け、脅迫状をにらんでいると、時間をかけた分、新たな発見がありましたので、いずれ、まとめたいと思います。 その過程で、公判調書を読み直し、「新推理・狭山事件27 犯行現場不在証明(アリバイ)ー最終目撃者は誰か」について、書き落としていた次の2点を追加しました。 1つは、下校時刻について、「妹の下校を確認しに行った中畑賢一さんの『1年生なら3時頃帰った』(5月9日付供述調書)、『2時か2時半にはみんな帰ってしまってだれもいない』(1審第2回公判証言)という学校用務員の証言」を追加しました。「3時23分頃下校」の利根敏子さんの供述調書を動かせない定点として考えるのは、やはり、問題がありそうです。 2つ目は、「せっかく2審第60回公判において、『くしくも1日だけ入間川の北側の第1ガードにおったと聞かされて、何か、そこに待ち合わせとか、そういうことがあったんじゃないかと思って聞いているんですが、あなたのご判断はどうですか』という山上弁護人の質問に対して、善枝さんの兄の賢一さんは、『まあ、本人としてはそうだったのかも知れませんが』と答えているのである。弁護団が、この待ち合わせの相手について、関係者を追求していないのは残念である。」という部分の追加です。 もし、2審でこの待ち合わせの相手と、最終目撃者、最終食事が「深追い」されていれば、石川さんのアリバイは成立し、営利誘拐・強姦殺人事件という事件像は覆り、2審で無罪判決となったのではないでしょうか? 今からでも、遅くないと思うのですが・・・ (131028 甲斐仁志)  にほんブログ村
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